好きなドラマは、脚本も読んだらもっと楽しい!と気づきました
脚本読む楽しさにハマりそう。
昨日の日記にも書きましたが、ドラマ「silent」を観はじめてます。というか、「読みはじめてます」と言った方がシックリくるかも。
ドラマはまだ1話しか観てないけど、脚本は3話まで進みました。
いや〜〜〜、
「脚本」、おもしろい!
小説のように細かい心理描写とか描かれていないのに、セリフとト書きだけで登場人物の心が透けてみえるんですよ〜〜〜!
脚本って基本こんな感じです。下の例で言うと、セリフ以外の登場人物の動きや行動、場所を表しているものがト書きです。()内の言葉も、ト書き。
小説と違って心理描写はほとんどなく、ト書きでは役者の「状態」だけが簡潔に書かれています。
けどこれだけでも、(あ、この人今嫉妬してるな)とか(この人のことすごく好きなんだな)というのがちゃんと読み手に伝わるように書かれています。
◇
脚本のいちばんよいところは、映像のように視覚情報や聴覚情報がない分、セリフと登場人物の動作に集中できるところ!
ドラマを見ていると何となく流し見してしまう何気ない会話や動きにフォーカスできます。
たとえば、第一話。恋人同士の紬と湊斗。湊斗は紬の元彼の佐倉想のことが気になりスマホで検索する。
その時ちょうど紬から電話がかかってきて楽しく話し、電話を終えたあと、検索をやめる場面があります。
ここのト書きには、
さらに次のシーン、電話を切った紬も
とあります。
ふたりとも、「スマホを閉じる」でも「別のことをする」でもなく、「検索履歴を消す」なんですよ!!伝わりますよね?このふたりの後ろめたい感じっ!!
観ている人にこの動作ひとつで、(これはこのカップル、一悶着あるで〜〜)と予感させてくれる、見事なト書きだな〜と思いました。
◇
ドラマを観るだけだと見逃してしまいそうなこういう細かい描写に、脚本だと気づくことができるというのが、新しい発見でした!
これがまだあと8話分楽しめるとか・・・最高すぎる!!あぁ、本当は今日1日仕事せずにずっと読んでいたいです。
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