【寺尾聰さん】ルビーの指環

昔書いたブログを、再掲しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 2014年05月20日(火)作成　※一部改変

「ルビーの指環」は寺尾聰さんの5枚目のシングル。1981年2月5日発売。

同年3月30日付のオリコンシングルチャートで自身初の1位を獲得。『ザ・ベストテン』でも1位を記録し、12週連続1位という同番組の最長記録を樹立し、この記録は放送終了まで破られませんでした。

同年12月31日には第23回日本レコード大賞を受賞。また、作詞者の松本隆さんは同賞の作詞賞、作曲者の寺尾さんは作曲賞、編曲者の井上鑑さんは編曲賞を受賞し、楽曲製作者に贈られる3タイトルを総なめにしました。

『Reflections』は、1981年4月にリリースされた寺尾聰さんのオリジナル・アルバム。オリコンでは160万枚を超すセールスを記録し、1981年の年間第1位に輝きました。

当時はレコードでしたが、「ルビーの指環」はレコードをあまり買わないリスナーでも、まさに「１家に１枚」という感じで売れていたと思います。もちろん私も買いました。私の同級生もかなり持っていました。

井上 鑑さんのアレンジが、とってもカッコ良かったです。演奏メンバーは、井上さん（Key）ご本人の他、松原正樹さん・今剛さん（G）、林立夫さん（Ds）、斉藤ノブさん（Per）などですから、伝説のフュージョンバンド、パラシュートのメンバーが、サポートしていたんですね。

AORサウンドを、日本のお茶の間に紹介した伝道師が、寺尾聡さんと言えるのではないでしょうか？