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「終わりゆく時代の記憶:アメ村の味穂のビルの思ひで」

カスタムジャパン本社からわずか3分の場所に位置する「味園」と同様に、大阪のディープスポットで取り壊しが計画されている。そのスポットはアメ村にあり、1970年に竣工した地上1階から地上6階建ての商業ビルで、通称は「たこ焼き味穂のビル」ですが、正式名称は「アメ村スクエア大阪センタービル」と呼ばれています。この「たこ焼き味穂のビル」は本社から約1.3キロメートル、徒歩で約18分の距離にあります。

その建物の隣には、小さな飲み屋が密集する日宝三ツ寺会館ビルがあり、数十の小さな飲食店が営業しています。このビルも竣工は1970年頃と聞いていますが、詳細は不明です。
アングラやサブカル的な空間として、味園や味穂のビルと同じくらい重要な場所で、こちらに解体の噂はまだありません。

話を元に戻すと、味園と同様に、味穂のビルも2024年に解体される予定ですので、ライブラリーとしての写真を残しておきます。

大人の事情を漂わせる横断幕
解体した状態で放置された壁
もはやアート


こちらは北側出入り口、AMESON SQUAREっていうのね。
音界隈では有名なカリフラワーさんとマフィンさんが名を連ねます
こちらは3Fのフロワーガイド
音が聞こえてきそうな雰囲気のエントランス
エントランスからの階段
工事中ではないけど、工事中のような佇まい
あ---という感じの壁アート、太陽の塔と同時期の建築物なので、岡本太郎氏の影響か?
空テナント、鍵はなく中に合法的に侵入可能
無料ライブスペース、だれも使っていない不思議な空間
1年後に消えるということで、最近はお客様が多いらしい
アメ村では有名な地下のかすうどん、行ったことない
壁、破壊スポット
EV内部、2階と4階止まりません、乗るのが怖いEV
階段と謎のブルーシート
アメ村らしい落書き、ちゃんとしたグラフィックアートはない
オフィス跡、座れるけど座らない
閉鎖された1階から2階へのエスカレーター
2階からのぞむ1階へのエスカレーター
2階のフロワ―ガイド
猫ちゃん
入った事がないけど、たぶんバー
勝手口を塞いだ板らしき壁
危ないよね、でもそれがなんとも哀愁を漂わせる
廊下
2階にもある全フロワガイド
スナックの跡地、昭和の香りがする
ゆみ、幸子、りえ、カナ、名前が残るロッカー
大阪一等地にある商業ビルの廊下
本当の目を信じろ
アート空間ではない、単なる空スペース
ビルの裏側は普通

音楽カルチャーにとって重要な拠点であり、インバウンド需要と時の流れにより避けられない変化ですが、なくなるのは寂しいものです。

終わりゆく時代の記憶として、すでに裏ではない裏なんばの味園、アメ村の味穂のビルを体験し、心斎橋PARCOの心斎橋ネオン食堂街で大阪ミナミの今昔を味わうのがよろしいかと。

カスタムジャパン本社周辺の情報共有まで。(笑)


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