シルクロードの旅(23)ウズベキスタン共和国サマルカンド市② ティムールもびっくり
同じ宿では日本人のおばちゃんたちが沢山宿泊していました。B&Bなので翌朝一緒にご飯を食べるのですが、おばちゃんたちは高級ホテルの待遇を求めてたみたいでこの価格帯の宿の接客には不満顔でした。そして止まらないおばちゃんトークに圧倒されます。このマシンガントークの勢いには地下で眠るティムールもびっくりしたでしょう。同じ机でご飯を食べているフレンチがかわいそうです。
おばちゃんたちは多分ツアーで日本に来てるんでしょう。昔インドやペルーにも言ったと話していましたのでそのバイタリティーは素晴らしいと思います。
宿の従業員にひとり日本語を勉強している人がいて、それがあだとなっておばちゃんたちに呼ばれまくってました。かわいそうやなあ。同胞がごめんなさい。ホテルのレベルに合ったサービスを求めてください。
さて、今日はレギスタン広場には入れました。
レギスタン広場(Registan)は、ウズベキスタンの古都サマルカンドにある広場で、「砂の場所」という意味をもつ。マドラサ神学校が三棟建っている。向かって左側にはウルグ・ベク・マドラサ、右側にシェル・ドル・マドラサ、さらに中央にはティリャー・コリーモスクマドラサが建つ。【レギスタン広場-Wikipedia】
シェルドル・メドレセの上部には動物と人間の顔が描かれていますが、偶像崇拝を禁止するイスラム教では本来タブーであり、とても珍しいもの。支配者が自分の権力を誇示するためにこのような絵を描かせたと言われています。
広場正面に立つティラカリ・メドレセの内部には、大量の金を使用した豪華絢爛な装飾が施されています。
世界で一番美しい天井です。
美しい天井に浸っていたらさっきのおばちゃんたちが声をかけてきました。いや今感動してたんですよねー。僕金髪だから見たら一発でわかるみたいです。
東洋音楽祭のプラカードがあります。なんかいくつかの国が破壊されてました、、。国際問題では??
こちらはティムールのお墓です。
グーリ・アミール廟 (グーリ・アミールびょう、ラテン文字:Gūr-e Amīr, Guri Amir、ペルシア語: گورِ امیر) はウズベキスタンのサマルカンドにある、ティムール朝建国者のティムールおよびその家族の霊廟である。グリアミール廟とも表記する。グーリ・アミール廟は、後代に建設されたデリーのフマーユーン廟やアーグラのタージ・マハルのような素晴らしいムガル建築の礎を築くこととなった、テュルク・ペルシア建築史上の重要な建築物である。
この黒い棺にティムールが眠っています。
午後は一人でアフラシャブの丘を見に行きました。お腹をずっと壊していたので大変でした。
アフラシャブの丘は、サマルカンドの中心部から見ると北東近郊に広がる岩の丘。
一見すると岩だらけで荒涼としていますが、実はチンギス・ハンに滅ぼされるまで何世紀もの間昔のサマルカンドの町があった場所で史跡の宝庫。
この丘は国によって保護され、今も発掘が進んでいるのだそう。
何にもないただの丘だけど、ここは町の中心だった時代がある。
今や放牧地になりつつあり、動物のフンだらけです。
以上サマルカンド。次回、前田敦子。
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