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私の転機・・本当にやりたいこと

投稿二回目です。まだまだ、不慣れな所もありますが、定期的に更新できるようにがんばります!

まずは、私がなぜ外資ブランドのストアマネージャーにならせて貰えたのか。。はたまた、なりたかったのか。。今となっては色々な思いが巡りますが、そこに辿り着くまでの道のりを書いていきたいと思います。

少々長い道のりになりますが、お付き合い頂けると嬉しいです。

私はそもそも、大学を卒業してから、とある企業にネームバリューだけで入社しました。日々、パソコンとにらめっこしながら、肩凝りと視力の消耗をしていたことを今では思い出します。決して、パソコン作業が嫌いなわけじゃない。しかも、リフレッシュ休暇で、年に2回10日のお休みが取れるなど、ワークライフバランスもしっかりした会社でした。

でも、時が経つに連れて、本当にこれがやりたかったのか・・・このまま年齢を重ねていったらどんな自分になるんだろうと、自問自答してくことになるんですよね・・・

そんなこと言いつつ、当時の私には、本当にやりたいことなんでありませんでした。とにかく、仕事なんでどれも同じ。。という感覚で就職して、楽な方にばかり逃げて、同僚といつも退社後に食事にいくような毎日でした。

ただ、仕事を重ねていくたびに、気持ちの中ではこのままでいいのかという葛藤が常にありました。

そんな中で、年に二回、当時は円高も重なり、海外旅行を年に1回行くほど、海外旅行をストレス解消としていました。

そして、海外旅行に行ったときの事、とあるブランドショップの店頭にすごく素敵なバッグがディスプレイされていました。その時には購入するなんて考えていなくて、ただ触って見てみたいというだけの気持ちで入店したのです。

その時に、あるスタッフさんが声をかけてくれました。その時には商品を売ろうというよりも、私に対する質問をいくつかしてくれました。どこから来たのか・・ビジターなのか、どこに泊まっているのか、どこに観光にいったのか・・・この近くに美味しいお店があるよ!など。私に興味を持って接してくれました。私のような若造がブランドショップに入るハードルを下げてくれるようなスタッフさんでした。

一通り、そんな会話が終わった後に、商品の説明をしてくれました。良くわからなかったけれど、新しいデザインであったり、そのブランドのアパレルに合わせながら説明してくれました。それを見ながら、本当に魅力的に感じてそのバッグに陶酔していったのを覚えています。

ただ、私にとっては高価な商品だったこともあって、即決できず、一日考えたいと伝え、お店を出ようとしたところ、スタッフさんが1枚のカードに商品名、価格、在庫数、そして、私に対してのメッセージを一言添えて
お見送りをしてくれました。
そのメッセージは、I'm glad that we met.でした。

今となっては、お客様にそのようなアクションを起こす事は当たり前のことなのかもしれませんが、私にとってその時間だけは特別感を味わう事ができました。その日の夜も、そのメッセージを見ながら、そのバッグを自分が持った時の事を想像してベッドでゴロゴロしていました。

翌日、観光の帰りにホテルに戻る道すがら、そのショップを覗くと、接客をしてくれたスタッフさんがいました。良く言えば、日本人の奥ゆかしさなのか、私がはにかみながら通り過ぎようとしたら、スタッフさんから声をかけてくれたのです。
少し、会話をしながら、そのバッグに目をやりました。
やっぱり、かわいい。欲しい。でも高い・・・と思いながら、名残惜しそうに触っていると、スタッフさんが一言、「値段はとても高いわよね。でも、あなたの人生の中で、いつも隣にいてくれるバッグになるはず」と言われたのです。(英語だったので、正しいかどうかわからないですが、友人いわくそのように言っていたそうです)

帰国日前日、スタッフさんのその言葉と、バッグの魅力で私の頭はいっぱいでした。そんな私を見ていた友人が、「行こう!そこまで悩んだら、もう後悔しないから!」と言われ、ショップに行きました。

接客してくれたスタッフさんが、午後からの出勤という事で、午後に併せてもう一度行きました。その時のそのスタッフさんの笑顔と「あなたの考えを聞かせて!」と言われ、私は友人に通訳をお願いし「ここまで悩んだら、私の人生の一部にならない訳がないし、その言葉にやられました」と伝えました。
その時のスタッフさんの笑顔と「このバッグは幸せ者だわ」と言って
バッグの準備をしてくれた事は忘れる事ができません。

海外旅行は色々な国に行きましたが、この旅行は忘れられない旅行でしたし、そのスタッフさんではなかったら、そのバッグが欲しくても買わなかったと思います。

因みに、今でもそのバッグは私のクローゼットの中に大切にしまってあります。ブランド品も流行があったりしますが、そのバッグだけは、スタッフさんとの思い出と、今では自分の親友のようなバッグになっているので、大切に使っています。

そして、この出来事が私のやりたいことを決めるきっかけとなったのです。
こんな事?よくある話だよね。と思われてしまうかもしれませんが、こんな事?が私の人生を変えたのです。

皆さんにも、大切にしている言葉、胸をグっとつかまれた言葉、人生を変えてくれた人などいると思います。

まだまだ、先は長くなりますが、興味を持って読んでいただけたら
嬉しく思います。

そして、続きを読みたいと思ってもらえるように、
頑張って書いていきたいと思います。

お読みいただいてありがとうございました。

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