人が怖い(manaki半年コース①)
↑この続き。
2019年2月から、manakiの半年コースが始まった。半年間、同じメンバー8人で学んで行く。初めて会う人と、お会いしたことがある人と、仲良しの人がいたけれど、初めましてと感じないくらいに、とっても穏やかな気持ちでいることが出来た。
初回から居心地の良いメンバーって、すごいことだと思う。この出会いは、私にとって大切な出会いになるんだろうなと感じた。そして面白いことに、医療従事者が半数の4人もいた笑。ちょうど日曜コースと月曜コースがあったのだけど(私は日曜コース)、月曜コースには医療従事者はいなくて、こういうメンバーって元から出会うように決められていたんだなーって、つくづく感じた。
この日は、初めましてのシェアタイムから始まり、manakiが出来たルーツのお話しなど教えて頂きながら、ワークが始まっていく。
「今ここ」を感じるというのは、「自分を感じる」こと。孝先生の誘導で、集中して「自分を感じ」ていく。
人との境界線がなくて、自分の境界線がなくて溶けてしまっている私だったけれど、少しずつ自分の輪郭を感じられるようになって、それはそれは心地よい時間であり、ほっとする時間となっていた。
とっても気分よくなっていた所に、事件は起きた。。。。
2人一組になって、「相手の背中と腰に自分の手を当てて同調する」というワークがあるのだけれど。「同調」というのは、相手に溶け込むことではなくて、相手に合わせることでもなくて、「自分をただ感じて、ただ手を当てると相手を感じることが出来る」というものなんだけど。
私にはそれが出来なくて、溶け込んでしまった・・・・(いつものクセ)
その状態で、相手と繋がったと体感した時に、急に震えるほどの恐怖感を感じたのだった。(いつもそういう繋がりと持っていたクセに)
もう、大パニック。その時は恐怖感とも気付かずに何だかわからないけれど、咄嗟に手を放してしまった。相手は、私に身体を委ねてくれていたので、突然手をバチっと離されて、とても驚いていた。突然繋がりを切られたので、驚きだけでなくて、とても怖かったに違いない。
それから、人に触れることが怖くて怖くて仕方がなくなった。電車の中で、隣の人に少しだけ触れることって良くあるけれど、それすらも怖くて怖くて仕方がなくなった。
人と触れると、自分がなくなってしまう。自分が溶けてなくなってしまうと感じていることがわかった。振り返ってみると、いつもそうだった。今までも、すっかり溶けて相手と触れ合っていたから、ものすごく疲れることになっていた。そのことに気付かず感じずにいたから、怖くなかっただけ。
今は、ちゃんと感じることが出来るようになったから良かったんだけど、その分怖さを自覚して、人と関われなくなってしまった。。。。
次回の講座までの1か月。manakiを自宅で実践する中で、誰かと同調するのではなくて、「ひたすら自分を感じる」ことに集中しようと思った。
ここを乗り越えないと、人と接することは出来ないし、出来たとしても、また自分をなくした状態になってしまう。
私が私である為に。私と人とは別なんだと自覚する為に。自分の境界線を引くために。1か月、ひたすら自分との向き合いが始まった。
これは頭で考えることじゃなくて。ひたすら体感していくもの。
毎日毎日、先生から送られてきたmanakiの動画を見ながら、淡々とやっていく。朝と晩の1日2回、約30分のmanakiの時間を作った。やっている時には、自分の変化には全く気が付かなかったけれど、上手くやろうとか、上達しようとか思わずに、ひたすら淡々と、淡々とmanakiに取り組んだ1か月。
8人のメンバーが一緒だと思うと心強かったし、困ったことや不安があれば孝先生に相談出来たので、「怖さを感じている自分」を責めることなく、恥ずかしがることもなく、そんな自分を認めながら、淡々と自分と向き合っていったのだった。
そして、翌月に待っていたものは・・・・
(つづく)
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