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私の株価指数CFDトラップトレード
この記事は、私の株価指数CFDに関する基本的考え方と2022年の具体的なトレードプランについて説明するものです。
2021年株価指数CFDトレード実績
私は、マネースクエアで日経225のCFD(くりっく株365)を取引しており、2021年は、口座入金額450万円で累計利益が約115万円でした。
資金450万円で利益115万円というのは、年利25.6%ですから、非常に良い成績です。
まずは、この年利25.6%のトレードプランがどのようなものであったのかを説明します。
当初のプランは、資金450万円で27000円〜30500円に500円間隔で8つの買い注文(トラリピまたはトラップトレード)を出すというもので、全て約定した時の強制ロスカットは24000円でした。
2021年の最安値は26943円なので、このプランでも十分に耐えられたのですが、それは結果論です。
私は、日経225は少なくともコロナショックの16000円までの下落を想定しておくべきだと思っています。
27000円〜30500円に500円間隔で8つの買いポジションを持った場合、強制ロスカットが16000円より下になるようにするためには、資金を1100万円に増やす必要があります。
そして、27000円より下の相場が長期間続いた場合、売買利益を生み出すためには、さらに資金を追加しなければなりません。
16000円〜30500円に500円間隔で買いポジションを持ち、強制ロスカットが16000円より下になるようにするためには、2500万円もの資金が必要となります。
株価指数CFD用の資金は1000万円程度と考えていたので、2500万円というのは想定を大きく超えてしまいます。
そこで、途中から、資金1000万円で24500円〜30500円に1000円間隔で7つの買い注文を出すプランに変更しました。
24500円はコロナショック前の高値であり、このプランだと全て約定した時の強制ロスカットは14000円になります。
そして、24500円より下の相場が長期間続く場合も、売買利益を生み出すための資金追加は300万円で足ります(16500円〜30500円に1000円間隔で買いポジションを持ち、強制ロスカットが16000円より下になるようにするための資金は1300万円)。
従って、資金1000万円で24500円〜30500円に1000円間隔で7つの買い注文を出すプランは、まあまあ現実的なプランだったと思います。
利確は、日足ATRを目安としましたが、トラリピではなく、柔軟に行いました。
また、前日安値を下回った時は小さい利益でも決済しました。
以上が2021年の日経225CFDのトレードの概要です。
前述の通り累計利益115万円、年利25.6%という十分に満足のできる成績だったのですが、問題点もあります。
第1に、マネースクエアのCFD(くりっく株365)は、毎年12月にリセットされてしまい、長期に保有することができません。
2021年は運よく30800円のポジションを平均建値で決済することができましたが、もしそれができなかったとしたら、年末に約23万円の損失が出ていたはずです。
そのようにして年ごとに含み損を決済してしまうことのメリットもあると思いますが、私は(多くの人と同様に)株価指数は長期的には上昇すると考えるので、含み損のポジションを保有し続けていたいと思うのです。
「リセット前に2022年ものに買い替えたり、リセット直後に2022年ものを買ったりすれば、長期保有とほとんど同じだという考え方もありますが、私にはその新たなポジションを30800円まで持ち続ける自信がありません。
それに、私はトレードの利益で生活しているので、年間利益を減らしたくないのです。
第2に、1枚あたりの必要証拠金が大きいため、仕掛けられるポジション量が少なく、各ポジションの間隔が開き過ぎてしまいます。
24500円〜30500円に1000円間隔で買い注文を出すと、例えば28600円〜29400円のレンジ相場が続いた場合、全くエントリーできず、当然利確もできません。
第3に、マネースクエアのCFDは、PCもスマホもツールがお粗末で使いにくいです。
FXの優れたツールに比べると、雲泥の差です。
そこで、2022年からは、GMOクリック証券でトラップトレード的な取引をします。
GMOクリック証券の株価指数CFDは、リセットの仕組みはなく、好きなだけ保有し続けることができます。
また、取引単位は、日経225は価格の10倍、イギリス100は価格の0.1倍であり(マネースクエアはいずれも100倍)、必要証拠金が少額で済みます。
さらに、ツールは、PCもスマホもチャートが見やすく、発注もしやすいです。
トラップトレードというのは、相場の値動きを「点」ではなく「面」で捕らえることを目的としたマネースクエア独自の注文方法ですが、手間さえかければ他社でも同じようなトレードはできます。
2022年株価指数CFDトレードプラン
具体的なプランは、次の通りです。
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