ドル円トレード2023年の成績
私は、「エリオット波動理論によるドル円トレード」で書いた手法により、2023年3月からドル円トレードをしています。
この記事は、そのトレードの2023年の成績を報告するものです。
「エリオット波動理論によるドル円トレード」の2023年(3月以降)の成績は、次の通りでした。
2023年2月末口座残高 2,154,825円
年間入出金 0円
年間売買損益 +567,042円
年間実現スワップ -82,413円
年間実現損益 +484,629円
平均月間損益 +48,463円
年利(平均月間損益╳12/当初口座残高) 27.0%
年末評価損益 -198,443円
年末証拠金維持率 1,042%
まず、「エリオット波動理論によるドル円トレード」で述べた相場展望は、現在までのところバッチリ的中しています。
そして、10ヶ月間全体では、年利27.0%で運用できたので、かなりの好成績といえます。
しかし、月間損益を見ると、3月と4月が10万円を超えたのに対し、5月〜7月は5〜6万円、8月以降はほとんど利益を出せていません。
3月と4月が好成績だったのは、キリ番などで果敢に逆張りエントリーをしていったからだと思います。
8月以降に不調となったのは、買いではなく売りでエントリーしていったからです。
そのため、高額のマイナススワップに苦しめられました。
12月の売買損益は+151,990円で過去最高でしたが、スワップが-148,198円となり、月間損益は+3,792円でした。
私は、ドル円の売りが高額マイナススワップであることは当然承知しており、「エリオット波動理論によるドル円トレード」でもその点に触れています。
にもかかわらず、なぜ売りで入ってしまったのか?
おそらく、マイナススワップを甘くみていたのでしょう。
マイナススワップが非常に大きいことは分かっていたけれど、実際に痛い目を見るまでは事の重大さを本当には理解できていなかったということです。
140円より上は売っても大丈夫、つまり上昇してもやがて140円までは下落してくると考えており、8月〜12月に実際に相場はその通りに動いたのですが、140円に戻るまでに4ヶ月もかかり、その間にマイナススワップがどんどん膨らんでいったのです。
しかし、見方を変えれば、8月〜10月は明らかに上昇トレンドだったのにナンピン売りをしていったのが失敗だったともいえます。
最初の売りは仕方なかったとしても、次の売りは、日足のトレンドが下落に転じてからするべきであり、その間はむしろ買っていくべきでした。
もちろん、高値で買って含み損を抱えたくはありませんが、そうするともう何もできなくなりますし、そもそも「エリオット波動理論によるドル円トレード」の長期相場予想に従えば150円程度の買いポジションは何ら問題ないのです。
ちなみに、もし8月以降も買いでエントリーし続けていれば、月間5万円以上の利益を出せていたと思われ、年間利益は65万円以上、年利は36%以上になっていたでしょう。
以上の反省を踏まえ、2024年は「絶対に売らない」という方針でいこうと思っていたのですが、この記事を書いているうちに「日足が下落トレンドなら売ってもいいかもしれない」という気もしてきました。
さらに、「とすれば日足が下落トレンドの時は買うべきではないかもしれない」という考えもよぎったりします。
マイナススワップにあれだけ苦しめられたのにまだ懲りないのか、と我ながら呆れますが、次の2つの方針のどちらでいくか、まだ決めかねています。
A案
買いのみで入る。絶対に売らない。
逆張りも含め、果敢にエントリーする。
B案
日足が上昇トレンドの時のみ買う。
140円以上で、日足が下落トレンドなら売る。