神様と男
男は神様と出逢った。
神様は「どんなことがあってもあなたを助ける」と約束した。
ある時 男が居合わせたビルが火事になった。
男は「どんなことがあっても助ける」と言った神様の言葉を信じた。
ある消防士が他の人を抱き抱えながら「危ないですよ!早く逃げて!!」
そう言って階下へ急いだ。
男は「大丈夫。僕は神様に守られているから」と言った。
違う消防士が他の人を抱き抱えながら「危ないですよ!早く逃げて!!」
そう言って階下へ降りた。
男は「大丈夫。僕は神様に守られているから」と言った。
また違う消防士が「何をしているんですか?早く逃げてください!!」
そして男は焼け死んだ。
男は神様に文句を言った。
「神様は嘘つきだ!僕はあなたを信じていたのに」
すると神様は言いました。
「私はあなたを何度も助けに行きましたよ 消防士の姿でね」