タイ王国の旅(4) バンコク③「タイ式マッサージで背骨粉砕」
夜行列車の朝4時、なぜか車掌にたたき起こされた。
寝台を普通の列車に直す作業を始めたのだ。この時間にやるなんて、、、。まだ寝させて、、。
バンコク中央駅に到着。
真ん中の絵は現国王である。国内の公共施設には国王や国王の母の写真が多く掲示されている。日本も戦争に負けなければタイの様になっていたのかもしれない。
写真↓=国王ラーマ10世の写真
ちなみに、タイの国王は最近若者に公然と批判されている。やはり、タイの不完全な民主主義の象徴として批判されている部分もあるが、現国王が放蕩で、刺青を入れてずっとドイツで暮らしているということも関係している。タイ国民が求めているのは王政の打倒ではなく、厳格さのある国王なのかもしれない。ちなみにタイには不敬罪があるので公然と国王・王室を批判すると逮捕される可能性がある。(それでも若者が声を上げるのは、近年逮捕者がいないこともあるだろう。)
さて、駅にはマナー向上ポスターが掲示されていた。こんな事態は日本ではありえないだろう。
しかし、駅で日本を感じることは出来る。電車をよく見ると、「自動ドア」の文字。昔日本で活躍した車両が再利用されているのだ。
さて、日本人宿に戻って夜行の疲れを癒した後、カオサン通りを改めて観光します。
カオサン通り近くにある、日本食屋「8番らーめん」に来ました。
(写真上 若干違和感のある日本語)
ざるラーメンという謎の料理を食べました。そばつゆとラーメンは全く合いません。が、日本で食べれない日本食はここで食べられます。8番らーめんはタイで一番流行っている日本食屋です。
さて、この後はカオサンでリゾート気分を味わいます。
このトムヤムクン死ぬほど辛かったです。しかも、唐辛子を友達に食べさせられました。やっぱりカオサンは物価が高く、450Bくらい(約1300円)払いました。
外国人で店内はいっぱいです。ちなみに、店員にニューハーフの方がいたのですが、僕の友達にキャーキャー言ってました。仲良くしてあげてね。
その後はタイ式マッサージを受けます。前日トップランドホテルで受けたものと比べると非常に安価(250B)ですが、、、。
僕の友人は背骨が粉砕されるほど反らされていました。普通に笑いました。友達は悲鳴を上げていました。
さて、夕方からは市街地を観光します。ここは、バンコクの中心ちであるサイアムです。
深刻な市内の渋滞を解消するためにつくられた新交通です。近代的。
駅はすごい人です。ちなみに朝8時と夕方6時にタイの国歌が流れます。(駅に限らずタイ全土)その時はみんな一斉に立ち止まります。国王への敬意を示すのです。その場面に遭遇したのはいい経験でした。結構みんなスマホいじりながら止まってました。(国歌聞きながらスマホですね)
その後はタニヤ通りを訪れる。ここは付近に日系企業が多くあり、日本人街としても知られている。
おにぎり専門店あります。さすがです。ここの通りはタイの美人さんが沢山道に面した椅子に座っていて、勧誘してきます。日本人向けのカラオケが沢山あり、この人たちが接待してくれます。まさに異様な光景です。
さらにその近くにはパッポン通りという通りがあります。盗品、コピー品なんでもござれの激ヤバ通りです。治安も悪く、ぼったくり店もたくさんあります。まあこういうところがタイの魅力ですね。
早々に抜け出し、大戸屋に入店。なんやかんやこの旅ほとんどタイ料理食ってません。
次回、線路市場、水上市場、アユタヤ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?