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XMシグナル銘柄別・種類別パフォーマンス/1年間の期待値ランキング
私は、XMTrading社の提供する取引シグナル(以下「XMシグナル」という)を活用したトレードを行なっており、その発注方法について解説する記事を書きました。
・XMシグナルの発注方法(基礎編)/1年で100万円が383万円に
・XMシグナルの発注方法(応用編)/1年で100万円が1,100万円になる利確・損切りシステムとは
2020年4月1日〜2021年3月31日の1年間でその発注方法のバックテストを行った結果は、次の通りです(元手資金100万円の場合)。
オリジナルシステム
・トレード回数 738回
・累計損益 2,832,176円
・勝率 65.2%(481勝257敗)
・平均利益 24,852円
・平均損失 -35,493円
・リスクリワードレシオ 0.70
・期待値 3,838円
・期待損益率 10.8%
独自システム
・トレード回数 738回
・累計損益 10,694,949円
・勝率 55.7%(411勝327敗)
・平均利益 97,670円
・平均損失 -90,053円
・リスクリワードレシオ 1.08
・期待値 14,492円
・期待損益率 16.1%
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私の独自システムがXMのオリジナルシステムの3倍の利益を上げていますが、いずれにしても10銘柄全体では期待値がプラスとなっており、XMシグナルは有用なツールであると評価できます。
しかし、XMシグナルの対象は10銘柄(ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドル 、豪ドルドル、ゴールド、オイル、NYダウ、日経225)であり、銘柄によってパフォーマンスが大きく違っています。
XMのオリジナルシステム
・最も成績の良い銘柄
累計損益 522,462円 期待値 6,613円 期待損益率 31.9%
・最も成績の悪い銘柄
累計損益 -57,260円 期待値 -830円 期待損益率 -4.9%
私の独自システム
・最も成績の良い銘柄
累計損益 824,812円 期待値 10,441円 期待損益率 38.3%
・最も成績の悪い銘柄
累計損益 -45,026円 期待値 -653円 期待損益率 -3.4%
このような銘柄による成績の差は、10年とか20年とかトレードを続けていくと、なくなるものなのかもしれません。
しかし、1年という期間は、それなりに長い期間です。
1年間の統計に基づきトレード対象を絞り込んでみるというのは、試す価値のあるアイデアだと思います。
また、例えば「商品や株価指数は取引したくない。為替だけをトレードしたい」という人もいるでしょう。
その場合、為替だけの期待値が10銘柄全体と比べてどうなのか、気になるところです。
そこで、この記事では、XMシグナルの銘柄別パフォーマンスと種類(為替・商品・株価指数)別パフォーマンスについて報告します。
銘柄別のパフォーマンス
2020年4月1日〜2021年3月31日(1年間)のXMシグナルの銘柄別パフォーマンスは、次の通りです(元手資金100万円の場合)。
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