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漫画のイメージアルバムの話

あまり資料を集めずにただ思うままに綴っていこうと思うのでうろ覚えのフワッとした文章になると思いますが、思い出話を一つ。
私は趣味でnanaとか歌ってみたの投稿できる音楽アプリによく伴奏なども投稿しています。と言ってもメジャーなタイトルのものは溢れているし、カラオケでも歌えると思うのでそういうのは作ってなくて、私の作るのは、カラオケにない自分の好きな曲を歌うために添える合奏というもので、今をときめくDTMの人々の作り出すようなスゴいものは作っていないのですが。
鼻歌に今は豪華な楽器を気軽に添えることができるのですね。すごい時代だと思う。
私はスマホもない時代に学生だったので、スマホとかはもう、当時の私からしたら、夢のスパイ道具って感じです。実際の機器が存在しなかった分かなり夢は膨らませていたけど、当時に戻りたいかといえば、やっぱし、iPadやApple Pencilが当時あった方がよかったって思うし、生まれ変わった時もタブレットがあれば良いなって思います。
でもものがなかった時代も経験してよかったって思うのが、ありがたみが溢れてくるところです。子供の頃、学校で合奏をすることがあったんですが、そこで大型楽器の木琴とか鉄琴に触れ、その音色に魅せられていたので、家でも鳴らしたいって思ったりしてたけど、高級だし大きいし、ちょっと庶民の家では持ちにくい楽器でした。鼻歌もカセットテープに録音したりするくらい。自分で何かの楽器を伴奏でつけてみたり出来たら良いなぁとぼんやり夢見たりもしていましたよ。
それが、今は全部タブレットに入っている。生楽器ではないかもしれないけれど、再現度は本物の音にかなり近い。
憧れの、鉄琴の可愛らしい音を楽器もできない自分が音を組み立てて鳴らすことができる。
なんて素敵なことだろう。時々噛み締めています。今でも。
その情熱だけで、伴奏制作はしているのです。
表題に戻ります。
それほどの情熱で歌いたいのが、大昔に買い集めていた、漫画のイメージアルバムの中に入っている曲です。
今もあるかもしれないですが昔はアニメ化するより前に一回人気漫画は音楽CDになることが多かったのです。キャラソンというよりも、物語に対して音楽がついていました。
そのコミックイメージアルバムを知ったのが小学生の時です。
初めてサイン会というものに行った時、大好きな漫画のレコードも売られていました。
どんな漫画があったか、私の記憶に残っているイメージアルバムは、りぼんやなかよしという少女漫画雑誌の人気漫画や人気作家の作品をイメージしたものが多かったかな。
特にお気に入りだったのは、「あさぎり夕作品集」「松本洋子作品集」「緑野原学園シリーズ」「山口美由紀界」「清水玲子のミルキーウェイ」「片山愁学園便利屋シリーズ」「永遠の野原(逢坂みえこ)」「ぼくの地球を守って」「アーシアン」「高河ゆんの作品群」「CLAMP作品群」「楠桂劇場」などかな。
音楽を作っていた人も今は結構大御所のシンガーさんや、作曲家さんが多数いました。だから今聞いてもだいぶ思い出補正はあれど、いい曲が多いです。
いまだに私のウォークマンとかiPhoneなどに入れて聴いています。
大好きなアーティスト新居昭乃さんも参加されているものがあり、コミックイメージアルバムをきっかけにファンになりました。
今でもよく知られている伝説の漫画「ぼくの地球を守って」で新居昭乃さんが歌われていた曲がものすごく良くて。
私の音楽のルーツはアニソンとコミックイメージアルバムにあると言っても過言でないです。
音楽アプリのnanaで時々そういうイメージアルバムの曲を投稿するのですが、そんな知られていない曲たち誰が聴くのかってなるかもしれないけど、公の場で出していくメリットとしては、全国各地に散らばったマニアックさんたちに自分の好きを示すことができ、数少ないその曲を知っている同士を集められる可能性があるということです。そしてその曲知らないけどいい曲だよねって布教させることができる場合もあります。
ちょっと前、任天堂の3dsというゲーム機の中に「うごくメモ帳」というソフトがあり、それで作った動画を投稿するサイトがあったのですが、そこでもなにかそういう仲間を見つけるようなアニメーションを音楽とともに作りたいってちょこっとだけやったこともありました。3dsには打ち込みできるKORG-M1が入ってたので、打ち込みの初めはそれで。
nanaをやり始めてから、iPadもガレバンもインターフェイスのこともマイクのことも知り、今ではだいぶ耳コピも捗る環境になっています。
未完成の伴奏も山のように溜まっているけど、いろんな空き時間に今もずっとちまちまコミックイメージアルバムの曲や、古いアニメのイメージアルバムとかキャラソンとか耳コピを頑張っています。
耳コピなので、いっぱい聞き間違ってる部分もありますがそれでも街の片隅で、カバーするバンドをひっそりやってる感覚で気軽に投稿できるところがあるのも素敵だなって思います。というかバンドを組むこと自体私のようなオタクのコミュ障では難しいので全部自分で完結できる打ち込みが楽しいです。
イメージアルバムを聴いていると今でもその作品の景色や読んでいた当時の空気を思い出します。楽しい。いつか一個一個のアルバムの思い出話を自分のカバーに添えて投稿したくもあります。個人的な体験の話で、何の為にもならない記録となるだろうけど。自己満足上等。
もう一つの目標は、カバー曲にアニメーションをつけることです。
最近めっきり画力が落ちてしまった遠い目標となりつつあるんだけども。

何だか取り止めのない話ですみませんでした。

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