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2018版『十二月記』冬
2018年がどんなものだったのか振り返る。サブカル者のモトタキからみた12ヶ月をご笑覧あれ。まずは冬。
2018年1月
ポプテピピックの衝撃から始まった2018年。 正月に和歌山に帰省したついでに南方熊楠記念館を訪ねる。雨だった。
大学の友人Oが大阪から車で滋賀で働く友人Kを拾って和歌山を来訪。折角なので淡嶋神社を詣る。人形供養で有名で、USJのお化け屋敷に呪いの人形の貸出をしたそうな。あの人形たちの写真を眺めると首の後ろが痛くなる。あまり良くない気がする。
FGOのストーリーのコミカライズがスタートしたのも熱い。葛飾北斎の娘・お栄実装。 『旅かえる』『くまといっしょ』のスマホゲームをレビュー。旅かえるは暫くやっていた。くまといっしょは全クリしてやめた。
芸能記者も活発に活動。K1アワードやグラドルのRaMuや恵比寿マスカッツの藤原亜紀乃、アイドルの須田理夏子ら他多数を取材。 ミスフラッシュグランプリ2018や東京オートサロン2018、ベルスルール新製品発表会にも顔を出して、小倉優子や渡辺美奈代を取材。
番組視聴コラムは「YOUは何しに日本へ」を担当。しらべぇで連載。
ネットトレンドとして興味深かったのは、都市伝説「きさらぎ駅」に関する記事が静岡新聞に掲載や「1000年前に坊主をしていた記憶を持つ人物の問答」ぐらいか。
プリキュアシリーズ『プリアラ』最終回や正月恒例番組『芸能人格付けチェック』で5000円のワインが100万円のワインとほぼ全員が勘違いする『ロスピタレ・ド・ガザン』が話題に。このワインは見つけたら飲んでみたい。
2018年2月
新宿ライブフリークの「パンクナッツパーティ」に参戦。システム上の兄弟子である巨四郎氏がボーカルつとめるハードドランク・パンク・バンド『盆暗』のライブを体験。凄い世界。切り取られてきたパンクがそこにあった。
アニメ界隈では、『ポプテピピック』の進撃は止まらず。「ヘルシェイク矢野」がバズワードとしてツイッターランドを席巻。今から思い返しても、やっぱりポプテピピックは取り組みが面白かった。
一方、二度目の黒歴史と呼ばれる『封神演義』が放心演技と揶揄られる。伝説の原作反復横跳びが炸裂。人肉ハンバーグまで封神されないストーリー展開にファン困惑。アニメ実況勢の間で、「ナツコ脚本は鬼門」の合言葉すら生まれる。
『けもフレ』たつき監督による趣味のアニメ『へんたつ』が公開。 また、少しアニメとは違うが、藤井聡太が羽生竜王を破る。チートっぷりがラノベばりだと話題になり、『りゅうおうのおしごと!』の作者がツイッターランドでハッスル。
芸能的には、大杉漣の早すぎる死去。個人的に『夜汽車の男』を想起した人たちのツイートをトゥギャる。 岡崎体育のファンクラブ騒動。より貢献してくれたファンへのお返しを模索するシステムを開始。炎上。
松屋銀座のガトーショコライベントで熊田曜子を取材する機会あり。ケインズ東京のガトーショコラを試食。至福。 石川さゆりの生歌を聴く取材もあった。「採点なんて歌のうまさに関係ない」と一蹴するのが面白かった。
山崎真美の写真集販売記念イベントの取材をし、ヘルシーカクテルのイベントで石田純一を取材。
芸能に関して、役得取材の多い月だった。
ジャパン・アミューズメント・エキスポ2018にて、アプリ『クイズマジックアカデミー』のイベントで声優をつとめたのんを取材。ついでに最新アケゲーに触れる。ホラーなVRゲーも堪能。
ゲームと言えば、スマホゲー『真・女神転生リベレーション』イベレポで火将ロシエルを取材。 ゲーム内容に関する簡単な質問を投げたつもりが、しどろもどろな返答で申し訳ない気持ちになる。
ツイッターランドでモンハンワールド実況が落ち着き始める。自分も購入し、ソロで駆け巡る日々を過ごす。コアなゲーム勢は、だいたいやりこんだ頃合いだった。
ツイッターランドでは、”魔女集会で会いましょう”タグが流行。素敵な創作絵が流れる時間は最高。
年中行事”節分の日”に、珍しい民話が流れてきて興味深く読む。小ネタだが商家では「福は内、鬼も内」と掛け声をすることがある。鬼と大荷をかけるわけだ。毎年ツイートするが誰からも気にされずに流れていく。
ツイッターアカウントの凍結が2017年末から流行っていたが、この月に「ツイッター社の詫び老人」に対する言及がされる。 苦情申し立てに来た人たちに対して、詫び老人が謝罪するという。目撃者多数。敬語で物腰柔らかだそうだ。だが実在するかどうかは、やはりよくわからない。妖怪として、語り継がれていきそうだと感じる。
2018年3月
新宿末廣亭で『ドラクエ落語』を拝聴。新作や古典とドラクエの融合に笑う。太田記念美術館の『江戸の女装と男装』展を観覧。コスプレ文化が江戸からあることを改めて知る。『hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭』がお台場で開催され、FGOの葛飾北斎とコラボ。夜の部を見て回る。
江戸文化づくしの月。
アニメ界隈は『ポプテピピック』が終了。そして、『おそ松さん2期』もひっそり終了。たつき監督の『傾福さん』地上波アニメ化に盛り上がるファンたち。この時期に劇場版『シティーハンター』の公開が決定。魔術士オーフェンのアニメ化も決定し、個人的に10代の頃を思い出す。
芸能方面では賞金一億円争奪『リアルカイジGP』が開催。東京予選会場に突撃取材を敢行。動き回る極楽とんぼ山本に興奮。
逆に草彅剛とユースケ・サンタマリアのゆるいバラエティ『ぷっすま』最終回で、江頭2:50が大暴れ。
山崎真実が写真展を開催して、2ヶ月連続取材。前回の写真集発売記念イベントと全く同じ質問が飛ぶ。記事にならないと判断して、ぶっこんだ質問をした結果、「清純派で通してきたので、今までのファンは無理やりさせられているのではと心配していますが、自分で股開きました」なるパワーワードを聞き出すことに成功。この日の取材に参加したメディアのタイトルに、この文言が踊る踊る。
東大駒場キャンパスで矢口真里とウーマン村本それぞれのゲスト講演を取材。矢口真里やウーマン村本の面白さをガッツリ堪能。
SODアワードの取材にも参加。紗倉まなが頭一つ上抜けた実力の持ち主であると肌で実感。可愛い。
六本木アイドル企画の取材で、ホリエモンを人生二度目の取材。彼の頭の回転の早さを信じて、打ち返しづらい角度のふわっとした質問を投げてみると、ズバッと返ってきて「さすが…」と勝手に感心。あのコメント力は見習いたい。
ソフマップのライブコマースの取材にも参加。ファン・ビジネスの未来の姿を見る。
ツイッターランドでは、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが話題に。こういうネットトレンドな人たちへの突撃インタビューをやっていた頃がなんとなく懐かしい。
最後の3頭だったキタシロサイの絶滅。それに繋がる密猟の闇がツイッターランドで騒がれる。PS『ワンダートレック』を想起。絶滅危惧種について考えさせられるゲームだった。
ゲームといえばFGOで「コマンドフェイズからタクティカルフェイズに戻る」基本的な動作の改善でユーザーが盛り上がる展開もあった。