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恐れの影響下にある時のコーチング Part 2

こんにちは、pro.de.sign/CAM Japanのもときです。今日は、前回に続きCAMのコーチの1人であるDavidコーチの、「恐れの影響下にある時のコーチング/Coaching in the climate of fear」というテーマのブログからコメントしていきます。

前回の記事はこちら→ https://note.com/pds/n/n70a6099e3889

今回、この恐れについて思い巡らしていく中で、最近の自分の中にも恐れがたくさんあることに気付いてしまったんです!

先月まで、半年ほどトロントで仕事をしていて最高の仲間と、最高の生徒が与えられて、その生徒が新たなことに挑戦し成長していくことを一番身近でサポートさせてもらいながら、日々喜びが湧き上がっていたんです。

でも、帰国後の環境の変化から感じる不安定さや、CAM Japanを始動していく中でちゃんと人が集まるか心配していたり、これからの人生、経済的にもしっかり基盤をつくっていけるかを不安に思っていたり。。。

そんな不安や恐れに気づきいた時、最近、純粋なワクワクや喜びから選択/決断ができてないことや、朝起きた時に「今日も楽しみだ!」と思えていないことにも気づけて、、、「よし!一度、ゆっくり味わい向き合おう」と思いました。

なので、この投稿では、もともと紹介していく予定だった、Davidコーチの「恐れの影響下にある時のコーチング」の3つのステップを、自分の心との対話を含めて書いていきたいと思います!


共感し寄り添う心を持つ

Davidは、恐れの影響下にある時のコーチングの最初のステップとしてこのように語っています。

相手が大変な状況を通っている時は、あなたがその状況に対してそこまで大きな問題だと思わなくても、当人にとっては大変なこと。それをまず認め、共感すること。コーチは、パートナーとして相手と共に歩む存在です。「そうなんですね、大変でしたね。その状況があなたに大きな影響を与えていることが伝わってきます。勇気を出して話してくださってありがとうございます。」とまず、共感し寄り添う心が大切です。

共感し寄り添う心は、コーチングの中で一番大切なことです。自分も以前は、相手の心に寄り添うことをせず、よく正論を相手にぶつけていました。。。でも、相手の前に立ち意見するより、相手の横に立ち、共感することにより、相手の心が受け入れられ、認められ、癒されていく過程で、前に進みたい、変わりたいと自然に思えてくるものだということを学びました。

人は生まれつき愛と楽観的な価値観をもっているという、脳科学の分野ではいいますが、その本来のあり方が引き出されていくサポートをしていくイメージですね。

自分の今の心に寄り添ってみる時、はじめは「大丈夫、できる!そんなに大変じゃないし 、深く考えすぎだし、」と言っている自分がいるけれど、そのまま心を落ち着かせて、心の思いに耳を傾け続けると「自分なんかにできるのかな、ちゃんと回らなかったらどうしよう、こわいなぁー、」と思いが出てきました。そんな声に耳を傾け、味わうだけでも少し心が軽くなりました。


感情を言語化し、コントロールする

2つ目のステップは、感情の言語化です。

コーチの役割は、クライアントが何に対してストレスを感じているかを明確にしていくことです。感情はとても、ふわっとしているもので、「恐れ」ひとつとっても、恐怖・イライラ・疲労・混乱・不安・恥など、様々な意味を持つことができます。その様な感情を、問いを通して、言語化することで、コントロールすることができます。

・何を恐れていますか?何が状況を難しくしていますか?

・起こりうる最悪のシナリオはどの様なものですか?実際に起きるであろうことはどの様なことですか?

・恐れの感情に名前をつけてみましょう。その感情は、どこからきていますか?

この様な問いを自分に投げかけてみる時に、自分が恐れているのは、失敗することで恥をかくことだなぁと思います。最悪のシナリオを思っても、そんなに悪い状況じゃないし。もし、失敗しても実際にそんな自分を嘲笑する人は実際にはいないよな。。。などいろいろ新たな気づきにつながりました!

恐れをそのままに放置して、逆に自分を納得させたり、良かれと思って励ましていると、得体の知らない恐れが、ふわふわふわーーと大きくなっていく感じでした。でも、その恐れを認め、共感し、対話するなかで、軽くなるだけでなく、そんな自分に対して対策を練れるようになりますね。


もしも〇〇だったら・・・

最後のステップは、もしも〇〇だったら・・・。

こんな〇〇や嫌だ。的な大喜利ではありませんよ。

先日のコーチングワークショップで、参加者に将来を楽観的に捉えるとどのようなことが思い浮かぶかを問いかけた時、多くの人は、左上に視線を動かし考えていました。楽観的思考は、脳が未来に焦点をあてるよう導くのですが、その脳のエリアは左上にある前帯状皮質なんです。人の身体ってすごくないですか?未来に対して楽観的な思考や希望に思考を導く時、恐れからくる思考が、未来的思考/目標中心思考に変わっていきます。

・あなたにとって最高のエンディングは?思いっきり想像してみてください。

・もし考えられる最善のことがあなたの人生に起こったら?それはどのようなものですか?

・あなたにとっての最高のシナリオは?その時は、あなたの心は何を感じていますか?あなたは何をしているのが浮かびますか?そこにたどり着くのには何が必要ですか?

・この状況の中での「勝利」とはどのようなものですか?

これらの問いを考えるだけでもワクワクしてきます!自分にとって大切なのは、CAMに集まる人数ではなくて、そこに集うひとりひとりが、心から繋がり、それぞれの「あり方」が輝き、お互いを認め、感謝し、尊重し合う文化ができていくこと。それが様々な領域で体現されていくことで、その先々でも、人々の輝きが引き出されていく社会。そんな想いが湧き上がってきました。

わぁ。楽しみです!コーチングっていいですね!わら

Davidさん、ありがとうございます!


まとめ

Davidはブログの最後にこの様に励ましています。

共感する心・感情の言語化・楽観的思考の3つに焦点を当てていくと、人々のすばらしい変革をサポートすることができます。みなさん、今ほど、コーチが人々に寄り添い、心からそこに在ることが活かされる時はありません!あなたは、人々が期待と共に前進していくサポートをすることができます。

本当にそうですね。焦らず、自分らしく、がんばろう!って思わせてもらえます。この様なプロセスに導いてもらって感謝いっぱいです。

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