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20230108_PGF生命Presents「ニューイヤー・ミュージカル・コンサート」

コンサート概要

開催日程…2023年1月7・8・9日
キャスト… ベン・フォスター Ben Forster
     アダム・ジェイコブス Adam Jacobs
     レイチェル・タッカー Rachel Tucker   
        真彩 季帆
MC …  溝渕 俊介
Conductor…若林 裕治

セットリスト

めんどくさいので画像でごめんなさい

私がミュージカルコンサートを観に行く理由

Twitter等でいろいろなミュージカルファンの方とつながっていますが、
本当にミュージカルファンといってもそれぞれの観点で追いかけられているなぁと日頃感じていて、中には「ミュージカルは作品としてみたい」という方も多くコンサートはいいやという方もいらっしゃるので、私がなぜ特に海外招致キャストのミュージカルコンサートを好んで観に行くか。という理由を記しておきます。

理由は大きく3点
絶対的な声量もふくめた最高峰の「歌」のテクニックを堪能できる
 …私はもともとミュージカルは音(歌唱や楽曲)から入っているので、そこを最大限満足あるいは、超えてくる歌のパフォーマンスは見逃すことができません。やっぱり日本人俳優でそこまで感じさせてくれる人は、いないとは言いませんが少ないです。残念ながら。
推しのパフォーマンスを日本で観れる
 …今までいうと、ラミン・カリムルー、ノーム・ルイス、ハドリー・フレイザー、トニー・ヤズベック、マイケル・アーデン、アンディ・ミエンタス、ジェシー・ミュラー…などなどなどなど
なかなかウエストエンドやBwayに渡航して観れるとは限らないので、やはり第一線の俳優たちのパフォーマンスを日本でみれるのはうれしい限りです。
※毎回こういったコンサートがある度に、アンケートにジェレミー・ジョーダン、アーロン・トヴェイト、ジョナサン・グロフ(モギ的花の御三家)を必ず書くようにしています。
海外招致のキャストコンサート・来日公演を応援する
…主にシアターオーブにいえることですが、そもそもミュージカル専門劇場として、海外キャスト招致のコンサートや来日公演を主たるコンセプトとして作られた劇場ですが、やはり収支が厳しいのか少しシュリンクしています。それを応援する意味でも観に行くようにしています。

ニューイヤーコンについては、もう観ないと年が明けない「初詣」的イベントになっているのもありますね。

で。今回の感想とおすすめ動画

今回ももうモリモリ!!!
いうことがない満足感でした!
語彙が足りないので、もう圧倒されて感想が浮かばいないので、キャストそれぞれで印象に残ったところを、過去動画と共に残しておきます。

・レイチェル・タッカー
前回来日時に見れなかったので私は初見だったのですが、もちろんウエストエンドを中心とした活躍ぶりはすごいの一言。
今回のコンサートで一番圧倒されたのは彼女でした。
ハスキーな地声から発せされる低音から、ものすごい圧力があるベルトボイス。1幕目の「Cabaret」第2幕の「One Night Only」にやられつつ、ラストの「Defying Gravity」ではOrbが割れるかと思いました。
歌詞よりなにより、声や圧がグッときて涙が出てしまうことってあるんですね。

彼女の持ち歌でCome From Awayの「Me and The Sky」も聞きたかったけど、日本だと認知度がないのと、新春という意味ではラストが辛すぎる曲なのでダメだったかーとなっていました。素晴らしいので動画だけあげておきます。

ベン・フォスター
前回の「Voice of Westend」ぶりなので2回目の拝見でした。
彼といえばやっぱり2012年の「ジーザス・クライスト・スーパースター」でのキリスト役で、前回のVoWで彼の「ゲッセマネ」を生で聴いた時にぶっ飛んだので、今回も楽しみにしていました。

ただ今回、ちょっと声の調子がベストでなかったのか高音が調子悪そうで、
「ゲッセマネ、大丈夫かしら」となったのですが…
いやああああああ、なんのなんの。今回も海が割れました。(それはモーゼ!)
あれは歌唱にプラスオンされた演技力ですね。やああー----。となりました。
彼のPhantom(Music of the Night)をはじめてソロをちゃんと聴いたのですが、Phantomでした。異次元に誘われました(笑)
※Orbは音のいい席で観るに限る!!

アダム・ジェイコブス
みんな大好き!!!!アラジン!!!!
期待を裏切らぬアラジンっぷり。舞台に登場した瞬間、思わず「あ。アラジンだ」と声が出そうになるぐらいアラジン!
すごいですね。「この役はこの人!」という役を自分に持っている人って。
そしてそれを観られるのも貴重です。
アラジンから何曲が歌ってくれましたが、なんと言っても
「Proud of Your Boy」は泣きそうになりました。

もちろん、アラジン以外の曲も華があって素敵!
特に私はベン・フォスターとのデュエット、「スターライト・エクスプレス」の「I am The Starlight」が久しぶりに聴いたのもあったのと、ベンとアダムのキャラに合っていて好きでした!
アダムは全体的にちゃんとミュージカルとしてのお芝居を、各曲にきっちり入れ込んでいるので印象的。

真彩 希帆
あまり宝塚を追いかけてないのもあるのですが、娘役の方の方がこういうコンサートや歌(特にソプラノ)は素晴らしいという印象があり、
今回の真彩さんもその一人ですね。
ジャズやオペラ調、なんでもござれ!という感じで、他のキャリア的には上のキャスト陣にも引けを取らない素晴らしさ。
姫ね!姫!
「Think of Me」よかったです!!あれを四季以外で初めて聞いたかも。

やっぱり…
私はミュージカルコンサートも好き!
ジェレミー・ジョーダンをはやく召喚して!!!!!!
こうなりゃ、東急でもアミューズでも読売でもTBSでもキョードー東京でもどこでもいいよ!!!!!

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