日記20210203
品質トラブルを未然防止するための手法であるFMEA法とFTA手法を学んだ。
FMEAはある製品で故障が発生した場合にシステムが受ける影響や、ある業務工程でミスが発生した場合に後工程が受ける影響を解析するために用いられる。
一方、FTAはある製品で故障が発生した場合の故障部位の特定や、新製品の故障の未然防止のために用いられる。
非常に効果的な手法であるが、業務にある程度精通した段階でないとこの手法が真価を発揮しないと感じた。FTAの演習で「石油ストーブによる火災」のFT図を作成したが、石油ストーブの知識があまりなく、要因分析を深いレベルで行うことができなかった。これは実際に自分が行っている業務でも同様のことがいえる。自分の業務を深く理解しないと、FMEA・FTA法を知っているだけで終わってしまう。まずは今の業務にしっかりと向き合おう。