初めての子育て ~3ヶ月編
子育ては楽しい。
ウチの子が産まれて2~3ヶ月位が経ち、日に日に楽しさが増してきた。
産まれたての頃の死ぬ程可愛かったモロー反射(急にビクンっ!と動く動作)はすぐに無くなりちょっと残念に思っていた直後、アウアウと喃語を喋るようになり、笑顔を見せてくれるようになった。言葉らしきものと表情らしきものが登場したお陰で子と自分がギリギリコミュニケーションを取れているように感じ、この頃からかわいいなぁと思う度合いが深くなった。"かわいい" を今まで知らなかったな という事をこの頃知った。非言語のやりとりはいい。意思疎通の為に身を捧げる気持ちで向き合うと、ウォーなんか通じた!と感じた時の嬉しさが大きい。こんなにノンバーバルなコミュニケーションを頑張っているのは10代の頃初めて海外へ行った時以来かもしれない。子が自律して言葉を喋るようになった時にも今と同じような気持ちでいられたらうれしい。
「第一子が産まれた直後、父親は多分感動があまり深くない。二人目が産まれた時は父親も初見で可愛い!と感じる。父性が芽生えるのは第一子を育て始めてからっていうのが多分理由。」談: 知人(二児の父)
子が産まれる前に聞いた知人の↑この持論は正しいなと思った。出産立ち会い時に第一子が母から出てきた時、どう受け止めて良いのかちょっと戸惑った。母は10ヶ月かけて父には想像付かない事まで考えたり体験しているだろうから、産んだ直後から子の事を死ぬ程可愛いと感じるのかなと月並みな事を考えた。
こないだ初宮参りに行ってきた。産まれた直後の姿から数ヶ月経って成長しキレイな服を着て写真を撮られている子を見たので、子の成長パスを想像出来るようになったのかもしれない。今第二子が目の前に現れたら多分1フレ目から可愛いと感じるだろうなと思う。父性が出来てきたのかもしれない。
疑問
世は「男も子育てしろ!」みたいな風潮ですが、あと数年~十数年は改善は無理かなぁと思った。
自分は幸い自分のスケジュールを自分で決められる仕事をしているので、出産前後の時なんかはガッチリ数週間休みを抑えて産後毎日病院に通っていたのだけど、コイツ仕事してないの...?みたいな目で周囲から見られてちょっとキツかった。その他、病院・新生児用品店・産後院・どこへ行っても基本的に父親は無能扱いされる。
・例: 道具の使い方説明を受けている時
「パパはココ押さえてるだけでいいですからね~あとはママにやってもらいましょうホラホラ簡単でしょ~」
・例: 検診に行った時1:
「パパは暇ですよねTV見てる方がいいですよね~リモコンこれですどうぞ~」
・例: 検診に行った時2:
父親が来る想定じゃなかったらしく、個室の産後院に何故か俺だけ入れてもらえらなかった。※理由を説明してくれ と尋ねて話した結果、結局入れてくれた
家事全般ふつうにやる自分にとって気にするべきは、男の子育て話でよく挙げられる「男用公共施設(トイレ等)にオムツ替え・ミルクやりスペースが無い」くらいかなと思っていたので、若い店員さん・助産婦さん達からそもそも自分が戦力としてカウントされないケースが多かった事は結構ショックだった。はじめから無視はつらい。父親がここに居る訳がない・手伝う筈がない という空気をビシビシ感じた。こう感じる父親多いんじゃないかな。都心でも嫁の地元西日本でも同じだったので日本どこに行ってもこうなんだろうか。
例: iPhoneに入れてる子育て系のappが飛ばしてくるnotificationをタップして辿り着いた画面。やかましいわ舐めんなクソボケ!!!という気持ちに
もはや慣れたし正直どうでも良くなっていますが、これは今まで `父親が家のことを全然やらない家庭` が多かったことが原因で出来上がった風潮なんだろうな。今もかもしれんけど。
昨今の調子で女性が前に出る世になっていき、その場に居る人間全員にガンガン指示を飛ばしてくれる女性が新生児関連の施設に沢山居た場合、色んなタイプの父親へ「オマエがやる仕事はこれだぞ!」と子育て脳を円滑にInitする事が出来て色々解決するんじゃないか?と思った。なんせ初期パラメーターは大事だ。
そういう世になるにはもうちょっと時間が掛かるように思った。なんせ俺をInitしてくれる人を一人も見なかった。この話、誰の何が悪いんでしょうか。俺も新生児関連施設の人も悪くない気がする。
知らなかったこと
1. 東京23区で待機児童数がガンガン減っている事
2015年くらいから工事中の保育施設を渋谷区で沢山見かけてたけど、 (2024年6月訂正ここから)ちゃんと数字に現れててスゴイ。頑張ってくれた人達ありがとう。杉並区なんかは2014年頃待機児童数がエライ事になってたけど今はゼロらしい。(訂正ここまで) なのでこれからは杉並区を狙って引っ越ししてくる御家族が増える事が予測されているらしい(口コミ情報。出典無し)。
(2024年6月加筆 ここから)
待機児童数が減っている話、信じない方が良さそうです。少なくとも「待機児童数ゼロ」「待機児童数が8年で97%減」は怪しい。
保育施設の数は増えていても「保育園が見つからなかったので休職・退職をして自宅で子育てしている家庭の子」を待機児童数としてカウントしていないので、資料上の待機児童数が減っている という事になっているんじゃないでしょうか。
都知事選が近くなって来て、最近突然こんなポストをよく見かけるようになりました↓
字面や画像を見るとスゴイじゃん!と感じますが、実情は↓こんな感じな模様です。今まさに保育園を探している方とのLINEやりとりから引用…
もし現都議会議員の方がこれを見ていて、こんな話は嘘だ!と思うようでしたら、是非調査をして頂きたいなと思いました。役所の人が勝手に言ってんすかねコレ。非常に気持ちが落ち込みました。
(2024年6月加筆 ここまで)
どこかで聞いた年配ジャーナリスト様の話では、都内で託児施設を見つけられなくて本当に困った場合の選択肢として、
- 都内へサッと行ける静岡の東京行き新幹線始発駅周辺へ移住する(= 都心に住むより時間的・経済的にお得な場合が多い)
- 又はなりふり構わず全然興味の無い新興◎教に入信する(関連託児施設を使わせて頂ける)
という道を選ぶ御家族も居るらしい。一時的に子供を預けられる場所がある or ない で親の人生がハッキリ変わるので待機児童数減は嬉しい。
2. 予防接種の無償化
全然知らなかった。頑張ってくれた人達ありがとう。幼児教育・保育無償化はニュースで知ってたけど、予防接種も徐々に無償化枠が広がってた。(ウチの子はロタウィルスのワクチン無償化恩恵をギリギリ受けられなかったけど、病気の恐怖から逃れられるならHDMI<->SDI変換が2個ぶっ壊れたと思って迷わず接種してもらった)
3. いないいないばぁ最強説
太古から現代に残る知恵や概念は大体スゴイ。
こんな簡単な事で子の笑顔をゲットできるのか。コスパの良さがすごい。
知りたいこと
・知育関連の知識
今はひたすら子の喃語や動作のマネをしている。俺が子のマネをしてるんだと子に気づいて欲しい。
新生児にとって、目の前の人間と自分がコミュニケーションをとれていると認知出来るタイミングが早い程自分で思考する時間が増えるのでナイスだと両津が言ってた。新生児向けこどもチャレンジのチラシよりも今は両津を信じて子と向き合ってる。他に何を信じれば良いか知りたい。
最後の動画がアウアウ言い合ってる様子。
「怒んなよ~」と言われた気がする。怒ってねぇよ
・保険関連の知識
身近に相談出来る人が居ないので、先輩パパのRzm木村お兄さんに相談中。保険選択ムズ過ぎる。
訂正
この時は分かって無かった。世話 = オムツ替え・ミルクあげる 位と思ってた。コミュニケーションや知育 = 子と向き合う時間 の事を考えて無かった。「世話だけなら仕事しながらでも可能」に訂正
その他
福岡anno labのお姉さんから二○加煎餅を頂いた子
子をあやす嫁