レンタル彼女にガチ恋しちゃいました。ラストは予想外の結果に?(完結編)
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地元へと戻った翌日の17日、俺は体と精神を休めることなく稼働してました。一応、本業は物販なんすけどねw
ずっと怠けて稼働ばかりの楽な道をしているせいか、てっとり早く現金を手にする為には稼働が1番ですし、何よりも翌週には再び北海道へ戻る気でしたから。
普段、稼働すらも怠けていた俺ですが、この日以降からはなんとしても稼ぎたい(常人以下に下手なので)思いで休みなくやってました。年齢のせいか、疲れは酷く出ましたが、不思議とモチベーションだけは異常に高かったので休みなく動けていました。
下手くそなわりに、17日~26日までで期待値180K弱稼ぎ、その翌日には……
はい、27日の夜には再び北海道の地へと戻って来ちゃいましたw
何故、再び戻ったのか?
に、関しては2つ理由があります。1つは、単純にどうしてもまた会いたい気持ちがあったから。もう1つは、この機を逃したら一生叶わないかもしれない願いを叶える為です。
では、その願いとは??
二回目の北海道へ行く前に彼女とラインのやり取りを毎日していたのですが、俺がまた行くかも?と言ったところ、彼女が小樽に連れていってあげたいと言ったわけです。
ん? 小樽??
これ、もしやワンチャン彼女と一泊二日で小樽旅行に持ち込めるかもしれないぞ?
と、そう思いました。俺は好きな子とどこでもいいから泊り旅行というのに昔から憧れを抱いていたので、これは俺の願いを叶えるチャンスだと思ったのが2つ目の理由ですね。
ということで、某イケメン元ホームレス君のライン技をパクリまして、こんな感じで誘ってみました。
その結果……
ラインの順序が少々おかしいかもですが、まさかの宿泊決定です!!
この時程、自分の胸が高鳴った瞬間はありません。人生40年生きてきて、初めてこれほどの幸せを体験した気がしますね。
2回目の北海道に行く決心を確定させた出来事といえます。もしも、小樽旅行がなければ、俺は再び8月に北海道の地へと行ってなかったかもしれません。
相手から彼氏がいることは最初に出会った時に聞いてますし、そもそも親子程に年齢差があり、スペックの差が違いすぎる相手を好きになって、それでもエッチ出来ただけで満足して終わっていたかもしれませんから。
ただ、可能性は青保留並みに低いけれども、この小樽旅行で更に仲良くなれて、相手に気に入ってもらえれば、もしかしたら……という思いがあったのです。
ならば、行くでしょ! 北海道へ再び!!
それでも色恋という自覚は少なからずあったのも事実。だからこそ、俺は2日間(27日、28日)はあえて金を落とそうと思いました。
こんなクズ相手に色恋であろうとも、一泊二日旅行に行ってくれるならば、それは俺なりの最低限の礼儀でもあります。勿論、せっかく札幌にいるのに会わないのも嫌なのもありましたから。
ま、当然の如く営業ラインは来ましたけどねwww
そんなことしなくても行く気満々ですけどね笑
少しでも売り上げに貢献、店のナンバー上位にしてあげる最低減に俺が出来ることはしようと思っていたので。
世間一般から見れば、相当なアホですwwww
ただ、そんなアホでも俺はそれ以上の対価を頂いていると思っていたからこそした行為かと思います。
その晩はしこたま飲んで大金を払い、事前にこちらから同伴しなくていいから明日は同伴扱いでいいよ的な事を再度伝えてホテルへ戻りました。
で、翌日……
ただ待ち合わせして、その後は二人で店に行くという同伴をしましたが、恐らくはこんな同伴する人は世の中に存在しないのではないのでしょうか?
普通の客ならばまずしないことですし、ただの金の無駄なのです。その普通じゃないことを出来たのも、既にレムちゃんにぞっこんしていたから出来た芸当かもですね。
で、この晩は自分的に過去最高額を更新しようと決めていました。シャンパンを開ける約束は事前にしていたのですが、流石にアルマンドは入れられる財力はありませんし、正直シャンパンに興味はありません。
なんなら、黒霧(8000円ぐらい?)が1番飲みたいぐらいですが、それでは彼女に失礼なので、35000円(TAX代別)を頼みました。
まぁ、これが不味くて不味くて飲めたものではありませんでしたが、彼女がピーチの何かを加えたところ不思議と美味しくなり大事故を防げました。
いい感じで酔ったタイミングで、俺は再び告白をしましたw
ラインにその音声を録音している(録音の仕方を彼女に教えてもらった)ので、もし興味ある方は俺と会った際に伝えて頂ければ聞かせますwww
あ、告白に関しては好きです&1日彼女&付き合って下さい的な感じで、相手から「はい!」と了承を頂けました。
ま、そんなこんなで楽しんで一度帰宅。アホなので、朝4時にもう一度来店して使った金額は……
17万5200円(一度目)+36000円(2度目)
合計21万1200円でした(詳細はTwitter参照)
これが、8月28日です。
長くも楽しい夜が明けた翌日、俺は1日プレイランドハッピーで稼働をして、いよいよ30日(小樽旅行)の幕開けです。
その前に、28日に彼女の身に起きたことをライン画像だけで紹介。
男もアホだけど、彼女……いえ、女性も怖いなと思いましたw
ということで、いよいよ8月30日(月)がやってきました!!!
ちょっとした偶然なのですが、俺がレンタカーを借りたニコニコレンタカー札幌店は実は彼女の住んでるマンションから徒歩数分の場所でした。
土曜、それを話しで聞いてグーグルマップを開く彼女は「ここが私の住んでる場所だもん」と言ってました。
え? いいのかよ、住んでる場所を教えて??
と、思いましたが、部屋番まで分からなければと思ったのでしょうか? ごめんなさい、元探偵ですから調べる気になれば即分かってしまうのですよ。本名も知ってるので楽勝に。
とはいえ、そんな気はありません。なので、待ち合わせ場所に俺は近場のコンビニを指定しました。
話は変わりますが、彼女は無類のゲームオタク。なので、少しでも繋がろうと思いましてね、俺もswitchを購入して同じゲームをしていました。
待ち合わせ当日、このコンビニで彼女を待つ為に俺はレンタカーでコンビニの駐車場に停車して待機してました。正直、めちゃくちゃ緊張していて、何を話そうか? どうしたら彼女を楽しませてあげれるのか? どうすれば少しでも気に入られるのか?
等々、心臓をバクバクさせながら待機していました。
と、そこへラインが届きます。
病院?? どうゆうこと??
と、思いましたが、どうやらピルを貰いに行っていたようでした。ただ、この時、既に彼女の体は既に恐ろしい病に侵されていた?かもなのでした(後日、本人から聞いた)
その後、彼女と無事に合流して札幌から高速道路を利用して目的地である小樽へと出発しました。
車内では、正直そこまで会話が弾むことはなかったです。そもそも素の彼女が店の彼女と全くテンションが違うのは最初から分かっていたので、なるだけ気にしないようにしながらも、こちらから話をかけるようにはしてました。ただ、携帯で動画を見ているのを見るのは少し辛いすwww
そんなこんなで夕方に小樽へ到着。
到着してからは、彼女は携帯を見ることはなく、俺に小樽の街を細かく案内してくれました。
今は使われていない路線がある場所で、俺は彼女に写メを撮りたいと言うと、彼女は「いいよ! モデルやってたからさ、良い感じのポーズをするね」と。
夕陽に照らされる彼女、僅かに見える細い脚、最高でした。
その後は、蒲鉾(かまぼこ)が美味しいお店に行ったり、有名なチーズケーキがあるお店(ルタオ)で軽食を取ったり、小樽の観光的な場所をまるで恋人のように2人で歩きながら色々なお話をしてめちゃくちゃ楽しかったです。
ただ、現在の彼氏の愚痴やら一緒にクラブに行ってるイケメンやら美容インストラクターの話しやら、男の話しが多いのが・・・・・・。
今日は俺が彼氏なのだから、せめてそういう話はご勘弁下さいとは言えず、真摯に話を聞いて微力ながら男性目線での助言をしたりしてました。
1時間半ぐらいでしょうか? 結構、長い時間に渡り小樽を観光してから車へ戻り、本日のメイン、いえ、宿泊場所へと移動を開始しました。
今夜の宿泊先は、こちら!!
当初、自分は一泊5万円程の部屋を予約したのですが、もしかしたら好きな子とお泊り旅行なんて二度とないかもしれないと感じ、それならば人生初にして人生最後かもしれないスイートへ切り替えました。
これに、シャンパン(2番目にいいやつかな?)を加えて、累計で約7万円でしたが、今思い返しても全く悔いはないと思ってます。
いえ、どうせならばスイートの中でも1番高いスイートにしとけば良かったと後悔すらあります。
こんな経験、マジで二度とない可能性が高いので。
ホテルに到着してからはなんか感動しましたね。なにせ、好きな子とこれから一泊お泊りですから。こういうの憧れでもありましたから尚更です。
その後、部屋に入りましたが、なんか少しカビ臭い香りがしたのですが、部屋自体はとても広く、窓からは夕陽に染まった海も見える最上階でスイートにして良かったと思いました。驚いたのは、エレベーターが2つあるのですが、スイートルームに泊まる人達専用みたいなのがありまして、そのエレベーターには8階(最上階)まで記載されており、もう1つのエレベーターには7階までしかないんですよ。
ま、そんなこんなで時刻的にも直ぐに夕食の時間になるそうなので、まずは部屋でくつろぐ2人。直ぐにドアをノックをする音が聞こえて、ボーイさんが食事の用意をする前に差し出してきたのが無料のシャンパンと軽めのフルーツ盛り合せでした。
互いに乾杯をしてる時の気持ちは今も忘れられない最高の思い出です。
その後は……
ボーイさんが次々とこのホテル最高級のディナーを用意してくれまして、更に別途注文した7000円程のシャンパンを用意して、いよいよ最高の夜のスタートが切られました。
「なんかBGM欲しいよね?」
「何がいい?」
「レムちゃんも好きなクラシックとか良さそうじゃない?」
「だね」
と、彼女が携帯からYouTubeにアクセスしてクラシックを聴きながら大人のディナータイム開始です。
しかし!!
最初の無料シャンパンは飲んでくれた彼女ですが、有料で入れたシャンパンは軽く口をつける程度。
「飲まないの??」
「今日は休肝日だから」
ええええええーーー!! そ、それはないよーーー!!
なんで、せっかくの1日限定彼女の日に限って休肝日なんすか!!
と、ツッコミしたいところでしたが、それは所詮は俺の愚痴でしかありませんので、グッと飲み込みました。
ま、なんか少し気分は落ちましたけどね。いえ、酔わして襲うつもりはありませんよ。元々、俺より遥かに酒が強いし、シャンパン程度では全く酔わない人ですからね。
ただ、せっかくの二度とない機会なので、ほろ酔い程度でもいいから一緒にシャンパンを開けて、足りないから追加してまた飲もう的な感じでその場を楽しみたかっただけなのですよ。
傲慢なのは理解していますけどね。
食事を終えた頃、彼女の携帯から着信音が鳴り響きました。が、それを彼女はとろうとしません。
「電話、出ないの??」
「いいよ、どうせホストか彼氏だから」
なんだろ? この微妙な気持ちは??
かなり長いコールの後に電話が切れると、彼女は電話を確認。
「あー、やっぱホストだわ」
友達の付き合いで、安いホストクラブ(不細工だらけらしい)に行ってることは知ってましたが、今度そのホストクラブに行って大事な時間を邪魔したホストに説教したいと思いますね。ガチでマジで!!
その後、彼女はゲーム機を取り出してテレビに繋げてゲーム開始!!
はい、こんな時の為に俺はswitchを購入したのですよ。で、二人プレイ(デュエル?)したのですが、初心者の俺は直ぐに死んでしまいを繰り返して、彼女の役には立たず。
ゲームに夢中の彼女に流石にこれ以上、俺が迷惑かけるのは悪いので見に徹することに。
ま、そんなこんなで想像していた甘い世界とは程遠い現実にどうしていいか分からず。
そういや、まだ風呂に入っていないので部屋風呂にでもと思いましたが、俺が大浴場に行けば、その間に部屋風呂を彼女が利用してくれると思いまして、俺は大浴場へ。
風呂から上がり、部屋に戻ると案の定?彼女は部屋にいませんでしたが、部屋風呂にきっと入っていることは容易に想像出来ました。
覗くか! いや、俺も部屋風呂へと乱入するか??
と、一瞬思いましたが、これまでの雰囲気を考慮したら間違いなく拒否&嫌われると思い断念。
その後、部屋風呂から出てきた彼女は正に風呂上りといわんばかりのなんともいえない魅力とエロさがあり、股間が僅かに膨らんだのは言うまでもありません。
よし! お互い風呂も入ったし、いつでも準備万端や!!
と、期待しましたが、その後も彼女はゲームをひたすらやり続けています。会話も俺からゲームに関して質問する程度で、なんだか悲しくなっていきます。
俺はといえば、シャンパンを1人で開けて、それでもこの気持ちを晴らすことは出来ずに冷蔵庫に入っていた無料のワインを飲み続けてはタバコを吸いに喫煙室がある2階へと移動を繰り返していましたね。
この時の俺の心境はツイートしてますが、この段階で今夜は無理だなと悟っていました。
その後・・・・・・
夜中3時を過ぎていたので、そろそろ寝ようと俺から言いました。で、互いに歯磨きをしてからキングサイズのベッドがある部屋へと2人で。この時、ドキドキはしていましたが、飲みすぎたせいで相当眠かったですね。
同じベッドに横になる二人。
ですが、彼女は横向きに壁の方を向きながら携帯で動画を見ている様子。
行けるのか??
行けないよな??
でも、スイートだぞ? 同じベッドだぞ?? スイートに男女2人やぞ??
日付は変わり8月31日。1日限定の彼女とは今日でお別れかもしれないのだ。
邪な気持ちは確かにあるけども、それ以上に好きになった子ともう1度エッチがしたい!!
その思いは消せず、俺から彼女の背中に抱きついてその旨を伝えましたが・・・・・・
「気分じゃないから」
と、凍えるような冷たい声でバッサリ言われました。
それでも……俺はまだ1日限定彼氏なのだからこそ・・・・・・
「彼氏とでもいつでもするわけじゃないし、気分じゃなければ断るから」
「だ、だよねーーー」
いやいや、ちょっと待て!!
そら、本当の彼氏ならば俺も我慢はする。でも、俺はあくまでも1日限定彼氏であり、今夜ダメなら次はないんですけど??
結構、酔っていたので曖昧な部分もありますが、それでも俺は彼女のTシャツの下から軽く胸を触りながら変態の如く交渉をしていたと思います。情けない話ですが、最後にはせめて手だけでも等と最低発言までして彼女を怒らした記憶があります。
最後には、ゴミをみるような目で俺もハッと酔いが一気に冷めて、大人しく彼女とは別方向を敢えて向き寝ることに。
こうして、1日限定彼氏としての俺の夜の性交渉の戦いは完全敗北で終わりを告げたのでした。
翌朝、目覚ましをかけて朝食前に起床した俺の隣(距離は離れている)には可愛い彼女がスヤスヤと寝息を立てて寝ていました。
そんな彼女とも今日がラストなのか?と思うと、一気に切ない気持ちが沸いてきますが、これはあくまでも夏休み限定の恋……そう最初に自分が決めたこと。
それでも……期間限定だからと言い訳をつけて好きになった彼女を諦められる自信はなかったのが当時の本音ですね。
部屋に運びこまれた朝食も用意出来たので、俺は彼女を起こして昨夜のことを謝罪して朝食を取ることに。
これとは別にご飯とクロワッサンがありましたが、そのクロワッサンを「凄く美味しい!」と美味しそうに食べてくれたことに俺も嬉しくなりました。
そんなこんなで、俺達は札幌へと帰路につき彼女とお別れしました。車から出てマンションへと歩いていく彼女の後ろ姿を眺めながら、なんだか悲しくなりましたね。
「嗚呼、これで本当に良かったのだろうか? 少しでも今回のこと、いや、出会ってから今日まで彼女にちょっとでも楽しいひと時を提供出来たのだろうか?」
……と。
その後、俺は車を返却した後、直ぐに新千歳空港へ向かい地元へと戻りました。
40年生きてきた中で、初の仮の彼女と限定ながらも付き合い、そしてエッチもし、お泊りも旅行もした正に人生で最高でありちょっぴり切ない8月という夏は終わったのでした。
最後に……
最初はただのネタとして借りたレンタル彼女、気が付けば好きになり、会えば会うほどにガチ恋に発展して課金も100万以上(旅費等含む)してしまったわけですが、これに関しては今も悔いは一切ありません。
途中から、いえ、俺も若い時にキャバ行ってた時期もありますから、色恋なのは理解していますし、当然気付きます。そもそも、最初に会った日に向こうに彼氏がいることも聞かされています(これは、俺がリピーターになる可能性がない観光客だから素で話した)
最初から叶うはずのない恋、それを重々承知の上でガチ恋してしまった痛いおっさんですが、気が付いたことがあります。
実に十数年ぶりに女性を好きになったのですが、人を好きになるとこんなにも生きるモチベーションと、嫌なことでも休みなく毎日頑張れる力が生まれるものなのかということです。
現在、俺は一応は本業の物販をほぼせずに稼働漬けしてますが、札幌から帰宅した翌日から今日まで休みは1日だけ(友人との約束の為)なのですが、これは以前の俺からしたらありえないことです(以前は稼働22日程度)
今まで怠惰に適当な日常を送り、日々つまらない生き方をしてきた身からすれば、北海道へ行き恋をしたことは大変価値があることでしたから。
これは、絶対にお金では買えない価値なので。
人を好きになると、火事場のばか力とまではいかずとも色々な面で元々あったであろう活力を発揮していくものだなと思いました。前にガチ恋した子に対しても相当な努力をしてましたから。それを再び思い出した感じでした。
人を好きになれるって、例え恋が叶わなくても無駄は一切なく幸せなことだと改めて思いました。
特に面白くない記事ではありますし、こんな経験は特別なことではないと思います。それでも、この記事を通して何かを感じて頂けたら幸いです。
長文でしたが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました!!
「次回予告!? アフターストーリ編が遂に!?」
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