シナジーマップ
おはようございます、ミステリードラマを観て、謎の暗号「252」をモールス信号だ!と見事言い当て5年ぶりに妻に褒められたmotomです。
#ドヤるよね
さて今日はシナジーマップという、目から鱗の発見をお届けします。
▼仕入れ先
僕は毎日キングコング 西野亮廣さんという方のオンラインサロンに4年程入会しており、毎日2,000〜3,000文字の最新のエンタメ挑戦記を拝読できるのですが、まぁこれの内容が濃いのなんの。
集客やマーケティング、チームビルディングなどあくまでエンタメを軸としながらも他の業界にも転用出来ること満載で、僕はここサロンから多くの気付きを頂いてます。
今回の題名の「シナジーマップ」についても西野さんが普段事業を仕掛けるときに必ず作るらしく、僕もこれを初めて見た時は衝撃でした。
▼シナジーマップとは
簡単に言えば、幾つか事業があるとして、その事業間でお金や目的がどの様に紐づけられ合っていて、相乗効果を生み出せているのかを可視化する地図みたいなものです。内容は適当だけどこんな感じ。
これやってみると中々作ること事態が難しいのですが、徐々に頭の中が整理されてきて、新たな打ち手を打つ際の判断基準だったり、事業の方向性がズレてないか確認する為にも本当に役立つなと感じています。
特に相乗効果が生み出せるか否かの観点で捉える事が一番大切だなと思っていて、
例えば一つの会社で事業ABCがそれぞれ単独で活動していれば、会社の規模は1+1+1=3 です。
予算組みから収益化まで全てをそれぞれ事業毎で独立するスタイルは一般的なのかもしれないですが、
それぞれの事業がそれぞれの領域のライバルと対等に渡り合う事になり、生き残りをかけた差別化の難易度は高いです。
ですが会社からすれば、最小限の労力で最大限の利益を生み出せた方が断然良いわけで、
例えば事業Cで産んだ利益は100%事業Cの広告宣伝費に使うとしたら、事業C単体の利益はゼロですが、
それが一番利益率が高い事業Aの広告に繋がったとします。その結果
1×1×1=10になるのであれば、後者で設計した方が全体解としては良さそうです。
何より事業Cは収益を度外視で全額広告宣伝費に使うもんですから、収益化を目的としてるライバルに勝ち目が無くなるのも頷けます。
これ自分の会社でも全く同じ失敗例があって、収益の柱となる事業とシナジーがほとんどない事業があって、
順調に売上こそ伸びた時期もあったが、一定のピークを迎えると競合との価格競争などで体力が削られていき、最終的には事業撤退という経験をしたことがあります。
今思い返せば、これは事業立ち上げ前にシナジーマップがきちんと描けていない状態でスタートを切ったのが原因だったとわかる。
お金だけでなくお客様の導線をキチンと描いた状態でスタートする若しくは、描けないならやらないという決断が必要なんだと思います。
中小企業数が日本全国で99.7%を占める日本で生き残る確率を少しでも上げるには、この様に事業同士のシナジーを絡めて、会社一体として戦うことがポイントになりそうです。