変動時代の超実践型必須スキル~数倍速の思考法~
どうもMOTOTSUGUです。前回までは投資について書いてきましたが
今回からはマーケティングスキルについて学びそれをここでアウトプットしていきたいと思います。
僕自身ダンススクールを経営していますがやはり集客については
実験と実証を繰り返しながら色々と思考錯誤しています。
そんな店舗ビジネスを行う人の為に実践型の必須スキルを
学んでいきましょう。
■この記事を読むと次の事が理解できます。
・人の数倍の速度で解決策のヒントや議論が出来るようになる
・コンテンツなどを考える速度や制度がダントツに上がります。
・相手に対して何が問題なのかを伝えるコンサル能力が身につく
・管理職であればスタッフ対して正しい答えを見出させることが可能になる。
■この記事を書いた人
MOTOTSUGU:長野県の南信州は箕輪町、駒ヶ根市、飯田市に
ダンススクールを3校展開(リズムドラフトダンススクール)
10年以上の講師歴を持ち下は3歳から上は60歳以上まで幅広い
年齢の方にレッスンを行っている。
キッズの育成にも力を入れ自身の指導するチームをコンテストで
何度も優勝に導く。
飲食業や投資なども今後行っていきたいので現在勉強中。
■この記事の内容
PDCAはもう古い
皆さんPDCAなるものをご存じでしょうか?
・Plan(計画)
・Do(実行)
・Check(評価)
・Action(改善)
この4つの頭文字を取ったもので
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルで繰り返し行い、継続的に業務改善を行っていく多くの企業で採用されている思考法です。
これは非常に理にかなっているし一体何の問題があるのか?
と思いますよね。
しかしこのPDCAは
会社内で企画立案→部下に伝える→現場で実行→
上がチェック→改善→練り直す
この様な流れになっていますがこれは圧倒的に時間がかかります。
昔はこれでよかったかもしれませんが今の時代は目まぐるしく変化して
あらゆるものがハイスピードで進化していく中でこの方法をやっていては
時代について行けず取り残されてしまいます。
ではどうすればいいのか?
そこで今の時代にフィットした思考法がこちらです。
OODA
それがOODA(ウーダ)です。
OODAとは
・OBSERVE(観察)
・ORIENT(理解・分析)
・DECIDE(実行の道)
・ACT(行動)
の頭文字を取ったもので戦場で生まれた思考法です。
戦場ではPDCAなんかしていられません。
現場で観察して判断し自分で判断して実行します。
OODAは上司と部下の間にあるものではなく
部下と現場の間にあるものです。
現場が観察を行い改善施策をしていきます。
皆さん『富士フイルム』という会社をご存じでしょうか?
元々はカメラフィルムを主力事業としていましたがデジカメや
スマートフォンの進化によりデジタル化が進みカメラフィルムなどが
どんどん必要なくなっていきました。
しかし富士フイルムは元来行っていたフィルム事業だけにとどまらずこれまでの写真フィルム製造で培われてきた化学合成などの既存技術を応用して、医療・医薬品、化粧品などの事業を積極的に展開していき新規市場を開拓していきました。
又、既存の資産を用いて新たにインターネットや情報通信など新しい資産を生み出しました。
それがあるからこそ今現在サプリメントなどメディカル・ヘルスケア分野への事業展開を行い戦えています。
いきなりカメラフィルムからヘルスケアに事業展開しても上手くいきませんがこういったステップを踏む事により新規の市場の開拓ができて、
新規の資産を築き新しい事業で勝負できています。
つまり今自分がある資産を他の何かと使い掛け合わせることで新規市場を広げて新規資産を作りだし時代の変化に対応していかなければいけません。
現在は『幅広い知識』を持ち、時代の変化に対応できる人間が重宝されます。
しかし知識をずっと蓄えているのはとても難しい事です。
そこで必要になってくるのが答えを出すための
『方程式』つまりビジネスフレームワークをより多く持つ事が重要になります。
実践型ビジネスフレームワーク
ではここから店舗ビジネスをやる際、実際に使える
フレームワークを紹介していきます。
マンダラート思考法
書き方のイメージは下の図左側を見てください
「目的」→それに繋がる「要因」→要因を実行するためのアクションを書いていきます。
①目的
今回の目的は「集客」なので真ん中に集客と書き入れます。
②要因
その周りの部分に集客に繋がる要因を書き出します。
この時「単語」のみを入れていきます。
※何をするなどの具体的なアクションはまだ書きません。
要因を書き出したらそれを隣のマスの真ん中に書き出しその周りにまた9マス作っていきます。
④行動
次にそれぞれ書いた要因を実行するためには
どのようなアクションをしたらいいかを周りのマスにそれぞれ書き出します。
この時大事なのは
「○○(要因)するためには△△(行動)しましょう!」
まで落とし込んでいく事です。
⑤行動の精査
こうして沢山出たアイディアの中から何を優先的に行い何をやらないかの精査をしていきます。
精査の仕方はお客様の感情振幅が高く実施リスクが低いものから
優先的に実行していきます。
この様な流れですぐに実施できてコストもかからないものから
とりかかっていきます。
こう言ったフレームワークを知っているのと知らないのでは
仕事でのパフォーマンスが大きく変わってきます。
WCM
私達には365日24時間平等に与えられている時間があります。
ビル・ゲイツもマーク・ザッカーバーグ も孫正義も
全員が共通に与えられているのが時間です。
しかし共通で与えられているからこそ時間を無駄にするわけにはいきません。
29,000日
700,000時間
これが人の一生の平均的な日数と時間です。
これだけあるようですがこれしかありません。
刻一刻と時間は過ぎています。
その中で自分が何をしたいのか
何が出来るのか
常にこれを考えていかなければいけません。
①大切にした価値観
②世の中の解決したい不
そしてこのWCMのフレームワークに当てはめ
自分がやりたい事はいったい何か
自分の出来る事は何か
そしてその差が
やらないといけない事
になります。
僕の場合は
Will・・・ダンスを通して沢山の人と繋がりダンスで地域を活性化していく事、自分も含め家族、社員を幸せにしていく事(経済的な部分も含めて)
ダンススクール以外のビジネスの展開(飲食店など)
Can・・・ダンススクール運営、レッスン、育成など
Must・・・集客のためのマーケティングや講師の育成
財務や株式投資、経営者としてのスキルアップ、勉強など
と言った感じになります。
やりたい事をやるためにはあまり得意ではない事もやらなければいけません。毎日を不毛に過ごしていては時代の変化についていけません。
まとめ
・PDCAはもう古い
・今の時代はOODA
・自分の既存資産と既存市場が何かを考えそこから
新規の市場を広げ、新規の資産を作っていく
・いかに沢山のビジネスフレームワークを持っているかが重要
・WCMのフレームワークで自分のやりたい事、出来る事を考える。
以上が今回の学びになります。マンダラート思考法はかなり使えそうですよね。さっそく僕も自分のスクール運営に取り込んで実施していきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。