シルクロードの旅(10) 新疆維吾爾(ウイグル)自治区吐魯蕃(トルファン)市① 私が実際にウイグルに行って見た事、感じた事。
トルファン市(تۇرپان ۋىلايىتى、吐魯番市)は、中国新疆ウイグル自治区に位置する地級市。市名は、ウイグル語で「人と物が豊かな地域」を意味する。また、トルファン盆地は世界で最も低い土地のひとつで、盆地の中心は標高(-154 m)のアイディン湖跡で、イスラエルの死海とジブチのアッサル湖に次いで世界で3番目に低い地点でなる。 この盆地はそびえ立った山々に囲まれていて、盆地の中は昼間急速に熱せられ、夜ゆっくりと熱が放散され、夏は暑く乾燥した気候で、最高気温は50.2℃に達する。【トルファン/トルファン盆地‐Wikipedia】暑すぎる。
ウイグル人は自ら国を持っていた時代もありましたが、現在では中国の領域の中の少数民族になっており、独立の動きを抑えるために厳しい統治が行われていると、事前の知識で得ていました。
柳園南駅からトルファン北駅に向かう新幹線に乗り、バスを乗り換えて市街地に向かいました。駅の放送、看板が中国語とウイグル語の併記になっています。ウイグルだなって感じがしますね。
バスの運転手は中国人じゃなくてウイグル人でした。乗客もウイグル人が多い。しっかりとした目鼻立ちで、まるでロシア人のような白人です。美人も多いなって思いました。中国人が全然化粧してないのもありますが、、。
民族団結人人幸福社会穏定家家安寧だそうです。そうですか。
ここで異常事態1、香港SIMが使えなくなった。これは単純にギガがオーバーしたのか新疆だからなのかはよくわからない。
まあ何はともあれお宿に到着。本日のお宿は達卜青年旅舍(DAP)です。入口にセキュリティゲートがあります。後で気づくのですが、新疆は宿の入り口にセキュリティゲートがあるのは当たり前です。鍵もかかってます。
さてWi-Fi使ってVPN使ってインスタでも見るか、と思ったら繋がりません。今まで使えていたVPNたちが全く歯が立たなくなってしまったのです。新疆おそるべし。
まあとりあえず飯でも食べようとウイグル料理の店へ。圧倒的アウェーな感じがすごいします。店の人も食べてる人もみんなウイグル人。観光客を笑顔で受け入れるような雰囲気ではなかった。
注文も通じてんだか通じてないんだかよくわからなかったし、なぜか知らないけど料理が1人分しか出てこないし説明しても半笑いで適当に済まされたのでとても腹が立ちました。
自分の事を漢人だと思って冷遇したんでしょうか?よくわかりません。そこに暮らす人は普通に暮らしているようにも見えました。しかし異邦人を歓迎していないのでしょうか。
さらに、街にある交番の写真撮ったら、警官に携帯を没収されて、写真消されました。やはり自由は相当制限されてるなと思いました。町中に防犯カメラがあって、交番の数も半端ではないです。
踏んだり蹴ったりの新疆生活ですが、砂漠のオアシスらしくフルーツは大量に売っていました。夜自分で皮をむいて食べたフルーツは絶品でした。
次回。人生で1番美味しい水に出会います。