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大学時代のバイト遍歴を紹介

こんにちは。元農大生です。みなさん、稼いでますか?

学生の本分は勉強ですが、大学時代のアルバイトも学生ならではの経験だと思います。お金もらいながら、いろんな職業を体験できるのも大学生の特権です。アルバイトですし嫌になったら辞めればいいだけです。(義理は通しましょう。)

今回は大学入学から修士卒業までにやってきたバイトについてエピソードと共にお話しします。バイト探してる人、これからバイトやってみようかなって人は参考にしてください!


キャバクラのボーイ

いきなり夜職でびっくりしましたよね。僕もです。でもここは自分で応募したわけではなく、先輩(農大の人ではない)の紹介でした。

僕は上京組で、大学入ってから半年くらいは何もバイトはせず親の脛を齧っていたんですが、さすがに見かねた先輩が、人足りないから手伝ってくれと紹介してくれました。

正直そんなとこ行ったことないし、怖かったんですけど「先輩の言うことは絶対か〜」という時代錯誤の価値観だったので、誘われるがまま子鹿くらい足を振るわせながら働きに行きました。(高校時代にラーメン屋でバイトしていたので、バイト自体に抵抗はなかったです。)

恐れつつ向かったんですが、若かったからか意外と他のボーイの方もキャストの方も優しくて雰囲気は良かったです。ただ時給がカスでした。あと交通費も出ませんでした。(マジでなんで?)

1番印象に残ってるエピソードは、ゲームでカモにされてその日の給料吹き飛んだことですね。

お店が吉祥寺で当時住んでいたのは大久保だったのですが、営業が終わると終電がないことがほとんどでした。そんな時に始発までボーイの人たちとゲームをして時間を潰していたんですが、初参加の時に見事にカモにされました。

あれよあれよという間に給料がなくなり、電車賃も残りませんでした。さすがに帰れなかったので社員さんに「電車賃だけはください!!!!」と言ってなけなしの1000円を恵んでもらいました。

ただ、めちゃくちゃ腹立ったので店のテキーラ2杯くらい飲んでやりました。これが良くなかったです。

帰りの電車で見事に寝てしまい、起きたら千葉にいました。しかも恥ずかしかったのは、その時の服装が金髪にスーツだったので完全に見た目が売れないホストでした。周りの目が痛すぎる。

ちなみに千葉からの帰りも寝てしまい、目が覚めて「降りないと!!」と思って降りた駅は新小岩でした。踏んだり蹴ったりですね。

そんなこんなで半年経たないくらいでやめましたが、結論これはオススメできないです。もちろんいいお店もあると思いますが、別に経験しなくていいバイトです。

でもいるんですよね。夜職の才能がある奴が。
僕がやめたあと別の後輩が入ったんですが、店長にまで上り詰めていました。そいつは上智の神学部に通っていて「卒業したら僕は神になります」とか言っていたので素質はあったのかもしれません。

久々に会った時にいくらもらってるの?と聞いてみたんですが、月70万だった時もあったらしいです。ただし、単位を生贄にしていました。間違ってもこうはならないでください。

オイスターバー店員

オイスターバーっていうのは牡蠣のお店です。

オイスターバーのイメージ

こんな感じでザ・居酒屋って感じではなくちょっとオシャレなお店ですね。このバイトは非常に良かったですね。いろんな人と出会いましたし、人見知りがだいぶ改善されました。

チェーンではなく小さい個人店だったので制的に人と話す機会が与えられました。人見知りを直したいって思ってる人にはこういうお店はオススメです。

ここはボーイをやめてどうしようかなって思ってる時に近所を散歩してて見つけました。時給がめちゃめちゃ良くて(時給1500円)、張り紙見つけた時にその場で応募しました。

ここでの思い出はいろいろあるんですが、学びで言うと大きくはこれですね。

働きすぎは良くない

これには2つの意味があります。一つはシンプルに私生活に支障をきたすもう一つは変に責任感が出てきてしまうことです

一つ目は当たり前ですね。そもそも働いていたお店営業時間17:00~5:00でおかしかったのですが、ここまでいかなくても鬼出勤とかしちゃうと学校に行けなくなります。

流石に僕も平日は朝までとかは働いていなかったんですが、それでも金土は飲食の場合は稼ぎ時なので、シフトが入ってしまいます。そうすると上みたいな勤務時間だと土日はないです。しかも疲れてるので勉強なんかできません。

普段なら別にいいんですが、テスト前だと悲惨です。勉強時間が取れないので当然テストはヤバくなります。(そんな時にこの勉強法を編み出しました。ぜひ読んでみてください。

テスト前じゃなくても、働き過ぎると学校行くのがめんどくさくなって授業切りがちになります。僕もそうでした。2,3,4限があった日でも2限寝坊すると、その日の授業全部切っていました。寝起きで飲むビールが1番美味いんですわ。

また、稼げると思って安易にシフト入れまくると「いつでも働ける人」認定されて、シフトめちゃくちゃ入れられます。しかも一回認定されると、入れないですって言った時には嫌味言われるんですよね。何も悪いことしてないのに。

なのでシフトは適度にいれるようにしましょう。

二つ目の、変に責任感が出てしまうについて、これはバイトの人数が少なく店長や責任者の距離が近いバイト先で働いてる人がなりがちです。

そう言うところは、人が少ないせいで大体シフト入れられます。そうやって働いていると責任感が強い人とかは、「自分がいなきゃ店が回らない」と言う思考になってきます。そうすると辞めたくても辞められなくなったり、バイトの範疇を超えた仕事を押し付けられます。(シフト作成など)

安心してください。あなたがいなくてもなんとかなります。あと、人を集めるのは責任者の仕事です。

別の場合では、変にやる気出してもっと売り上げ上げようぜ!ってなる人もいます。俺がこの店を支えるんだ!みたいな感じですね。

安心してください。バイトごときがちょっとオペレーション変えても売り上げは変わりません。これの成れの果てがイキリバイトリーダーです。

責任者からしたら勝手にやる気出してくれる都合いい奴です。逆にバイト仲間からは熱量がウザがられます。それに、ちょっと頑張った程度じゃ就活のガクチカにもなりません。

例えば、飲食でSNS運用から任されて集客しました!とかならまだ話せますが、ちょっとオペレーション変えて効率化しました!くらいなら研究頑張ったエピソードの方が断然いいです。たいていの就活生のこの手のエピソードは、売り上げアップに対しての論理が破綻してますしね。

話が少しそれましたが、バイトとは適度の距離感を保ちましょう。

このバイト先は2年くらい働いて辞めました。理由は店長がオーナーと喧嘩してやめたんですが、その後来た店長がクソでした。

バイトも10人くらいいたんですが、店長変わったタイミングでほとんどやめて残ったのは、僕とミャンマー人の女の子でした。この子とは仲も良く、めちゃくちゃいい子だったのですが、店長が無理すぎて先に辞めました。今思うと申し訳ないですね。

結局僕が辞めた後、なぜかガールズバーになり潰れたそうです。

シーシャ(水タバコ)バー店員

これも珍しいですよね。シーシャって知っていますか?

こんな感じの中東発祥のタバコです。農大通りにも2軒シーシャがありますね。ここはオイスターバーと掛け持ちで働いていました。

なんでこんなとこで働いていたのか。あれです。大学2年くらいでくるイキリたくなる年頃のやつです。サブカル全盛期だった僕は、案の定シーシャにどハマりしアングラ感漂うシーシャバーに憧れていました。(イメージ写真では明るいシーシャバーですが、大抵は薄暗いお店が多いです。)

こんなとこで働いてる俺カッケーって言いたいだけでした。書いてて恥ずかし過ぎる。

そんな下心しかなかった志望動機でしたが、仕事は真面目にやっていました。普通に楽しかったです。シーシャも意外と作るのが難しく、練習って言いながら営業中に吸ってました。

真面目に働いてたからか、そのうちお店も任されるようになりシーシャマスターの称号も店長の称号を得ました。ただ雇われ、しかもバイトなんでなんの意味もないんですが。

でもきつかったのが、オーナーがトルコ人で会話が英語だったんですよね。もちろんある程度日本語は通じるんですが、連絡のLINEは英語でした。オーナーがトルコ人だからか、お客さんも外国人ばっかりで細かい意思の疎通が難しかったです。

今思うと英語の勉強になったし、もっと働いておけばよかったと思います。でも意思の疎通が取れないって結構ストレスなんですよね。何が原因かは忘れましたが、ちょっとすれ違って気まずくなって辞めました。

久々に思い出したので、今どうなってるのか調べてみたんですが繁盛店になってるようでよかったです。シーシャは別に違法でもなんでもないので興味ある人は農大通りにもあるので行ってみてください。もちろん、タバコなので20歳超えてからですが。僕のおすすめのフレーバーはブルーミストです。

バーテンダー

学生時代最後のバイトはバーテンダーでした。みんさんが想像するような、いわゆるオーセンティックバーです。僕のいた店は見た目こそ↓みたいでしたが、中身はカジュアルでした。

オーセンティックバーのイメージ

ここでは修士の2年間働いていました。近所にあったのですが、なかなか入れなくて酔っ払った勢いで行きました。それでめちゃくちゃいい店だったので、「ここで働かせてください!!」って言って働き始めました。

働いた結果ですが、僕は大学生全員バーで働いた方がいいんじゃないかって思うくらいバーはおすすめです。働かなくても大学生のうちに行きつけのバーは一つくらい作っておいた方がいいと思います。

ただ、バーはバーでも歌舞伎町にあるような飲み放題の変なバーとか、渋谷とか下北にある200円で飲める某バーはやめときましょう。

バーテンダーをお勧めする理由は出会いですね。これ一択です。(異性との出会いの場という意味ではないです。もちろん仲良くなって付き合うこともよくありますが。)

バーは大人の社交場と言われるように、大人が集まります。中にはろくでもない大人も来ますが、そんな奴は無視でいいです。それか大体出禁になります。

そうではなく、いい大人と出会えるのがバーの魅力です。辞めて2年ほど経ちますが、今でもよく飲む飲みもできましたし、1番よかったのは悩んでいる時に相談できる大人と出会えたことですね。

お客さんの相談に乗るイメージが強いと思いますし、それももちろんありますが、逆に相談に乗ってくれることもよくあります。実際、進路の相談や大学生活の相談もよく乗ってもらってました。

余談ですが、僕は普通に就活もしていましたが、最終的にはバーで出会ったお客さんの会社に就職しました。(これは全然お勧めしているわけではなく、こういうこともあるよっていう例です。普通に就活して大手に行ってください。)

あと、就活でバーの話すると意外とウケます。おじさんはみんなバーが好きです。

そうは言ってもバーって敷居が高いイメージありますよね。もちろん銀座とかに行けば、ドレスコードがあるような敷居の高いお店もあります。でも全然そんなお店ばっかりじゃないです。入ればマスターもお客さんも優しくしてくれます。

なんなら店員側まで入り込めば、可愛がってもらえます。おじさんは男女関係なく若い子が好きなので。お金ないですって言えば大体奢ってくれますし。大学生の特権を使い倒してください。

もう一つ働いてよかったことは、人を見る目が養えます。

最初に言ったように、変な人もきます。僕もこの人いい人かなって思った瞬間意味わからない説教されたこともあります。
そういう人ってよくみると最初からなんか違和感あるんですよね。いい大人に出会うとそれが顕著にわかるようになります。人をみる目を養うと、変な大人に絡まれないように自衛できるのでお勧めです。

細かいところで言うと、夜なので時給がいいことが多いです。加えて個人店とかだったら、実績出せばすぐに時給上げてくれます。(交渉は必要ですが)
ただ、あんまりバーテンダーの求人を見たことないのでまずはバーに行ってみるのがいいかもしれません。店内に張り紙があったりする場合もあります。

まとめ

いかががだったでしょうか?息抜きに書くつもりがガッツリ書いてしまいました。ここまで読んでいただきありがとうございます。

大学生がよく働く、塾講とかカラオケ、居酒屋とかではなかったのであんまり参考にはならなかったかもしれませんが、読み物として読んでもらえればありがたいです。

個人的に最強なバイトはバーテンダーで、次に個人の飲み屋かなと思います。人とたくさん出会えるバイトがお勧めです!

せっかくバイトするなら有意義な経験ができればいいですね。合わないなと思ったらすぐ辞めればいいので。充実した学生生活を送ってください!

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