『悪魔とのおしゃべり』
悪魔とのおしゃべり
2017.10.30 さとうみつろう
サンマーク出版
この本は、主人公の前に真理を説く人があらわれて…という内容になっています。なんとその正体が「悪魔」なのです。
しかも、その「悪魔」の話し方や主人公とのやり取りが時には、バカっぽく、時には、心に刺さるような考え方になっています。
今回は、僕が読んで人生のレベルアップにつながった、3つを紹介します。
1.正しさを疑え!
「人間の苦しみはいったいどこからきているのか、考えたことはあるか??」と悪魔が問いかけてきます。
続けて悪魔はこう言います。
あなたの苦しみは、全てが「正しさ」のせいであり、苦しみは正しさの副作用である!!
人間は正しさ以外の方法で、苦しむことはできない、だからこそ正義感の強い人ほど、苦しむことになる。
それどころか、自分が何を「やりたい」かを言うことすらできない、それゆえに抱え込んだ「正しさ」のせいで、自分の世界を小さくしてしまっているのだ。
僕はこの著書を読んだのは約1年間ですが、正しさを疑ってきて実感しています。
なんで、これが正しいのだろう?
なんで、これが当たり前に行われているのだろう?
そうやって、いままで正しいと思ってやっていた行動がバカバカしくなり、世界がとても広がりました。
例えば
・コンビニのサラダって温めたらおいしんじゃね?
・お風呂って毎日入らなくても良くね?
・パンツって毎日着替えなくても生活できるんじゃね?
そうやって、正しいとされていることを徹底的に疑え!
「正しさ」は、外側ではなく、自分の内側にある「正しい」を疑え!
「悪」だけが、貴様らに残された可能性なのだ!
ワッハハハハハー
悪魔はまたこんなことを言います。
悪魔
「理解できるアドバイスなど聞く意味がない」
理解できない領域にしか、「新しい可能性」はないのだ、理解できないアドバイスにこそ、耳を傾けるのだ!
「悪」とは、全ての「正しさ」を疑い、超えていく者たちの称号だ!!
2.悪い人は、いつも笑っている、正義の味方は、いつも怒っている
主人公が、友達とケンカをして怒っていました。
そうすると悪魔がまたこんなことをささやきます。
相手に怒るのは、相手に「期待している」からだ!
どんなケースでも、「怒り」が発生しているなら、その先に絶対に期待しているのである。
全ての怒りは相手のせいではなく、相手に期待している自分のせいだ!
誰にも何も期待していない人間は何にも怒ることができない
世の中を自分の期待通りする不可能な夢を見るより、世界への期待を捨てることだ!
悪魔のがさらに、自分にも期待しない事で、何にも怒らない人間になれるといっています。
自分に、自分で期待して、自分が怒っているWW
・「過去の自分」への期待(後悔や失望のイライラ)
・「未来の自分」への期待(理想とのギャップいらいら)
・「今の自分」への期待(焦りイライラ)
僕も一年間これを実践してきました。
本当に、人に対して、起こった物事に対して怒らなくなります。
怒らない事で、心の余裕が生まれました。
期限に間に合うことを期待していないので、焦らないし、起こられてもいいやぐらの感覚でいます。
昔の自分なら、されたら嫌なことだったことも、期待しない事で何のストレスも無くなり、友好関係もスムーズにいきました。
あなたも、今日から全ての期待を捨てましょうwww
3.運を悪くする、良い方法
悪魔はある時こんなことを言ってきます
「運」を良くすることは誰にもできない。
あなたは「運」を良くしようとしたことはありますか?
小学生のときにじゃんけする前に、色んな方法でやってました。
他には、ゲーセンのコインゲームでボタン連打とかしてましたねww
「運」の反対にあるのは、「実力」ですよね。
努力して頑張って試験に合格したときに
友達に「運が良かったね」なんて言われたら殴りたくなりますねwww
悪魔は言います
「運」と「実力」は正反対で、相いれない存在なんだ!
・要するに、「実力」以外の部分を「運」と呼んでいるのだ!
「運」とは「わたし」が関与していない行動のこと
ということは、「運」よくしようといしてる時点で「実力」
「運」を良くしたくば、「実力」の割合を下げろ!!
「実力」を下げる行動をとる時点で「実力」なのである
よって「運」は絶対によくできないWWWWW
まとめ
今回『悪魔とのおしゃべり』の中から3つ紹介させていただきました。
この本は、さとうみつろうワールド全開で、意味不明なことを言っていることもありましたが、常識を疑ういいきっかけになり、人生のレベルアップに欠かせない著書だと思います。
漫画チックで、喋り言葉で書かれれているので、なにか悩んでいることがあったらぜひ読んでみてください。