挑戦する。を当たり前にする。
人の脳は「いつも通り」で省エネを図ろうとする。
常に目まぐるしいほどの情報を処理する中で、新しいものに対し、危険なものか安全なものかを判断することは、あまりにもエネルギーを使いすぎる負担だからである。
私たちは「思った通り」のことが起こるのが大好きだ。
だから今日も、いつもの通い慣れた道でコンビニへ向かい、味を想像できてしまうほど食べ飽きた商品に手を伸ばしてしまう。
しかし、何かを変えるためには、この「いつも通り」を変える必要がある。
いきなり大きく何かを変える必要はない。まずは、小さく「新しい選択をする」ことに慣れるところから始めよう。
少しドキドキするような、いつもとは違う選択をしてみよう。
例えば、入ったことのない個人経営の喫茶店に入ってみたり、いつもは言わない日頃の感謝を家族に伝えたり、最近連絡を取ってなかったあの子に連絡してみたり・・・。
それは小さな挑戦であり、結果はどうあれ挑戦したという事実が、私たちを少し強くしてくれるはずである。
そんなことを毎日続けると、新しい選択をすることが「いつも通り」になっていく。
そしたらさらに、ドキドキする選択を探そう。
いつの間にか、周りが驚くような挑戦を、いとも簡単にやってのける自分になっているだろう。