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「欲」の裏側に隠された自分とは…【ドラえもんに何頼む?】
どうも、日刊【書くメシU30's】マガジン月曜担当の佐々木(@moto_ssk)です。
日刊【書くメシU30's】マガジンは今日から第12週に突入しました。
今日(1月14日)は「成人の日」ですね。
新成人のみなさん、おめでとうございます!大きな目標だけでなく、小さな目標も掲げて毎日彩り豊かな日々を過ごしてくださいね。
小さな目標を掲げるといい理由は、小さな達成を積み重ねることで習慣化していくことができるからと、どこかで聞いた覚えがあります。
習慣化といえば先週のテーマは【#ルーティン】でしたね。
メンバーの【ルーティン】を読んでいて感じたのは、「ルーティン」かどうかは別にしても、自分の「あんなことしたい」「こんなことしたい」をいかに実現していくか?という工夫が大切だなと。
ルーティン化すると「自分やってる感」は出てきますが、それよりもなによりも「あんなことしたい」「こんなことしたい」という「欲」がすべての源泉なんじゃないかなと。誰かと同じやり方を取り入れたとしても、そこに自分の「こんなことしたい」「できるようになりたい」という欲の下地がなければ、いつまでも「ルーティン化」という名の道具探しの域を出ていかない気がしますし、なにより自分の武器になってかないような気がしてます。
そこで、今回はこれまでと少し雰囲気を変え「欲」にフォーカスします。
「こんなことしたい」「できるようになりたい」
どこかで聞き覚えがありませんか?もう少し砕いてみると…
「こんなこといいな」「できたらいいな」
ん?…あ…あっ!
そう!ドラえもん!!
ということで、今回は【#ドラえもんに何頼む】をテーマに更新します✍️
今週は不思議なポッケを想像しながらお付き合いください🙏
*
目次
・ドラえもんに頼むなら「おはなしバッジ」
・「疑似体験したい」という欲求
・読書は最高の「疑似体験」
ドラえもんに頼むなら「おはなしバッジ」
ドラえもんのひみつ道具といえば…
・タケコプター
・どこでもドア
・タイムふろしき
・ほんやくコンニャク
などが有名ですよね。現実世界にて、すでに実現されているひみつ道具もいくつかあるんだとか。
小学生のころ「タケコプター欲しいなあ」とピュアに思ってましたが、図書館で読んだ「空想科学読本」を機に、現実世界で実現する場合どうなるか?という仕組みの方に興味が湧いてしまったのを思い出します。
あ、空想科学読本は超おもしろいです。「SF系の考察本」なんですが、アニメや映画のアレを実現するとどうなるか?を真面目に考察してるんです👇
ちなみにドラえもんのひみつ道具の総数には諸説あるようですが、大体2000前後のようです。そのなかから何を頼もうかと考え、ある程度調べ(笑)、僕ならこれかな!というひみつ道具は…ズバリ、「おはなしバッジ」です。
「おはなしバッジ」を身につけると、そのバッチが収録されていたおとぎ話の内容に沿った出来事が身に起きるんですね。
似たような道具に「絵本入り込みぐつ」がありますが、大きく違うのはあくまで現実世界がメインということです。「絵本入り込みぐつ」は完全に物語の世界に没入しますが、「おはなしバッジ」は起きる出来事はすべて現実世界にて起きるんですね。たとえばこんな感じです👇
1. ジャイアンにいじめられていた子供を助ける
2. その子の名前は「かめ吉」
3. かめ吉の母親はカフェ「りゅうぐうじょう」の人
4. お礼にりゅうぐうじょうでスイーツをごちそうしてもらう
5. (゚д゚)ウマー
参考URL:https://moshimodogu.com/item/ohanashi-badge
では、なぜ僕が「おはなしバッジ」を頼むのか?をお伝えしますね✊
「疑似体験したい」という欲求
そもそも僕のなかには「疑似体験したい」という欲求があるんです。
別の言い方をすると、自分が体験したことない出来事や感情、考えに触れたいという欲求です。
言葉にしてしまえば「知的欲求」とか「知的好奇心」だと思いますが、
・なぜその体験をしたのか?
・その体験から何を感じたのか?
・その体験をもとにどんな未来を想像してるのか?
みたいなことに触れるのがめちゃくちゃ面白いんですね。そこに触れることで、あたかも自分が体験したような気になり、得した気分になるんですよ。
それを「疑似体験」と呼んでいます。
イメージでいうと、漫画「NARUTO」の主人公である、うずまきナルトの影分身の術みたいな感じです。
影分身を使って同じ修行を2人で行えば経験値は2倍、1000人で行えば1000倍ってやつ。実態は「佐々木基之」なんですが、僕が経験できない(してない)ことを経験している人の話を聞けば、あたかも僕が経験した気分になり、僕の経験値になってるみたいな。そんなイメージです。
「おはなしバッジ」を頼めば「疑似体験」の機会をたくさん作れるなと。
読書は最高の「疑似体験」
現実世界における最高の「疑似体験」ツールは読書だと思ってます。
僕が読む本のジャンルは、
・ビジネス書
・専門書
が多いです。自分の考えと照らし合わせながら読むことが多いので、自問自答したり、考察したりしやすい本を読むことがどうしても多いです。
👆のようなジャンルの本は著者の考えが多分に含まれているので「疑似体験」にはもってこいですし、専門書などは丁寧に解説してあったりするので、あたかも自分が取り組んでいるような錯覚を覚えることもあります。
疑似体験できると何がいいかというと「じゃあ俺もやってみよ」となりやすいところです。実際に取り組むと本当に同じような感想(考え)を得るかな?と、ちょっとした実験気分で行動を起こすことができます。
「疑似体験」は「リアル体験」をはじめるきっかけにもなるんですね。
なにより読書はすでに死んでいる人の考えに触れることもできますしね。あ、読書に限らず「人の話」も同じくらい最高の「疑似体験」ツールです。
たとえば、先日書いた【30代女性のSNS購買行動論】なんかは非常に多くの方に読んでいただいてますが、ソースは妻の話です。
妻にとっては当たり前のSNS活用法を聞くことで、30代女性のSNS活用方法を「疑似体験」でき、👆の記事の着想を得ることができたんですね。
「疑似体験」で得たことを、言語化するってめちゃめちゃおもろいです。
*
今回はこれまでのマガジン記事とは雰囲気を変え、自分の「欲」にフォーカスして書いてみました。
僕の場合、たまたま「欲」を満たせそうな道具があったので助かりました…
冒頭でも少し書いたのですが、ドラえもんの道具しかり、ネット上に溢れている○○方法しかり、所詮は「ツール」であるということを思い出す良い機会になりました。
あくまで大事なのは「欲」という下地なんだろうなと。
ちなみに今年のドラえもん映画のテーマは「信じる心」。
自分の「欲」を素直に信じて、もう少しだけ欲深く生きてもいいんじゃないでしょうか。「欲」の裏側に隠された自分を探査していきましょう✊
今週もありがとうございました!
photo by 『映画ドラえもん のび太の月面探査記』公式サイト