バクハツ!シエンカ!ドライアイス!①

特撮ヒーロー番組では欠かせない!
爆発シーン!

大きく分けて一番派手な、ナパーム爆発
粉塵をあげるセメント爆発
地面で小さい爆発する下回り…
海や池などに火薬を仕込む水爆。
演者の身体に直接着ける人体弾着。

どれも私は嫌いでした…😅
だって怖いんだもの…😁

火薬特効の何が嫌いか…

第1回目はナパーム爆発の事をお話しましょう

まず!ナパームは熱い!

ナパームとは
ビニール袋にガソリンを詰めて火薬で爆発させ火柱をあげる効果の事。

怪人はナパームを浴びる事はまず無いのです
なぜなら怪人がやられて大爆発するから…
爆発の時はいないのです。
また仮に食らっても
着ぐるみで熱さはほとんど感じません。

戦闘員はタイツ一枚で熱いですが
悪役は爆発をやられたお芝居で逃げられます
無様でも全然おかしくない…

ナパームで一番ヤバいのはヒーロー!

怪人がやられた爆発に背を向け
熱くてもすっくと!立っていなければならない…
無様な姿は決してみせられない!

初めてヒーローを演じた時
ヒーローにはヒーローの大変さがあるんだなーっと逃げられないナパームの熱さを背中で感じ
ヒーローの大変さを痛感しました!😅

「ヒーローが爆発の中を駆け抜ける」

ナパーム爆発はかなりの熱風があります。
風向きによっては演者を直撃する場合も少なくありません!

僕達はお面を被ってますが
素顔の役者さんは生身!
しかも女性は肌がたくさんでています

こんな状態でナパームの中を駆け抜けるのは
かなり恐怖で大変な事なのです!

ナパーム爆発を駆け抜ける俳優の皆さんに
尊敬とエールを贈りましょう🙌

当時、ナパーム、セメント爆発で大変だったのが
アクション補助です。

演者がミニトランポリンを踏むときは
補助がつきます

ミニトランポリンは高く飛ぶ為にはつよく踏み込まなくてはなりません。

その為トランポリンが動かない様に支える補助が必要になります。

補助はトランポリンを固定すると同時に
万が一の時トランポリンの上に演者が落ちそうだった場合回避する重要な任務があります。

トランポリンを踏んだ演者が着地するまで目が離せませんが、ナパーム絡みだと自らの身も守らなければなりません。

トランポリンカットの場合
トランポリン補助が一番危険にさらされます。

映像でよくみる
爆発バックでヒーローが飛ぶシーン !

トランポリンの補助は演者が踏む側とは逆の方に
テンションをかけ支えています。

つまり
ナパーム火薬側に頭を
向けているただひとりの存在なんです。

火薬ガソリンが設置する場所にも違いますが
設置場所が土面なら地面を掘ってガソリンを設置します。

地面に埋めたナパームは爆発すると上空にあがります。

しかし…
コンクリートに設置した場合、ナパームは
炎の逃げ場がなく横に広がり補助の顔に熱風がくるのです…。

稀に、ガソリンを入れたビニールが燃えて
飛んでくる事があります。

トランポリンの補助はトランポリンを踏む演者にも
後方からくるガソリンにも気をつけながら仕事をしなければならないのです😅

(これはあくまで僕個人の感想です)

特撮特効!
ナパーム・セメント・シエンカ・ドライアイス!

またこちらで…😁

バッカスフンドのお話はまた次回!
あれはヤバかった…😅

moto

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