電気代ハック(高圧電力限定)

親の零細企業の電気契約で、電力会社の制度の抜け穴?を見つけたので、ご紹介したい。

この方法は、大手電力会社と高圧の電気契約を契約中の方限定であり、
地域も限定されるニッチなものである。

だからこそ、これまで電気に関心のなかった中小零細企業の方に届く記事となると考える。

【本記事の対象】
現在の契約が、一般の高圧向けメニューであり、かつ契約先が
①東京電力で、群馬、神奈川、山梨、栃木
②東北電力で、岩手、秋田、山形
③中国電力で、岡山、山口
④四国電力で、高知
の各県に契約がある方にとっては、必ず値下げにつながる
裏技のようなものです。


この裏技を使ったことにより、
年間使用量が約50000kWhの工場の電気代が、年間▲15万円
安くなる方法です(皮算用ですが笑)

加えて、特典もある(これは別にいらないのですが笑)
裏技です。

その方法は、
水力100パーセントプランを選択することにより、
燃料費調整制度適用外の契約に移る、という方法です。

このプランに変わることで、エコに気を使っている企業!
という良いイメージも手に入れることができます。
(というか、安くするために入るメニューじゃないです。本当は。笑)

具体的には、
①東京電力の場合、
 電源群馬水力プラン、アクアDEパワーかながわ、やまなしパワーNEXTふるさと水力プラン、栃木ふるさと電気
②東北電力の場合、
 いわて復興パワー水力プレミアム、あきたEねオプション水力、やまがた水力プレミアム
③中国電力の場合、
 おかやまCO2フリー電気、やまぐち水力100プラン
④四国電力の場合、
 高知家応援電気「水力100パーセントぷらん」

への切り替えをしてみてください。
ただし、入る前には、

今の契約から切り替えた場合の試算を必ず取ってください。大手電力会社であれば、丁寧に対応してくれるはずです。

そして、注意点として、「環境のことを考えて入りたい。」と言って、試算の申し込みをしてください。まちがっても安くなる、とか、そういうことは言わないように。難癖をつけて断られるかもしれません。。。笑
建前ってやつで。行きましょう。

最後に、
具体的な減少額ですが、
高圧の2022年7月の燃料費調整単価と、水力プラン加入料の比較ですが、
①東京電力の場合、
 燃料費調整単価:3.95円/kWh
 水力プレミアム:1.02円/kWh
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 差額     :2.93円/kWh 
 →月4000kWhくらい使ってると、月1.2万円、年間14万円の削減

②東北電力の場合、
 燃料費調整単価:4.49円/kWh
 水力プレミアム:1.1円/kWh
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 差額     :3.39円/kWh 
 →月4000kWhくらい使ってると、月1.4万円、年間16万円の削減

③中国電力の場合、
 燃料費調整単価:5.22円/kWh
 水力プレミアム:1.0円/kWh
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 差額     :4.22円/kWh 
 →月4000kWhくらい使ってると、月1.7万円、年間20万円の削減

④四国電力の場合、
 燃料費調整単価:3.95円/kWh
 水力プレミアム:2.2円/kWh
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 差額     :1.75円/kWh 
 →月4000kWhくらい使ってると、月0.7万円、年間8万円の削減


このように、電力会社で差がありますが、対象の県の
高圧の工場や病院は、必ず契約を変更したほうが良いと思います。

エネルギー価格高騰、乗り切っていきましょう。
みんなで同じ部屋で過ごす、冷蔵庫を開ける回数を少なく
だとか、そんなことを言ってくる政府なんて無視して、
我々零細事業者は、自助努力で制度をハックしていきましょう!

来月、来年生き残るために。
ガスの契約でもハックできないか探していますが、
なかなか難しそうです・・・

何か情報ありましたら、コメントいただけると嬉しいです。

頑張っていきましょう。 








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