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青汁王子「経営者を憧れの職業にしたい」

青汁王子。名前は聞いたことあるが、それ以上の知識なしという状況でした。YouTubeで王子が語る仮想通貨投資に関する切り抜き動画が、たまたま流れて来た。

自ら王子を名乗るイケメンがテンポ良くしゃべり倒す。断定口調で、かなり過激な内容も含まれるのですが、不思議と嫌味な感じがしない。

そんな青汁王子に興味を持ち、辿り着いたのがこちらの動画。

じゃーん。

「お金持ちになるための方法を本気で語ります」というド直球なタイトル。

30分強の動画ですが、構成は以下の通り。

1.金儲けがしたければ事業を始めよ
2.事業は、どこで、どう戦うかが重要
3.会社は売れる。自分の事業への投資が最良の選択
4.カッコよい経営者であれ。外見はカネで買える
5.発信力を磨け。経営力×発信力が最強
6.経営者を憧れの職業にしたい

自著である「時を稼ぐ男 新時代の時間とお金の法則」の販促的位置づけの動画なのでしょうが、普通に引き込まれてしまいました。

1.と2.で強調しているのが、「何が儲かりますか?と聞いている時点でアウト。成功するビジネスモデルを死ぬ気で考えろ」ということ。

まずは、市場性(成長と収益性)を見極めよ。その上で、徹底的に差別化せよと。

これは、マーケティングのセオリー通り。STPというフレームワークに近い。王子はSTPという言葉は使ってませんが。

S: Segmentation 対象市場を見極める
T: Targeting 対象(販売する相手)を見極める
P: Positioning 商品・サービスを魅力的に位置づける(≒差別化)

「対象市場選定」などと言う難しい言葉は使わず「儲かっている人のマネをしたのでは遅い。儲かり始めた人を見つけ、その上で独自の差別化を図れ」という王子独特の言い回しで説明。

更に面白いのが、「儲かっている人は必ず自慢するからネットで見つけ出す。あるいは、キャバクラに行き、最近、急に羽振りが良くなった人は居ないかさりげなく聞く」という実践方法。

3.に関しては、「通常、会社は年間利益額の8倍程度の価格で売却できる。月100万円の利益を出す事業を作れば約1億円で売れる」と具体的に明示。加えて、キャピタルゲイン(株式売却益)に対する課税は一律20%。通常の所得税(50%前後)に対し税制面で優遇されていることも強調。

4.については、自身の若き経営者時代(今でも十分若いですが)に見た「醜い」成功者達が原体験としてトラウマになっているという話。醜い容姿のおっさんが札束で女性を口説くシーンに幻滅。

それで、「かっこいい経営者になりたい」と努力した。自分は美容クリニックに年間数百万円を費やしている。「外見はカネで買える。キャバクラ行く前に、美容クリニックへ行け」と持論を展開。

イケメンが自分で「かっこいい経営者を目指し実現した」と話す。普通は単なる自慢話で白けてしまうところ、全くそう感じさせないところが王子の才能と思います。私ですら、「美容クリニック行こうかな」と思ってしまったくらい説得力があります。

5.6.に関しては、発信力に長けた経営者は、まだ少数。「経営力×発信力」で最強の経営者となる。自ら積極的に発信することで、次世代を担う若者達が経営者を憧れの職業として目指す様になって欲しい。と熱く想いを語ります。

ありきたりの形容詞ですが、カリスマ性という言葉がしっくり来ますね。

青汁王子のTwitterを見ると、いきなり「無事退院しました。手術内容は眼窩底骨折と鼻中隔湾曲症です」と言う投稿が出て来て驚きました。

「Breaking Down」という格闘技イベントに出場し、ボコボコにされてしまった様です。高みの見物をしていれば良い立場(イカゲームに出て来るVIP達の様に)なのに、ここまで体を張る姿勢も、人を惹きつける秘訣なのでしょうね。

こんな具合に王子を追いかけ始めたら、Googleさんが、王子関連の記事や動画をどんどん投げ込んで来る様になりました。

給付金が一律10万円配賦された頃の動画。この10万円を元手に何に投資するのがベストかを解説。てっきり、〇〇という仮想通貨に投資しなさいという話と思いきや・・・毎回、期待を裏切ってくれます。良い意味で。

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マルセロ| 事業プロデューサー
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