他者思考型GIVER
おはようございます。とうとう妻から「あなたの記憶力より子供のおもちゃの方が上よね」と告げられ、おもちゃにライバル心を激らせているmotomです。
#はてな君
#47,000語も記憶している
#勝てる気がしない
さて今日は成功する人間について、今でも僕が特に意識していることを改めて文字起こししたいと思います。
▼結論
僕が対人関係で常に意識している事は3つ。
・何事も先ずは相手の取り分から設計すること
・取り分の配分率を 25:75で意識する
・Takerと関わらない
このままだとなんのこっちゃだと思うので、ひとつずつ紐解きます。
▼1位と最下位が一緒!?
この事実を初めて知った時は目から鱗だったんですが、人間の行動と思考について研究していたアメリカのペンシルベニア大学 アダムグラント教授が提唱した内容によると、人間は3種類のタイプに分けられ、その比率は以下の通り。
・Giver(与える人) 25%
・Matcher(バランスを取ろうとする人) 56%
・Taker(搾取する人) 19%
そんでもってこの3種類のタイプで成功する順番を並べてみると以下の順位になると。
1位:Giver
2位:Matcher
3位:Taker
4位:Giver
....あれ、いっこ多くない?
しかも最も成功するタイプと、最も成功しないタイプが一緒だけどどういうこと?
僕は最初よくわからなかったがどうやらGiverは更に2種類のタイプに分けられるとのこと。
それがこれ。
・他者思考型Giver(1位)
・自己犠牲型Giver(4位)
ほう。
では厳密に言うとこの4種類のタイプは何がどう違うのか。
▼与える量と受取る量
端的に言うと
・自分:相手 の取り分の配分と、
・行動の特徴
のバランスがどうなっているかで区分でき、超簡単にまとめると
1位:他者思考型Giver(30:70自分から与える)
2位:Matcher(50:50 相手からのgive待ち)
3位:Taker(80:20 自分さえ良ければok)
4位:自己犠牲型Giver(0:100 自分から与える)
比率は適当ですが分かり易く例えるとこんな感じではないでしょうか。
▼キーパーソンはTaker
自己犠牲型Giverが4位になる理由は結論から言うと、Takerに搾取され続けてしまうから。最初から自己犠牲型ではなかったということです。搾取され続けた結果でしかないと。
これ僕も経験あって、毎度見積くれくれ言って結果どうなったか連絡すらもされなかったり、根拠のない値引きを要求される方など。
実際にこの様な方々からお仕事頂いたこともありましたが、結果的に見合った対価を頂いたり、長いお付き合いだったりになる事はありませんでした。
#ほんと疲弊します
#あっほんの一部の方だけですからね!
#殆どの方は良い人!
であるならば、「Takerとなるべく関わらない」これが一番の解決策で、Takerと見分けられる眼を養い、何よりも先にTakerを見つける事を徹底したほうが良さそうです。
▼他者思考型Giver
有難い事に僕の場合は仕事を通じて、お客様で他者思考型Giverが多くいらっしって、先にGiveを受ける機会が多くありました。その方々からはよく「ちゃんと儲けが出るように見積してね」とお客様から言っていただきました。
これ業者側からするととっても嬉しいし、心理的な安全性が得られて“この人の為に精一杯頑張ろう”と自然と思えるんです。ましてや儲けまくってやろうなんて気持ちは1mmも湧かない。
結果的にこの様なGiverと仕事すると、
成果物もより良いものが提供できる→お客様の満足度も上がる→次回も良好且つ適正な取引が継続できる
の良い循環が生まれて、何よりやってて楽しいんです。
これは僕のパートナー会社に仕事お願いする時も、全く同じことを徹底するようにしてて、
案件によってはこちら側の利幅が少なくて正直シンドイ時もありますが、それでもパートナー利益を優先する事で、チームとしての一体感や成果物の質が上がるので、長期的に見れば自分の取り分が大きくなる。
このサイクルの方がどう考えたって良いですよね?
あとは自分と相手の取り分をどのくらいの塩梅でバランスとるかですが、
僕は 「25:75」意識しながら設計してます。利益率とかではなくあくまで抽象的な体感値でしかないですが、今のところこの塩梅で喜ばれるケースが多いです。
皆様の塩梅は如何でしょう?