最近のマスタリングの仕方
おはすみよし♪
元住吉菜々緒です!
マスタリングってあんまりやらないんですけど、最近、ボカロ系の投稿祭にちょくちょく曲を出すようになって、その時はさすがにしてるんですよね
やってみると上手くなるもので、今回はその辺りのメモです
マスタリングに限らず、基本的にあらゆる作業はバランスを取る作業、というのが、この元住吉菜々緒のプリンシプルとしてあります
マスタリングは曲間のバランスを取る作業、ミックスはパート間のバランスを取る作業と言えるでしょう
なので、マスタリング対象の一曲だけ聴いてマスタリングするのってあんまり意味がないと思っています
というわけで、まずはリファレンスを用意します
そして、自分の曲とリファレンスを2つのトラックに並べたプロジェクトを用意して、準備完了です
Logicだとリファレンスの方をミュートしておくと、リファレンストラックのソロボタンを押すだけで、自分の曲とリファレンスを切り替えられるのでオススメですね
この元住吉菜々緒の場合は、とりあえずテープシミュレーターをかけていますけど、これは真似しなくて大丈夫笑
テープシミュレーターのVUメーターを見て、赤に触るか触らないかくらいにゲインステージングしています
次にマキシマイザーを挿します
ここでリファレンス登場で、リファレンスと同じくらいの音量に聴こえるようにマキシマイザーを調整します
音量の大きなセクションと、小さなセクション、両方でチェック出来ると良いですね
必要であればコンプレッサーや、オートメーションを駆使して音量合わせても良いでしょう
ここまでで最低限のマスタリングが完了です笑
さらに追い込むなら次は低音です
EQやベースエンハンサーでもって、リファレンスと同じくらいの低音にします
EQはpulteq系のものを使うと、どの帯域に注目するかわかって良いですね
ベースエンハンサーは、rbassやvitaminを使いますね
マスタートラックにローパスフィルターを挿して、低音だけモニターしても良いですね
高音も同様、中域はマキシマイザーかけるときに合ってると思うんですが、気になるなら同じようにすると良いでしょう
それから左右の広がり感ですね
ステレオイメージャーでリファレンスと同じ感じにします
さらにキックやスネアのアタックをコンプレッサーで調整すると良いのですが、この元住吉菜々緒はよくわかんないので放置しがちです
あとは曲のはじまりの無音時間や、終わりのフェードアウトなんかもリファレンスと合わせて出来上がり!です