『「リクエスト」をよろしく』感想!(にゃぎ)
こんにちは、こんばんわ!
Radio talk「バックヤード放送局」にゃぎです。
ラジオトーク内で以前から募集していた”イチオシの作品教えてください”のマシュマロ初投稿いただきましたので、そちらを紹介&感想などを認めていきたいと思います。
この記事は、Radio talk
【第5回】初マシュマロをいただきました!ありがとうございます!!の回の補足?感想?回となっております!
だいぶ、遅くなってしまいました(TT)
この度いただきましたのは『リクエストをよろしく』
『夏雪ランデブー』(以下『夏雪』)などを書かれている作家さんですね。(『夏雪』はアニメ化もされていて、私自身は追いかけられていないのですが、どことなく切ないお話を描く作家さんだなぁという印象でした)
今回教えていただかなかったら、私全然新しいお話を描いているのを知らなかったので、出会えなかった作品でした。感謝!
さて、感想の方に移らせていただいて……
面白かったです!!
小学生か!!っていう一言感想ですが、純粋に面白かったです。この作品全5巻という非常に周りにもオススメしやすく、読みきりやすい長さで終わっちゃうんですが、「もっと続きを読みたかった!」と読了後思うぐらい、一気読みしました。
主人公に朝日屋颯太君(以下ソータ君)っていう子がいるのですが、この子(つい”子”って言っちゃうな)がまぁ、根っから明るくて。悪く言えば「何も考えてない」とも言えるのですが、この明るさと”何も考えてない”強さみたいなもので、場面を引っ張っていってくれるのですよね。
かといって、危なっかしさみたいなものはあまりなくて。
「この先、どうなるのかな?こうなるのかな?」
みたいな純粋な好奇心が働いていくのが気持ちよかったです。
でも、私のイチオシはこのソータ君ではなく。
”星野チーコ”ちゃん。いわゆる「アイドル」で売り出している子で、物語の中でその「アイドル」のキャラクターを持ちつつラジオを続けているのですが、その番組が打ち切りになってしまったり、なかなか大きな芽が出てこなかったり。ちょっと素直になれないけど、好きな人はいたり。でも、少し愛情表現が湾曲だったり……。この作品の中で、バックボーンが色々あって個人的にはとても好きなキャラクターです。(物語の終盤が また切ないんだ!)
他にも、ソータ君の以前お笑い芸人としてコンビを組んでいた元相棒さんだったり、その時のコンビを追っかけていたディレクターだったりと色々な人間関係があったりはするのですが、そこは読んでみてからのお楽しみということで!
Radio talkというアプリで、ラジオという形にはまだまだ程遠いまでも、「声」を届ける、配信するという事をしている中で最近「ラジオ」という媒体は私の中でとても身近なものになってきているなぁと感じます。
それが、マンガであれ小説であれ。
なんというかマイク(Radio talkではスマホだったりするけれど)に向けて、”だれか”に話しをする。マイクの向こう側に聞いている”リスナー”がいたりするわけですよね。顔は見たことがないけれど、この人の文字は知っている。会ったことはないけれど、いつもこの時間にこの人の声を聴いている。
お気に入りの番組だったり、そこにいる人が好きだったり。
人によって「ラジオ」の触れ方はそれぞれだったりすると思うけれど、どこかでそっと繋がっている、そんな感じがくみ取れる作品で個人的にはとても良いもの教えていただいたなぁと思っています。
楽しい漫画日和な時間をありがとうございました!!
他にも何か、オススメ作品があればぜひ教えていただきたいです!!
同じように、オススメ作品あれば紹介していきたいな。
それでは、また。にゃぎでした!
〆にゃぎ
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