第3話【ポンコツ同級生2人が綴るエッセイ】
こんにちは!3話目になります。楽しんでいただけたら幸いです。
▶前回の記事と簡単なプロフィール
前回の記事
文章担当:元屋みや
漫画・イラスト担当:籐花
私たちのテーマソング
\\\それでは本編スタートです///
▶タクシー最強!ついた先で見たものは…
お金に糸目をつけずに旅行をする!と決めた私たちは、東武日光駅にてタクシーを拾って、日光東照宮までやってきた。
日光東照宮そばのタクシーのりばは、日光東照宮がある坂の上にある。バス停は坂の下にあるようで、坂の下から登ってくる人が見えた。私たちは運賃500円程度でチートできたことを心底安心した。体力ないのでめっちゃ得をした気分になった。
日光東照宮近辺のストリートビューを見るとよくわかるのだけど、日光東照宮はとても苔むした世界だった。雨も相まって幻想的な空気をぷんぷん醸し出していた。
五重塔と苔むした灯篭
小雨は降るものの私は傘を持つのが嫌なので、基本折りたたみ傘など持ち歩かない。籐花はしっかりと折り畳み傘を持ってきており、さっと傘を用意していた。同い年だと言うのにこの違い…。アラフォーだというのにちゃんと用意していない私は、気を使って傘に入れてくれる籐花に甘えることにした。いつものことである。
▶雨の日の日光東照宮
人ごみを避けるために、雨の多い6月の平日を狙って日光に来たのだけど、それでも人はそれなりに居た。そして、傘をさすと人一人のスペースが傘の分必要になるので、人と人がすれ違うのが大変だった。掲載している写真では人少な目だけど、奥に行けば行くほど人ごみになっていった。特に階段の下りが半端なく怖い。籐花が怖がりながら降りていた階段はこれ。
手すりは無いし、角度もそこそこあるし、雨降ってるし、で怖い。そして、右側に並ぶ灯篭もみて欲しい。
階段の反対側も灯篭が並んでいる。
通路は整列する灯篭だらけ。
石の灯篭の中に、いかつい恰好、真鍮?の灯篭もあってテンション上がる。
私は並ぶ灯篭が面白くて灯篭ばっかり撮って、籐花は漫画の資料になるかも!と建物や景色を取りまくっていた。
この作りこみすごくない!?まさに圧巻!ただ、傘が邪魔で写真撮りにくい…。
周りに人がうじゃうじゃしててなかなかうまく取れなかったけど、見ざる言わざる聞かざるはストーリー仕立てらしい(日光移動教室に行った長男情報)。説明を読みたかったけど人混みが苦手すぎて私はここはギブアップ。うぷっ。
この日、日光東照宮内では挙式が行われていたようで、移動している新郎新婦+親族の行列を偶然みることができた。世界遺産でする挙式はおごそかで、きらびやかで、素敵だった。特に観光にきている外国人のテンションがとても高かった。
途中、観光地ではありがちのグループ写真撮ってくれる方がいて、自分たちのスマホで撮ってもらいつつ、向こうのカメラでも撮られ「写真購入できますけどいかがですか?」というトラップに引っかかる。
トラップと分かりつつ「写真買う?どうする?」と籐花に聞いたら「私は要らない」と言うし、私も要らない派なので「よし。とるだけ撮ってもらって写真は買わないでいこうぜ!」と相談してからトラップに引っかかりに行ったのは内緒。
▶おまけ
どうでもいい報告ですが、2話目と3話目の間に私も籐花も誕生日を迎え大台に乗りました。同じ1月生まれなんですよ。
お互いに誕生日は「おめでとー」「ありがとうー」とLINEでやり取りしない関係です。
そこら辺ドライな付き合いの2人。
◇◇◇
第4話目に続く…