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介護もレンタルを最大活用

こんにちは。
今回は、介護する際に必要となる物品がレンタルすることができるということをお伝えしていきます。


介護用品は買わなくていいの!?

介護が始まると、杖や介護ベッドなどあると便利なものはたくさんあります。特に介護が始まった初期は色々わからないことが多く、備えと称していろいろなものを先に購入してしまう方々が一定数います。
「買ったはいいけど、結局使わなかった」
介護はお金がかかるので、できるだけ抑えられる費用は抑えるべきだと考えます。そこで利用できるのが介護用品のレンタルサービスです。
購入すれば◯万円〜◯十万円までかかるものが、レンタルであれば月々◯百円〜◯千円で済むことがほとんどです。不備があれば基本無償で交換もしてくれる。いつ終わるかわからない介護に関してはとても心強い見方です。

では一体どういうものがレンタルできるのか見ていきましょう。

レンタルできる商品

手すり(取付けに際し工事を伴わないものに限る。)
スロープ(取付けに際し工事を伴わないものに限る。)
歩行器
歩行補助つえ
自動排泄処理装置(排便機能を有する以外のもの)
車椅子
車椅子付属品(クッション、電動補助装置等)
介護ベッド
介護ベッド付属品(マットレス、サイドレール等)
床ずれ防止用具
体位変換器(空気パッド等)
認知症老人徘徊感知機器
移動用リフト

実際はもう少し細かい条件などがあるのですが、まずはベッドや車椅子などメインで必要になりそうなものはレンタルできることを覚えておいてください。

介護レベルが軽度だとレンタルできないもの

レンタル対象品の中でも、介護度が軽い方(軽度者)では保険適応でレンタルできないものがあります。軽度者とは、要支援1,2と要介護1の方です
具体的にレンタルできないものとしては

  • 車いす・車いす付属品

  • 特殊寝台・特殊寝台付属品

  • 床ずれ防止用具

  • 体位変換器

  • 徘徊感知機器

  • 移動用リフト

  • 自動排泄処理装置(尿の吸引部分)

  • 自動排泄処理装置(便も吸引できるものは要介護4から)

などがあります。
実際にレンタルを検討する際には担当のケアマネージャーに相談してみましょう。

これはレンタルできない

肌に直接触れる介護用品(入浴・排泄用具など)は使い回しができないことから、レンタルはできません。購入に関しても介護保険を利用して費用の補助を受けることが可能です。

ちなみに介護用品を購入する場合、年間10万円まで補助を受けることができます。

なお、年度(4月から翌年3月)が変わると毎年更新され、次の年度には新たに上限10万円までの福祉用具を購入することができます。レンタルと同様に負担割合が1割の場合、1万円の介護用品を1,000円で購入できます。

購入しかできないものとしては
腰掛便座
自動排泄処理装置の交換可能部品
入浴補助用具(入浴用椅子、入浴台、浴槽用手すり、浴室内すのこ、浴槽内椅子、浴槽内すのこ、入浴用介助ベルト)
簡易浴槽
移動用リフトのつり具の部品

などがあります。購入に関しても将来も見据えて相談しながら決めていきましょう。

まとめ

今回の記事でお伝えしたいことは。
・介護用品はレンタルできるものがたくさんある
・購入に関しても補助がある
・レンタルできないものもある

介護用品は介護を行う際にとても心強い味方です。しかし、導入には費用もかかるので、ぜひこのような制度は覚えておくことをオススメします。

今回もこの記事をお読みいただき、ありがとうございました。

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