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自由にものが言える時代の襲撃。

ドナルド・トランプは2016年の米大統領選でニュースメディアに「ドナルド・トランプ」の話題を取り上げさせることで、自らを政界のセレブリティーに祭り上げた。その主な手法はとんでもない発言を行う(ソーシャルメディア用語で表現すればトローリング)というもので、それは奏功した。それは依然として機能しているが、最近はトランプにとって有利に働くのと同じぐらいの頻度で、不利にも働いている。

トランプは22日大統領弾劾の動きはリンチだとツイートすることで、少なくとも24時間は自分自身が最も多く取り上げられる話題になることを確実にした。するとすぐに、おそらくはトランプが意図したように、メディアや米議会、その他の分野の反トランプ派から怒りと不信が噴出。自らの政敵の行動をかつての恥ずべき時代にアフリカ系米国人を殺害した暴徒の行動と同列であるかのように扱ったことに対してだ。Lynch(リンチ)という動詞は裁判ないし適正な手続きなしに処刑することを意味する。それは、ポストリコンストラクション時代やジムクロウ時代の南部における超法規的殺人のみを指すのではない。他の英語圏では良く比喩的な意味でも使われているが、米国ではこの言葉はその歴史的背景から強い反応を引き起こすものであり、人種にとりわけ敏感でなくてもその理由は理解できる。 そんな意味を持つ言葉を世界で一番発言力のあるアメリカ大統領が自由に発信する時代がやってきたのである。

Peaceful protests are a hallmark of our democracy. Even if I don't always agree, I recognize the rights of people to express their views. ー「平和的な抗議活動は、我らが民主主義の証しだ。私が同意できないものだったとしても、人々がそれぞれの意見を表現する権利は認める」
Everybody is arguing whether or not it is a BAN. Call it what you want, it is about keeping bad people (with bad intentions) out of country! ー「法廷で会おう。私たちの国の安全保障が危うくなっている!」
Lowest rated Oscars in HISTORY. Problem is, we don’t have Stars anymore - except your President (just kidding, of course)! ー「歴史上最低の視聴率を記録したオスカー。問題は、あなたたちの大統領以外、もうスターがいなくなってしまったことだね(もちろん冗談)!」

このような背景から、とうとうツイッターが世界の指導者に向け新しい投稿に関する管理ポリシーを発表。ツイッターは特定の指導者の発言について言及しているわけではないが、ツイッターがなぜ政治家たちの物議を醸す投稿をチェックする際のポリシーを決めたのかについて説明している。「世界の指導者たちのツイッター上での行動に関して、その多くが新たな領域であり、前代未聞であると我々は認識している。白か黒か、明確な基準を示してほしいという意見は理解しているが、そう簡単なことではない。今後我々が取る行動、展開するポリシーが、ネット上の発言に関する前例を作っていくだろう。利用者にも良く考えてもらいたい。」と、ツイッターは述べた。

ー テロ行為の助長 
ー 個人への明らかで直接的な暴力をほのめかす脅迫
ー 非公開の住所や電話番号のような、個人情報の投稿
ー 本人の同意なく作成配布された他人の私的な画像や動画の投稿と共有
ー 児童の性的搾取に関連する行為
ー 自傷行為、またはそれを助長する行為

上記のポリシーに違反するツイートは、削除するのではなく、ラベルを付けるというもの。このポリシーはフォロワーが10万人以上のアカウントにのみ適用される。ツイッターの安全性に関するアカウントによると、不快感を与えるツイートには新たな警告ラベルを付け、そのツイートは返信、共有、リツイートなどができなくなるようにするという。だがユーザーは「コメント付きリツイート」機能を使って、ツイートに対して意見を述べることができるそうだ。

2020年のアメリカ大統領選挙の候補者やその他の政治家は、政策や議論のプラットフォームとしてツイッターへの依存が高まるにつれ、その規定を疑問視するようにもなっている。



ー 息子がよく遊びに行くプレイグラウンドでの先日の出来事である。息子が主人にできるようになったことを色々と披露してきた際に、5歳のインド人の男の子とヨーロピアンの男の子が「クソガキ、まだまだだな!ほら俺をみてみろ。」と、息子を煽ってきた。こんな光景はプレイグランドではよくあることである。主人も私もわざわざ介入はしない。その後も2歳の息子への猛攻撃は続き、息子の行く先々に現れては嫌がらせをし、言いたいことをかなり汚い言葉を羅列し言い散らかす。息子が階段に登ろうとすると割り込んで、前に座り込みドヤ顏で息子をブロックし暴言を吐く。「やめて」という息子を更に煽り、とうとう温厚な息子が鼻息荒くその少年達に腹を立てた。私たち夫婦は基本的に、問題が起きると思わない限り子供の社会には突っ込まないスタンスでいる。本意ではないと思うが、その5歳の男の子が息子に手を出すことになり、息子が階段から落下。そして、最終的に主人に「5歳なのに2歳の子の相手もまともにできないのか。僕の息子が君たちの年齢になったら、君たちはきっと大変だろうな。」と、今まで黙っていた主人のその一言に二人は凹み。更に階段から落下し泣いた息子の声を聞きつけた親御さんが謝罪に飛んできた。

「母原(ぼげん)病」という言葉がある。これは、母親の育児が原因で、子どもの病気や問題を引き起こしてしまうことを言う。もちろん、お母さん方を責めるつもりはないが、子どもを愛しているのは事実でも、子どもを「囲ってしまう」ような愛し方に問題があるということ。プレイグランドで遊んでいる際に日本人の親と外国人の親の、子どもへの接し方の違いに驚く方も多いっと思います。日本人の親は、子どもが遊んでいると、危ないところに行かないようつねにそばにいる。一方、外国人の親は、子どもを自由に遊ばせ、本当に危ないときにだけ、さっと駆けつける。私は、子育てもこれに近いと思っています。本当に危険なときは当然守るべきですが、危ない目や嫌な目に遭わないようにいつも先回りしたり、問題が起きたときに親のほうで解決したりすると、生きる力が弱い子にもなりかねません。私の場合は、余りに自由にせすぎて二歳になる前に大きな怪我を二回もさせてしまいましたので、何でもバランスだとは思いますが。


ー 前述のように、世界で最も発言力のあるアメリカの大統領が自由にソーシャル上で発言できる時代。それを見て育つ子供達は、間違えなく自由にものを言い、自由に生きていく。すでに多くの自由を感じる今現在ではあるが、これは更に加速し誰しもが自由に発言する世界がすぐにやってくる。そして、そんな時代を生きる子供にとって重要になのがSelf-Defenseの能力であると、私は思っている。

主人は子供が産まれる前からずっと「精神と身体の繋がりの強いスポーツ。心を鍛えられる武道は自分の子供に必ず習わせたい。」と、言っていました。武道は、武士道の伝統に由来する我が国で体系化された武技の修錬による心技一如の運動文化で、柔道、空手道、剣道、相撲、弓道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道などを修錬して心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、国家、社会の平和と繁栄に寄与する人間形成の道である。と制定されている。なので、わが家ではSelf-Defenseの能力を高める一貫として武道は子供の人生に取り入れたいと思っています。

自分の身は自分で守る策を練る時代。武技の修錬は備えにあり。

古来の大人物は、すべて腕力が強かった。ただの学者、政治家と思われている人でも、いざという時には、非凡な武技を発揮した。小才だけでは、どうにもならぬ。武術の達人には落ちつきがある。この落ちつきがなければ、男子はどんな仕事もやり了せる事が出来ない。武術に練達していなければ、絶対に胆がすわらない。万巻の書を読んだだけでは駄目だ。太宰治|花吹雪




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