銚子の旅4 鉄砲台と伊勢大神宮
銚子の旅4回目は犬吠埼から北へ1.5kmほど北にある鉄砲台(正式名称かは分かりません)と伊勢大神宮へ君ヶ浜海岸を歩きながら目指し散策した様子です。
鉄砲台も伊勢大神宮のことも全く知らなかったのですがGoogleマップで見つけてどんなところだろう?と思い訪れてみました。
長崎鼻や外川散策と同じ日、午後の比較的早い時間に歩いています。
1.鉄砲台周辺
君ヶ浜海岸
鉄砲台呼ばれる海岸に突き出た小高い岩山
岩礁に乗り上げた流木
岩山を登りきると小さな祠があり遠くには犬吠埼灯台が見えました。
岩山の上から暫くのあいだ波の描く模様を眺めます。
鉄砲台近くの海岸風景
不思議な名前に惹かれどんなところかと思い来てみましたが、海沿いの小高い岩山で登ってみると山頂部は意外と広い平らな空間が広がり祠が一つありました。大変見晴らしのいい場所でしばし海を眺めながら佇んでいました。
ところで鉄砲台という名はどこから来たのだろう?
地図を見てみると最寄駅は海鹿島駅(あしかじまえき)、すぐ北側の海岸は海鹿島海水浴場であることが分かりました。
これはアシカに関係しているのかもと思い調べてみると、その昔この場所から海岸にいるアシカを鉄砲で撃ち捕獲していたようですね。また鉄砲台は今でこそ陸続きになっていますが昔は島で正式名称は海鹿島なのかもしれないと思いました。
確かに高い場所から身を隠し狙い撃つことが容易だったろうと想像がつきます。それでこのような名前であることが分かり「なるほど」と一人納得しているところです。
岩山山頂にある祠はアシカ漁の安全を祈りまた捕獲されたアシカの霊を弔うものなのかもしれませんね。
1.伊勢大神宮
伊勢大神宮の幟
最後の鳥居が見えてきました。
伊勢大神宮の御社
振り返ると鳥居の先には太平洋が
参拝を終えまた次の場所へ歩き出します。
鉄砲台のすぐ近くに伊勢大神宮というこれまた見晴らしの素晴らしい神社があります。
神社名からも分かる通りご祭神は天照大御神。
神宮にさらに大の字が付くからどれだけすごいのだろうと思われるかもしれませんが、これはそういうことではなく神様への敬意を表してのことだと思います。海岸沿いの小高い丘の上から目の前に広がる大海原を見守っていました。
銚子は関東最東端の街で海の向こうから真っ先に日が昇るところ。太陽神天照大御神をお祀りするのに相応しい場所ですね。
~簡単なまとめ~
今回は海ばかりの写真となりました。内陸に住んでいるためか時々海を見たくなり、この旅で静かな冬の海をゆっくりと散策できてよかったです。また知らなかったことを色々調べながらnoteを書くのはとても楽しいですね。