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「RAKUEN~三好和義と巡る楽園の旅~」がBS-TBSで4Kオンエア!6/18に4K、6/20にHD。

今までで一番羨ましがられた撮影。それが「RAKUEN~三好和義と巡る楽園の旅~」という番組です。写真家、三好和義さんと世界の楽園を廻るという、なんとも優雅そうな企画ですが、移動を含めて1週間で40分番組作るというのは、なかなかハードスケジュールでした。学生の頃、三好さんの写真集見ながら「こんな事して生活出来たら良いのになぁ。」とか、ハナクソほじりながら言ってた自分に「お前、本当はそんなに甘くないぞ!」と伝えたいっす!

このRAKUENという番組は、ドラマ「捨て猫に拾われた男」などを一緒に作っている松原弘志監督の作品でAmazonプライムビデオで3年前に全12回にわたって配信されています。それがリニューアルされ、BS-TBSBS-TBS 4Kでオンエアされることが決まりました。
Amazonプライムでは1話40分だったものを2話まとめて60分にするので、かなり濃密な番組になりそうです。

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まずは BS-TBS 4Kにて、6月18日(火)
21:00~22:00タヒチ篇+モルディブ篇
22:00~23:00スリランカ篇+セーシェル篇
と、立て続けに2時間に渡り4話分放送という、かなりのポリュームです。

いろいろ4Kコンテンツはありますが、これぞ4Kで見て欲しいと言った内容です。仮編集はHDでやっているのですが、仕上げの時に4KTVで見た時のインパクトはかなりの物です。しかしながら私の自宅も4K化されてないので受信方法がよく分からないのです。4K対応チューナーが付いてるものだと地上、BS、CS、4Kっていう4つのボタンに区分けされてるみたいなんですね。(さんざん4Kコンテンツを撮り続けているのに申し訳無い!因みにAmazonプライムビデオでは4KTVだけで4K配信も見れます)
そんな私のような高解像度化されていない人のために通常のHD放送BS-TBSでも放送されます。

BS-TBSにて通常HD放送は、
6月20日(木)23:00~24:00 タヒチ篇+モルディブ篇
6月27日(木)23:00~24:00 スリランカ篇+セーシェル篇 

私が撮影した作品は後半に集中していて、この4話の中では「タヒチ篇」だけになります。今後、八重山、ケニア、アブダビ、フィリピン、ニューカレドニアと続くので、オンエアの日程が決まり次第またお知らせします。モルディブ篇など他の3本も初期のTBS世界遺産などを撮ってる大先輩、石原定務さん撮影なので素晴らしい仕上がりになっています。

タヒチ篇は初回という事もあり、通常より長めの撮影期間をもらって、画家ゴーギャンの愛したマルケサスまで足を伸ばせました。
タヒチの優雅なリゾートとマルケサスの文化。素材としては十分すぎる内容ですが、問題は三好和義の名前をタイトルに掲げてるだけに、ムービーとはいえ半端な画は撮れません。基本的には三好さんと行動を共にするのですが、同じ画角を撮るわけにもいかないし、ムービーならではのアプローチを探さなければならないという難題がつきまとった撮影でした。
幸いにも撮影には観客の視点になってくれる細谷理沙さんが同行してくれていたので、それによって動きを付けられたのと、ドリー撮影などの移動を多用する事でムービーのアドバンテージを活かせたかと思っています。

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それと松原監督からの三好和義さんの持っているルックのイメージに沿わなくても構わないという事を聞いていたので、毎回1カットないし2カットぐらい、実験的なトーンのカットを織り込んでいます。タヒチ篇ではゴーギャンの絵をモチーフにした馬と細谷理沙さんのカットとジャングルの中に立つ彼女のイメージカットですね。

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それにしても学生の頃から知っている巨匠三好和義さんとの撮影は刺激的でした!完璧なカメラ位置に入り、的確なレンズ選択をする。それを瞬時にやってのけるのです。それを目の当たりにできる興奮何ものにも変えがたい時間でした。撮影ペースの速さにも驚かされましたが、曇りの時に構え始めたかと思うと、あまり時間を待たずに日差しが差し込む天気の読み神がかりなものを感じました。それと、意外にもjpegで撮影してるので理由を聞くと、RAWで撮影して狙いの仕上がりに加工するよりも的確な絞りで撮ったjpegの方が綺麗な事が多いという結果にたどり着いたようです。あと、それぞれのロケ地での行動もストイックで、リゾート気分でつい羽を伸ばしがちになってしまう俺とは雲泥の差ですσ^_^;

これから夏を迎えるという深夜に、ちょっと飲みながら観るのには最適な映像だと思います。
4KTV持ってる人はこれぞ4Kという醍醐味を!そうでなくてもHDで十分美しいリゾート気分を体験できると思うので、この機会に是非観てください!


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