夫から聞く不倫相手の姿と、本気かどうかの真偽

一体どんな人が夫の不倫相手なんだろうか?
これは不倫された人なら必ず知りたい事だと思う。
私も夫が不倫したと分かった時、真っ先にどういう人なの?と聞いた。
見えない敵の不倫相手の姿を少しでも捉えたかった。

夫の口から出た不倫相手は、
一回り以上離れた22歳。
ガールズバーの店員でそれ以外定職には就いていない。
そこで客として知り合った。
他にも男性関係は色々あるような人。
よくわからない短大を卒業。だから俺がそんな彼女に本気になるわけないだろう。
彼女はとても気が強く、怖い。

誤解が無いように書いておくが、これらの言葉は私ではなく、夫が当時私に言った言葉、そのままの言葉だ。

不倫発覚直後、謝罪とこういった彼女に対しての否定的な話を聞いて、
よくわからない短大、だから本気にならない。という引っかかる表現をした事よりも、「本気じゃない」という言葉を一番に受け入れた。
私の方が大切で、彼女はそうじゃない。そう解釈したのだ。そう思いたかった。
自分が傷つきたくないから、自分に都合が良い言葉だけを受け取った。
今思えば、いやいや、裏切ってる段階で私は大切にされてないじゃんと思うのだけれど、
その時、私は夫を失い、結婚生活が壊れて続かなくなる事の方を恐れたのだ。
大丈夫だ、夫は私の事が大切だ、そしてこのまま変わらない生活が続くと思いたかった。

冷静に考えると、そんな悪口を言う相手によく時間もお金も費やすなと思うが、これは夫の本心ではなく、私向けに発した過度にした表現。
そして他にもう1つ、夫は私と離婚はしたくなかったという本心もそこから見えてくる。
といっても愛情とかそういうのではなく、世間体からくる離婚をしたくないという気持ち。
何故なら、自分が不利な立場になるし責められるのは面倒くさいから、両家に離婚理由を言いたくない。
そして2人で起業する目標が長年あり、丁度その頃少しずつそれに向けて動き出していた。不倫相手と比較したらそれなりの大学を卒業し、同業の妻が側にい続ける方が、夫からしたら対外的にメリットがある。
要は恋愛や性欲面では不倫相手、世間体や仕事面では私が妻としていてくれるのが、夫からすると理想的な状態なのだ。

夫が残業と称して、実際には不倫相手に夢中になって、毎日のように朝方家に帰ってくるのは紛れもない事実なのだ。
体力的に大変だと思う。毎日のように不倫相手と妻の家を行き来。
家を出ていく事を選択するのかと思ったら、律儀に家には帰ってくるのだ。
離婚はしないけど、不倫相手とも会い続けたい。
辛いし悔しいけど、夫の言葉ではなく行動が本当の事を物語っている。
口ではいくらでもなんとでも言えるのだ。
何を言っているかではなく、どう行動しているのか、それをしっかり見極める事が必要だった。そうすると見えてくるものがある。

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