
Photo by
ippeinotebook
#011 何故リビングでマダニを発見したのか
ウチの猫さんが、リビングのソファとフローリングの境を注視して、掘るような仕草をしていた。
次女が「何か落ちてるの?」と近寄ってよく見ると『ひぃ〜〜〜〜〜っ!母ぁ、マダニだ!」
ひと目でマダニと判別出来る10代女子は稀である。
幸いにも動く様子もなく死んでいる。
誰か噛まれてないか、血を吸われてないか確認するために、潰してみる。
カッサカサで血を吸った形跡はなし。
それでも次女さんは、噛まれてないか心配でオロオロしている。
実は彼女、マダニに噛まれた過去がありトラウマになっているのだ。
小学校5年生の2泊3日の野外活動の初日。
沢登りを終えて歩いていると友達が「耳に何かついている」と見つけてくれた。
早々に下山して学年主任の先生とかかりつけ病院へ直行。
私も診察券を持って病院でふたりが到着するのを待って待機していた。
驚くよね〜。
幸いにも血を吸われることなく処置もちゃんとしてもらって(少しえぐって縫った)後遺症もなくてよかった。
でも野外活動で宿泊中も消毒と経過観察のために通院が必須と言われ、翌日も迎えに行って病院行って、また野外活動の現場に送り届けるといった2泊3日感が薄まって、なんだかかわいそうでした。
そんな過去があるものだからビビり散らかす彼女でしたが私も彼女も猫も被害はなし。
なかなか大きいマダニだったけど散歩した時に服とかについてたのかもしれない。
それをそのまま洗濯して干した時に落ちたのかも…が有力。
危なかった。
マダニを媒介として重篤な感染症をひき起こすことが知られている。
寒くなってきても油断は出来ないとあらためて感じた。