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『バビロンの大富豪』の要約。稼ぐ手法に裏ワザなんて存在しない

『バビロンの大富豪』子供のころから聞いたことのある本で、お金持ちになる方法的なイメージを持っていました。

この本を読んで感じたのは、稼ぐ方法に裏ワザもなければ魔法もないということ。

教えてくれるのは、七つの鉄則だけ。

この七つの鉄則にしても、現在でも通用する当たり前の資産を増やす方法です。

要はいつの時代も、お金を増やす根本的な手法に大差ないってことだと思います。

ちょっと話は脱線しますが、バビロンと言えばアラフィフ世代の私の場合、「バビロンの黄金伝説」ルパン三世の映画を思い出します。

河合奈保子さんが声優出演していて、河合奈保子ファンの私としては、とても思い出ぶかい作品です。

話は戻って、七つの鉄則の中でも、私がもっとも大切だと思うのは「収入の1割を投資に回すこと」でした。

これは現代でも使える投資法で、1割と言わず2割でも3割でも投資に回すことはとても大切です。

現代に特化していえば、その1割をインデックス投資に割り当てれば、賢く運用できると思います。

目新しい手法を期待しても『バビロンの大富豪』には期待できません。

昔から言われている手法を、コツコツと根気よく継続されば、おのずと資産は増えると『バビロンの大富豪』には書かれています。

その他にも『バビロンの大富豪』には、当たり前のことが書いてあります。

・お金は考えて使う
・お金をコントロールする
・お金を増やす仕組みをつくる
・増やすだけでなく、守るのも大切
・自分の持ち家を持つこと
・将来のためにコツコツ積み立てる
・富を手に入れるには行動すること

こうやって見てみると本当に当たり前のことばかりですが、個人的に、自分の持ち家を持つのは必要ないと感じます。

持ち家を貸せば資産ですが、住むだけなら負債となってしまいますので。

『バビロンの大富豪』はAudible(オーディブル)で聴くことができます。

財布を太らせる(収入の10分の1をたくわえる)

現代で例えるなら、収入の10分の1を預貯金に回すといったところでしょうか?

あとで書きますが現在の金利で考えれば、預貯金に回しても資産を増やすことは難しいでしょうね。

ここはさらっと、収入の10分の1は使わないでとっておくと考えておきましょう。

この考えは当たり前のことで、得たお金をすべて浪費してしまっては、絶対に資産を形成することはできません。

欲を言えば、生活に必要なお金以外は資産形成に回すのがベストですが、これはちょっと難しいかもしれません。

なので、収入の10分の1を資産形成に回すことが、最初の教えになっているんですね。

お金を使うときは、お金が戻ってくる方法を考える

お金が戻ってくる方法…

難しい問題ですが、私が考えるにはリターンがあるものに出資することだと思います。

たとえば、株式投資なんかもリターンがある投資ですよね。

逆に、リターンがない投資は…

家、高級車、高級な洋服、高級料理(接待は別)など、要するに贅沢品はリターンがない不要な出費になります。

そういえば、私の父親の口癖なんですが「生きた借金はドンドンしろ、死んだ借金はするなと言っていました。

これも同じような意味で、リターンがあるものには出資するべきだけど、リターンがないものには出資するな!ということです。

先ほど持ち家に関して必要ないと書いたのは、ご理解いただけたかと思います。

賃貸に回すなら家賃収入がありますから全然問題ないですが、やはり持ち家となると必要ないと考えます。

お金が戻ってくる方法=リターンがある出資

これは実践すべき鉄則だと思います。

知らないことにお金を使うな

自分の知らないことにお金を使うなと言っていますが、確かに正解だとは思います。

人生は限られた時間しかありませんから、自分の知っていること、自分の得意なことにお金を使った方が効率がいいと思います。

これって当たり前のことなんですが、個人的には異議があります。

知らないことでも興味があって儲かる可能性があるものには、時間とお金を投資するべきと考えています。

知らないことでも、チャレンジしなければまったく進歩しないので、そんどんチャレンジしてほしいです。

知らないことに投資すると、お金が逃げていく…

世界一の投資家、ウォーレン・バフェットも知らない職種の株は買うなと言ってますが、ここは無視している私です。

知らない職種を買うなとか言ってたら、チャンスを失う可能性があると思います。

たくわえたお金は投資に回せ、そして賢明なものにしたがえ

たくわえたお金をどう使うか、これは迷うところだと思います。

これまで学校(日本の学校)や親に教わってきたことにしたがえば、メガバンクの預金や郵便貯金が相場だったと思います。

しかし金利がほぼ0の現在は、預貯金が正解と言えるでしょうか?

そもそも世界中を見渡してみると、現金や預貯金が全資産の半分以上をしめるのは、日本だけと言っても過言ではありません。

欧米先進国では、全資産の10%~20%程度が現金及び預貯金となっています。

では、いったい何にお金を投資しているんでしょうか?

いまさらではありますが、株式投資や不動産投資、仮想通貨(暗号資産)などに投資しているのです。

日本においても、一部の人たちにとっては当たり前のことですが、大多数の人にとっては信じられない数字だと思います。

日本の一般的な常識では、株式投資は危険と言われていると思います。

アメリカでは、株式投資以上に順調に上昇している金融資産はありませんし、日本でも長期で株式を保有すれば、大損するのは考えにくいと言えるでしょう。

では現金はどうでしょうか?

40歳以上の人であれば、記憶にあると思いますが、30年前のラーメンの価格はいくらでしたか?

私の住んでいる山口県では、ラーメン一杯300円前後でした。

2021年現在、山口県においてラーメン一杯の価格は600円前後になっています。

ちょっと考えれば分かりますが、お金の価値が半分になっていますよね…

ということは、30年間預貯金に回していても現金である以上、多少の利子がついてもお金の価値は半分になるということになります。

お金を株式投資に回したくなってきませんか?

とはいえ、何を買っていいか分からない、すべての銘柄が上昇するわけじゃない…

そんな不安が当然出てくると思います。

そこで救世主のように現れるのが、投資信託です。

手数料がそこそこかかりますが、投資委信託なら投資のプロ(ファンドマネージャー)が適切な銘柄を選んで組み合わせてくれているので、安心して任せられます。

実際、右肩上がりの投資信託(インデックスファンド)もたくさんあります。

『バビロンの大富豪』が言う、「たくわえたお金は投資に回せ、そして賢明なものにしたがえ」は、現代でいえば投資信託ではないでしょうか?

知識を増やせ、仕事の力を高めろ、そうすれば収入は増え、報われる。

知識を増やせと言いますが、知識を増やすにはインプットするしかないですよね?

となれば、本や動画、ネット記事を読む、知識のある人と話すくらいでしょう。

仕事の力を高めるには、とにかく経験、できる人を見たり聞いたり…

とにかく、繰り返し行動するしかありません。

そうすれば、確かに収入を高めることができ、報われる日がくるはずです。

しかし、本当にそれだけでいいんでしょうか?

ある成功者に聞いたことがあります、「行動するのは当然のこと、もっと大事なのはタイミング。」

要は、大きく波に乗るのはタイミングが大事ってことです。

たとえば、今から15年くらい前にAmazon株を買っていれば億り人です。

これがタイミングってやつで、その時Amazon株が上がるかも…っていう情報はそこらに落ちていたと思うんです。

その情報をそのタイミングで気が付けるかどうか…これが大事です。

まあ、その当時は「そんなわけないじゃん」とか「そんなうまい話があるわけない」とか、そんな程度の情報だったと思います。

そこを拾い上げて、Amazon株を買えば億り人だったんです。

情報をインプットすると同時に、情報を選ぶ力が必要だということです。

最後にまとめ

『バビロンの大富豪』をもとに、いろいろと好き勝手に書いてきましたが、最後にまとめてみましょう。

・知らないものに投資しないのが賢明だが、知らないものに投資しないとチャンスをつかめない
・収入の10分の1をインデックスファンドに回す
・情報をインプットする、そして情報を選ぶ

これが私が書きたかったことです。

要約というよりも『バビロンの大富豪』を使って、書きたいことを書いたって感じですね。

他にはない要約を目指して書いていますので、ご容赦ください。

古いベストセラーはとても有益なんですが、現代の常識とかけ離れていることが多いため、読み手がフィルターを通さないといけない場合があります。

そのまま実践しても、常識外れになってしまうこともあるので注意が必要です。

これを機に、現代版ビジネスの知恵的な本の要約を量産しようかな…なんてことも考えていますので、待てる人は待っていてください。

さて『バビロンの大富豪』ですが、AmazonのAudible(オーディブル)で聴くのがおすすめです。

忙しい現代人は、読書をする時間もなかなか無いのが現状ではないでしょうか?

活字を読むのがめんどくさい…とかいう人にめっちゃおすすめです。

AmazonのAudible(オーディブル)はここから登録して聴いてください。

※速度を上げると早く聞くとときどき言葉が飛んだりしますが、気にはならない程度です。

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