10年前、イマ、10年後
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2019.3.4.22:33
ドラえもんの映画のポスターがエモい、という画像を見て、これはまたエモいな、と思っていた昨日。実はエモいという意味も本当はイマイチよくわからないのだけれど。
今日知ったAKBの峯岸みなみさんのツイート、これがエモい!ということか! と思った。
『10年かあ。。みんなどこに行ったら会えるの?‘この場所‘ってどこ?』
というものである。
AKB48の「10年桜」というCDが発売されてから、10年だったらしい。
その曲の歌詞に「10年後にまた会おう この場所で待ってるよ」という箇所がある。
その「この場所」ってどこ? というツイート。
これがエモいということか!!!
当時のAKB48のメンバーは初期メンバーに近しく、わたしでも名前と顔が一致する(今は一致しない。悲しい。年を取ったからだろうけど)。
当時、アイドルだった彼女たちが「10年後」になって「この場所」とはどこなのか、ということなんだろう。
1人は今日ママになり、1人はつい先日結婚し、1人はモデルの道に進み…。
10年後に約束した「この場所」ってどこなんだろう? というツイートは、非常に深いな、と思った。
そして。
10年前、わたしは何をしていたのか。
思わす思い返してみる。
10年前は、子どもを産んでまだ10か月。
そしてちょうど3月は本格的にリコンに向けて動き出した時期だ。
話し合いをし、リコンをすることに舵を切り、取り決めをし、鉄付けをし、わたしと元夫は別々の道を歩むことになった。
わたしは子どもと実家に戻り、それから10年、あっという間だった。
10年前の3月は、わたしにって、嵐のように地獄でどん底だから這い上がると、歯を食いしばった時期だった。
元夫から吐かれた言葉たちは、今でもわたしの心に刃のままに突き刺さり、忘れるのは難しい。
どうしてわたしはこうも、男から否定されてばかりなのだろう、と思うけれど。
それでも10年、歯を食いしばり、生きてきた。
生きてこれた。
3月は、わたしのターニングポイントが度々訪れる。
本当はとても苦手な月。といっても、わたしは12か月ある中で苦手な月の方が多いのだけれど。
でも10年前、確かに、ここから立ち上がり、子どもを守るために、どうにか強くなろうともがいていたのは事実だ。
AKBのように、10年後に「ここで会おう」という約束はなにもないけれど、10年前の自分に言ってあげたいことが、ある。
大丈夫。子どもは元気に育つよ。
負けそうになる日も、泣きながら眠る日もある。
子どもの心がまっすぐであれるかどうか、自信がない日もある。
でも、大丈夫。どうにか立っているよ。
子どもは元気に育ってくれて、あなたもどん底からは、少しは這い上がれているのかもしれないよ。まだ地上には出られていないのかもしれないけれど。
さぁ、ここからまた、次の10年。
次は子どもが二十歳になるまでの、10年。
「ここで会おう」と約束できる相手もなにもないけれど。
10年後、また今日のわたしに向かって
「大丈夫だよ」
と言えるように、生きていきたい。
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