2024年3月の『CJメッセージ』〈第75回目〉
皆さん、こんにちは!
第75回のCJメッセージをお届けします。
今月は、私たちにとって重要な指針となる『CJグループ経営方針書』のCJのお作法についての考えをお伝えします。
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目次
(1)カッコ【】の活用
(2)他は己にあらず
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(1)カッコ【】の活用
『CJグループ経営方針書』のCJのお作法としてCW(チャットワーク)によるコミュニケーションの質を高めるためにカッコ【】の活用をCJのお作法として定義しています。この手法はすごい会議という会議手法を参考に活用しています。
Chatwork、Slack、LINE等のチャットコミュニケーションで
「自分の伝えたかったことが相手に上手く伝わらなかった。」
「聞きたい回答が返ってこなかった。」
このような事があるかと思います。
例えば、以下のメール文をご覧ください。
長い文章ですが、いかがでしょうか?
稀にこのような長文メールが取引先から送信されてくることがありますが、理解するのに少し苦労します。
これをCJのお作法に置き換えて、カッコ【】の活用で箇条書きにすると以下のように要約できます。
いかがでしょうか?
内容が理解しやすいようになったと思います。
このようにカッコ【】の活用することでコミュニケーションを円滑にすることを成果としていますので、書き手側は少し手間がかかりますが、読み手のことを考えてCJのお作法を活用して効果的なコミュニケーションを心がけて頂きたいと思います。
(2)『他は己(吾)にあらず』(道元禅師)
『他は己(吾)にあらず』という有名な言葉があります。
道元禅師が唱えた言葉で彼は鎌倉時代の禅僧で、曹洞宗を開いたことで知られます。道元の教えはスティーブ・ジョブズにも影響を与えたと本で読んだことがあります。
特に『他は己(吾)にあらず』という言葉は、相手と自分は根本的に異なるという認識の下でのコミュニケーションの重要性を示しています。
この考えをCWなどのツールに活かし、カッコ【】の活用で【リクエスト】【質問】【提案】【共有】【コメント】などを明確に使い分けることが大切です。
相手の視点を理解し、適切に情報を伝えることが、効果的なコミュニケーションにつながります。この考えは、お互いの考えの違い尊重し、理解し合うための基礎となります。
このような意識をお互いに持つことで組織のコミュニケーションが向上し、生産性が高まっていくと考えています。
とはいえ、文字だけのCW(チャットワーク)では伝わらないこともあるので、雑談や電話、スポット会議などを活用してより効果的にコミュニケーションの効率が高まるように各々意識していただければと思います。
私たちが日々の業務や人間関係において直面するさまざまなコミュニケーションの場面で大切な考えかたを学びより良いコミュニケーションを実現していきましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。
●補足
ちなみにこの『他は己(吾)にあらず』は、CJライブラリー推薦図書2024の現場のドラッカーで引用されているアルパインマーケティング岩渕さん(前社長)からご指導いただいた内容です。その時の手書きの紙がタイトルにアップした写真です。私も日々勉強中ですが、より良いコミュニケーションとなるように努力します。
カスタムジャパングループ
村井基輝(むらいもとき)
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どうぞよろしくお願いいたします。
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このメッセージ『CJメッセージ』は、
CJグループの皆様と会社と関係が深い方々に共有しております。