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月を奇麗に撮るのに高倍率ZOOM付コンデジがお薦めなわけ

Xにて
どうしてみんな奇麗に月が撮れるんだろう?
という素直なレスポンスをいただきました
その時上げていたのが
Canon PowerShot SX50 HS


なぜこういうコンデジが月を奇麗に写せるかをかいつまんで説明します

大前提「月はレンズの焦点距離の1/100に大きさにしか結像しない」

月という天体は不思議なもので
レンズの焦点距離の1/100の大きさにしかフィルムや撮像素子板(CCD・C-MOS等)で写せません
(そういうものだと納得してください。なぜかは私も詳しく調べていません)
なのに月を大きく撮るには長焦点のレンズが必要になります
例えば
200mmのレンズであればフィルム面上2mmになってしまいます
500mmであれば5mmですね
35mmフルサイズ(36x24mm)の画面一杯くらいに撮るには
実に2000mmのレンズが必要になります
ちょっと現実的なレンズではないですし
ここまで行くと天体望遠鏡の範疇にもなります

撮像素子板上の〇mmの中にどれだけ撮像素子が詰め込めるかが重要

さて
月は焦点距離の1/100にしか写らないという話をしました
これに対し
どうすれば高画質になるのか?
を考えましょう
これを考えるにあたり重要なのは
ピクセルピッチ
という言葉になります
撮像素子板上にどんな密度で撮像素子が並んでいるか
という単位?言葉になります
35mmフルサイズデジカメの場合4~5μmです
コンデジの1/2.3インチ撮像素子板で1200万画素であれば1.5μm
1600万画素であれば1.3μm
2000万画素であれば1.1μm
同じ焦点距離のレンズで撮影した場合面積比で4倍以上の情報を得られることになります
なので
1/2.3インチCDD or C-MOSでなるべく高画素数で長焦点のレンズを持っている
コンデジが割と安価に月が高画質で撮れるカメラとなります

どのカメラがいいのかな?

基本的には
1/2.3インチCDD or C-MOSでなるべく高素数で長焦点のレンズ
のものという話です
1/2.3インチは6.2x4.7mmのサイズなので短辺方向にいっぱいに撮るのであれば470mmのレンズが必要です
現実的にはそんなにぎりぎりに撮るのは難しいので300mm程度あれば納得でしょうし
私の使っているSX50 HSでは215mmでも十分だと感じているので
200mm以上の望遠端を持つ高倍率ZOOMコンデジ
であればいいと思います
それを踏まえて現行機種ですと
筆頭は
Nikon COOLPIX P1000

高いです(^^ゞ
とっても高いです(^^ゞ
でもこいつ1.3μmのピクセルピッチを持ち望遠端539mmという化け物です
横位置で撮った場合左右方向だけ空が写るほどに月をアップにできます

Nikon COOLPIX P950

これでやっと10万円を切ります
望遠端357mmですので横位置で月がほぼ画面いっぱいに写る程度になります

Canon PowerShot SX70 HS


ん~~~~とかとか(^^ゞ
なんですけど
とりあえず
月を撮ってみたいっ!
って買うには高いので(^^ゞ
こういう形のカメラをカメラの中古屋やリサイクルショップなどで
1200万画素以上
望遠端200mm以上
手振れ補正付き
とかで探せば安く買えるかも🦆?

あ!私のは液晶に不具合あったので確か3980円だったかしら(^^ゞ

なので月撮影に興味があって笑って買えるお値段でこういうカメラが売っていたら買ってみて月を撮ってみてください
またこの形のコンデジは高級ラインであることが多いので
普通に撮ってもよく写ります


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もとぴー
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