わたしのアンテナ
時々、自分のアンテナがバリ3(死語)になることってありませんか?
いきなり心がずーっと持っていかれて、そのことばかり調べてしまったりすること、ありませんか?
わたしは元々、ドキュメントやノンフィクションが結構好きで、テレビでもよく見るのですが、その中でも事件に強烈にひきつけられてしまうことがあって。時々深堀りしています。ネットで調べたり、関連図書を買ったり。
で、今回はなにに今、アンテナがたってしまっているのかというと、
「遊郭」「花魁」「吉原」
などです。なんでそこいった? って話なんですけれども。
先日、東京でソープランドが摘発された事件がありました。
「角えび」というお店です。そのネットニュースを読んだときに、あれ、これって・・・となったことが始まり。
「角えび(角海老)って渋谷にもあったよね・・・?」と思い出したのです。ちなみに渋谷は宇田川交番のすぐ裏にあります。
でもその光景は、新しいものではなくて、わたしの古い記憶の中にあるもので。でもあの「角海老」というネオンはしっかりと覚えていて、それを思い出したとき、え、あれってソープランドだったの!? と思い、そこからスタートです。
わたしはてっきり、海鮮モノが食べられるお店だと思っていました。
そこでネットをさまよっていたら、角海老とは吉原でも有名な遊郭が起源で老舗だという事が分かりました。
正直、ソープランドはどうでもよくて、角海老、遊郭、え?? となって。
詳しく知らなかったけれど、遊郭ってそんなに身近にあったものなの?? と。そうしたら、一気に心が引っ張られていきました。
今、まだ調べたりしている最中です。
元々、わたしは安達祐実さんが大好きなので、「花宵道中」はもう観てみました。正直、内容は、うーん・・・だったのですが、とりあえず安達祐実さんはかわいすぎた!! その後、今、原作を読んでいます。「花宵道中」は短編から成り立っていて、映画になっている「朝霧」が主役の章はもう読み終わりました。
原作の方が、良い!! というか、映像化するときに端折ってしまったのか伝わらなくなってしまった部分が大きすぎて残念です。せっかく安達祐実さんがヌードになったというのに。
そして平行して「JIN」を見直しています。
これは登場人物の一人、中谷美紀さんが演じる「野風」が花魁です。
花魁にストーリーの焦点があてられているのが、野風の姉さん花魁だった「夕霧」が梅毒に冒されてしまったのを治療しようと、ペニシリンを作り出す回かな? と思うのですが、前に見たときも泣いてしまいましたが、今回も泣いてしまいました。花魁どうこうじゃなくなってるけど。
「泣いても一生 笑ろうても一生 ならば今生 泣くまいぞ」
という夕霧の言葉、「おさらばえぇ」と、亡くなっていく姿。
全てドラマ仕立てになっているのは分かりますが、切なかったです。
そして、かの有名な「親なるもの断崖」も読みました。
少し前によくネットの広告で出てきていたのですが、この機会に読みました。調べてみると、実際にはありえないことも描かれているようですが、当時の女の子たちの気持ちを思うと、本当につらい内容でした。
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正直まだ、全貌をつかめていないので、調べている最中です。
遊郭とは、花魁とは、遊女とは・・・。
時代により、そう生きるしかなかった女性たちのこと。
「角海老」から始まり、今、心がまだ引っ張られています。
久々にこんなに気になることに出会えたので、調べてばかりいて、本を読んだり映像を見たりしていますが、そんなことばかりしてる場合でもないんですよね。正直。やばい。え。もう9月・・・。
やらなくてはならないことに追い立てられています。
しんどーーーー。手帳が予定だらけです(子どもの)。
さぁ。駆け抜けられるのか。
あっという間に、9月がきてしまいました。
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最近夢中になってることについて、わたしってすぐに忘れてしまうから、書き残しておきました。
あと、最近すごく嬉しかったことのひとつに、Twitterで燃え殻さんからDMをいただけたことがあります。
わたしは燃え殻さんの大ファン・・・。いつかサイン会があったらぜひお会いしたいと思っています。これも忘れてしまいそうだから、書いておきます。
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ならば、今生、泣くまいぞ。