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アラフォー主婦、ひとり高松観光の過ごし方 2月18日(土)の日記
※旅行記部分は無料でお読みいただけます😌
みんな四国に遊びにきてね♪
6時45分におきる。
高松駅前のビジネスホテルで一人。
note日記を書く。
昨日のうちにコンビニで調達しておいた朝ごはんを食べる。
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セブンプレミアムの食パン、
しっとりはしてたけど、味に特徴はなし。
今日の16時半のバスで高知に帰るんだけど、本日の予定が立っていない。外は傘をさすかささないかぐらいの雨。
高松市美術館でも行こうかと思ってたけど、昨日あのあたりのアーケード街の散策を終えてしまい、今日また1日過ごすのはちょっと面白みに欠ける…。
うーん、どうしよう。
「雨だし、いい感じの温泉施設で、漫画とか本とか映画見ながらまったり過ごそうよ〜。そういう旅もいいもんだよ〜」という自分。
「え、ちょっと待って?せっかく香川まできて、マジで??その緩みきった脳みそに、刺激与えなくていんですか?」という自分。
葛藤しつつ、心は前者に傾いていたので温泉施設を検索していたけど、バス停から近いところにいい場所を見つけられなかった。
ので、今回は諦めてちゃんと出かけることに。
◇
観光センターでもらってきた地図とにらめっこしながら、『四国民家博物館(四国村ミウゼアム)』という場所を見つける。
古民家とか歴史的建造物が展示されている、野外博物館。
(地味だな〜)と思いながらも、まぁ行ったら行ったでなにか学びがあるのでは?という淡い期待のもとホテルをチェックアウトし、ワンマン電車で向かう。
◇
ワンマン電車を降りて、ほんとーに何もない田舎道をフラフラ歩く。
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なんかすごい裏道へ
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梅の香りが
ほどなくして「四国村ミウゼアム」到着!
意外にモダンな入り口。
入館料1600円を払い、iPadなどの重い荷物はコインロッカーに入れる。
音声ガイドは無料アプリのダウンロードで利用できるようで、入れてみる。(これめっちゃ良くて、スマホの位置情報をもとに、各案内スポットに近づくと自動で喋りはじめてくれるの…!)
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ちょっとテンション上がる
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たぶんミーはビビって渡らないだろう
娘は間からすり抜けてしまいそう
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この先の説明でこのミウゼアムの成り立ちを知り、実は奇跡の空間なのでは…?と胸を打たれる。
開設者の加藤さん、「え!この古民家このまま朽ち果てるのもったいなくね!?」という思いから、四国四県の貴重な民家や歴史的建造物を見つけては、解体して倉庫に保管していたそう。
そしたら隣の地主さんに「加藤ちゃんさぁ、その建物、復元して一般の人に公開しなよ。俺の土地使っていいからさぁ」と言われ、野外博物館の開設に至ったのだとか(「」内はわたしの想像です)。
建物まるまる一棟(しかも痛みまくってる古民家)を、解体して別の場所に復元できるなんてことをそもそも知らなかったわたし。
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ものすごい数の職人さん達が関わっている
この説明と、実際に移築された建物を見て、ただただ感心するばかり。
まるで昔からそこに建ってたみたいに見事に復元されているし、適度に人の手が入った館内の造りと、息を呑むほど調和してる。
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簡単に手に入る竹とござの床材
寒っそ〜〜〜!!
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長男夫婦が結婚すると親夫婦は隠居してここに移り住んだそう。
縁側の高さが低いのも、隠居屋の特徴のひとつ
こんな感じで33棟、まー見ごたえがある!
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この尊さを味わってみたい方には、おすすめの場所です!けっこうアップダウンを歩くので、スニーカー推奨。
◇
たっぷり2時間近く散策し、ふたたび高松市中心部へもどる。
お昼には遅い時間になってしまったけど、事前にリサーチしていた蕎麦屋へ。念願の蕎麦屋飲み。「そば処古川」。
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大盛りにすればよかったー
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鴨の燻製ってのもあったけど、
17時からのみ。残念
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だし巻きも美味…
今日一番の幸せを感じる。
14時過ぎくらいの中途半端な時間に来店したけど、お客さんは途切れずに来る。けどお酒を飲んでるのは店内でわたし一人。
東京でお蕎麦屋さんに行った時はたいてい誰かしら飲んでるから、このあたりではそういう文化があまり無さそう。おつまみの品揃えも最低限って感じだった(レシートを見たら、しめ鯖のお通しはチャージされていない…!え、いいんですか…?嬉しい…)
はー、幸せ。
◇
家族や友人へのお土産を買い、歩き疲れたので喫茶店でバスの時間まで休む。
定刻通りにバスに乗り、iPadでダウンロードしておいた映画「PLAN 75」を観ながら帰路につく。
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