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エンタメやスポーツなどの「文化」は不要不急なのか 前編

おはようございます。
ARスポーツ『HADO』の生みの親、本木です。

今日は、徳力さんの下記のnoteを読んで考えたコトを書こうかと思います。

このnoteの内容にはめちゃくちゃ同意ですし、『HADO』というスポーツに関わるものとして、勇気をもらえる内容でした。

このnoteを読んで、自分でもしばらく考えを巡らせていたら、色々な考えが出てきたので、自分の考えをまとめる意味でも、書き記しておきます。

よくわかんないやつの考えすぎた戯言ですが、よかったら読んで下さい。

ちなみにこれから書くことは批判とか演説のようなものではなく、僕の思考の旅を書き記しただけです。なので色々と矛盾はあると思いますがご容赦ください

不要不急ってどういう事?

現在「不要不急の外出の自粛」と言われております。
では、「不要不急」ってなんなんだろう、という事で辞書を引いてみると「重要ではなく、急ぎでもないこと」と書いてありました(うーん、そのまま)。
ちょっと定義は曖昧ですが、とにかく重要ではないことを自粛してくれって事ですね。

今度は「自粛」について考えてみます。
辞書には「自ら進んで行動、態度を慎むこと」とあります。
人間が何かを行動する時は、何かしらの欲求に駆られています。
行動を慎むということは、欲求を我慢するという事と捉えました。

つまり、「不要不急の外出の自粛」とは、「重要ではない欲求は我慢しましょう」という事です(無理やりだけど、)。

じゃあ重要ではない欲求の線引きってどこなんだろう、という事で欲求といえば、マズローの欲求5段階説です。ご登場頂きましょう。

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出典:八木仁平公式サイト

知らない人は上の記事をお読みください。
ざっくり書くと、人間の欲求を5段階に理論化したもので、ひとつ下の欲求が満たされると、次の欲求を満たしたくなる、という説です。

では、「不要不急」な欲求とはマズローの欲求5段階説でいうとどのラインになるのでしょうか。
(ここからは、外出するしないの話は無視してください、文化は不要不急なのかという事の思考を言葉にしているだけです)

これ、皆さんはどう思いますか?
どの欲求からは「不要不急」と言えるでしょうか

不要不急を「生命維持に関係ない行動」とするのであれば、「所属と愛の欲求(社会的欲求)」から上は不要不急かもしれません。

人によっては、人間は他者と協力するという社会性を進化させる事で生き残ってきた種なので、「所属と愛の欲求(社会的欲求)」は不要不急ではない!という人もいるかもしれません。

ちなみに僕は、「所属と愛の欲求(社会的欲求)」から上が不要不急のラインかなぁ、と考えました。

「文化」は「不要不急なのか」

じゃあ、不要不急のラインがわかった(僕の回答だけどね!)ところで、本題の「文化」というものが「不要不急」なのか、という話です。

どうやら、エンタメやスポーツをしたい!観たい!という欲求が、マズローの欲求5段階のどこに当てはまるのかを考えれば、「不要不急」なのかが判断できそうです。

例えば、アスリートがより高みを目指す行為は、「承認欲求」や「自己実現の欲求」を満たす行為と言えるかも知れません。

また、趣味でやるママさんバレーとかは、「所属と愛の欲求(社会的欲求)」や「承認欲求」あたりでしょうか。

プロ野球などのスポーツ観戦は、どこかのチームへの帰属意識がある場合は、「所属と愛の欲求(社会的欲求)」、だれか憧れの選手がいる場合などは、「承認欲求(自尊心の欲求)」かもしれません。

不要不急のラインが、「所属と愛の欲求(社会的欲求)」から上なのだとしたら、やはり、エンタメやスポーツなどの「文化」は「不要不急」ということになりそうです。

念押しで書きますが、便宜上「不要不急」という言葉を使っていますが、人間的で豊かな生活を送るには、エンタメやスポーツなどの「文化」は必要です!

ちょっと考えさせられるケースもあるかも

以前のnoteで「カルチャー」に関して書きました。

その中で、「カウンターカルチャー」についても少し触れたのですが、例えば、アフリカ系アメリカ人による「ヒップホップ・カルチャー」などはどうなんでしょうか。

奴隷制度から開放された後も貧困で苦しんでいた彼らは、DJ、MC(ラップ)、ダンス、グラフィティといった音楽やアート、ファッションを使い、社会に対して反抗し、意思表示をしていきました。

考え方によっては、「文化」は「安全」を恒常的に手にするための武器であるかもしれません。
つまりは、「安全の欲求」を満たすための行為、すなわち「不要不急」ではないとも言えます。

深みにハマってきたので、今日はここまで

ちょっと考えが深みにハマってきました。

他にも「身の危険」を犯してでもエンタメを欲するケースや、そもそも「安全」ってなんだろう、など色々な事を考えています。

明日はこのあたりもうちょっと頭を整理して続き書こうと思います(唐突な次回!)。

では、また明日!バイバイ!!


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本木卓磨 / ARスポーツ『HADO』の生みの親
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