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【UIターンのヒント8】地方転職の始め方
移住を伴うケースも多い地方転職。様々な環境が大きく変わるので、転職後に後悔することがないよう、自己分析もしっかりしておきたいものです。
地方へのUターン経験を持つ採用コンサルタントが、思考整理のポイントをお伝えします。
移住したいのか、転職したいのか
まずは、「地方」と「転職」の言葉を分けて考えることをおすすめします。
地方に移住しようかな? / 転職しようかな?
どちらの言葉が先にでてきますか?
地方:周囲の人・文化・生活等を変えたい
転職:仕事・その仲間・待遇等を変えたい
想いの階層が異なりますから、どちらの方が自分にとって重要かということですね。
Uターンした私の例を挙げてみます。
「母も歳をとったし、子供に多くの体験をさせたいし、そろそろ地元に戻りたいな・・・」(漠然だがUターンへの強い気持ち)
↓
「戻るなら今の会社、今の仕事とは違うことを始めたいな・・・」(現状との調整)
↓
「自分にできることは何だろう・・・」(キャリアの整理・本当に現状を変えるのか?・心の整理)
↓
「経験のある分野の仕事とチャレンジングな仕事、両方がいいな・・・」(Uターン時の仕事選択肢の軽い絞り込み)
↓
「地元の人に相談しよう!仕事を探そう!」(行動に着手)
↓
地方のニーズ把握・仕事ごとに求められる経験やスキルの把握(選択肢のより具体的な絞り込み)
上記のような思考の流れからの行動、行動からの軌道修正でした。
尚、私の場合は、「地方移住」の方が重要事項でしたので、仕事内容はそこまでこだわりがなかったです。また、働くことに関しては、どんな仕事や場所でも、その良さや意味を自分でつくり出せていたことも強みとしてありました。(変化や挑戦が好き!反面、飽きっぽい、という自己分析です)
価値観を見える化しよう
「転職」が重要事項の場合、下記のような流れで思考を整理してはいかがでしょうか。
自己分析(どうなりたい?なりたくない?何を得たい?何がしたい?など)
↓
「現状維持」と「変化挑戦」を横軸にとり、「メリット」と「デメリット」を縦軸にとった「二軸四象限※」について検証(書き出す・客観視する)
↓
これまでとこれからの、キャリアの整理(何ができる?何に挑戦したい?)
↓
求人探し(場合によっては、職場内での異動希望も選択肢に入れる)
↓
行動しながら再整理し、また行動する
このような流れになります。
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※「二軸四象限」は迷ったときや思考を整理したいときに非常に有効なメソッドです
地方で働くことに関心がある方は、自分の気持ちの出発点が「地方」と「転職」のどちらにあるのか、ぜひ一度立ち返ってみてください。
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◾️筆者プロフィール
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はちさん
早稲田大学卒業後、紆余曲折を経て大手人材会社に入社。約20年のキャリアを通じて、九州地区をはじめ都内の企業・自治体の採用支援に携わる。担当業種は多岐に渡り、社長1名の会社から従業員数4万人を超えるグローバルな大手上場企業まで幅広い規模の企業を担当。採用責任者時代は、年間1,000名を超える採用活動でのスキーム設計・フロント業務・事務作業・面談面接・研修といった採用活動の全工程を一気通貫して経験。行ったり来たり考えた結果、採用活動支援と人材育成を行う会社を設立。