映画『怪物』、坂元裕二さんの記者会見がおもしろい 6月16日(金)の日記
6時40分におきる。
ヒーはすでにおきて絵を描いていて、ミーはマイクラ。わたしはnote日記を書く。
みんなで朝ごはん。
夫が朝からチャーハンを作り、子ども達(主に下の2人)が喜んでいる。
今日も家で仕事。
デスクの上にある「とりあえずの書類入れ」がパンパンになってしまい、そろそろ整理が必要。経費のレシートの仕訳もぜんぜんできてないまま上半期が終わろうとしてる…。やらなきゃ。
映画『怪物』の是枝監督と脚本家の坂元裕二さん(『花束みたいな恋をした』の脚本家)の記者会見を見ながら作画。
坂元裕二さんの、飄々としたネガティブなキャラクターがなんかおもしろい。
次回作へのインスピレーションなどありますか?みたいな質問をされた時、
本当に後ろ向きな話ばかりでごめんなさいと前置きしながら、「35年やっていると、インスピレーションは皆無です。もう何も閃かないですし、思いつくことも何もないです。」と言い切っていた。
もう乾いた雑巾を絞りきって、自分からは何も出ない…と苦しんだのち、華々しい結果を出した人は、「枯渇している」と言うことを恐れない。
先日、手塚治虫文化賞短編賞をとった漫画『女の子がいる場所は』著者のやまじえびねさんも、そろそろ自分のなかで描きたいことがなくなってきた…というタイミングで、この企画を編集さんから打診された的なことを言っていた。
人それぞれにアウトプット量の違いはあれど、「書きたいことがなくなった」と思ってからが、第2ステージの始まりなんだな…とあらためて思った。
さらに坂本さんは、「パソコンに我慢して向き合った時間だけが、何かを生んでくれる時間。それを諦めずに、真面目にやることだけが、書き終わるという日を迎えるということなので…」と、続けていた。
反射的に(わかるわ〜!だよね!)と思ったけど、これはここに来るまで膨大なインプットをしてきたであろう坂本さんの言葉だ。
最近(インプット不足かな…)とジタバタともがいている自分が素直に信じていい言葉なのかは、やや疑問が残る。けど、言ってることはわかる。
いろいろ考えさせられる面白い記者会見だった。最後まで愚痴っぽかった坂本さん、いいキャラしてるなぁ。
◇
4人でお昼ごはん。
フーちゃんがタコスを作ってくれた。
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