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施術者の採用基準と面接方法

うちみたいな小規模企業だからできることではあるのですが…。
個性的な(曲者)人間が多い施術師の採用で私が心がけていることあれこれを書いてみます。参考になるかorならんかわかりませんが(*_*)

◆面接について
「面接」みたいな畏まった形式には極力しないように設定しています。
できるだけ事務所外のカフェなどで会って、お茶しながらやお昼時ならランチしながら、どうしても夜の時間帯しかダメなら居酒屋とかでの面接もありました。
 私:「お酒は飲みますか?」
 施術師:「はい、好きです!」
 私:「じゃ、飲みながらお話しましょうか!」
 施術師:「あ、はい、お任せします…」

という初めましての機会も何度かありました。

結局私は、できるだけ「自然な」「素の」状態や人となりが見たいし知りたいので、殺風景な事務所で構えられて緊張して畏まった状況で、仕事の硬い話だけするのはナンセンス。
永く一緒にイイシゴトをするパートナーを選ぶには、お互いにできるだけ自然な姿を見せ合うに越したことはありません。
お店で会うことのメリットはいろいろありまして、いろんなシチュレーションが発生するので、その時の気遣い心遣い観察力なども見て取れます。
例えば、
・私のお水が無くなってた時「お水頼みましょうか?」と声をかけるか?
・何か食べる時に「〇〇は使いますか?」と声をかけるか?
・お箸やスプーンを先にとって渡してくれるか?
・待たせてしまった時の待っている体勢(立ちor座り、スマホいじり)

他にも「サービス業」の私達が意識すべき点でいろいろ見れたりします。

別に、これらはやってもらわなくてもマイナス点にはせずに、少し加点になるかな~という感じですけど。
勿論、大事なのは仕事面のやりとりですので!

そして、履歴書や職務経歴書は必須ではありません
必要か?と事前に聞かれたら「不要です」と答えます。
当日持参してもらえていれば目を通し参考にはしますけど。
まず、書類に書いてある経歴等は聞けば済むし、学歴とかほぼいらんし、
履歴書買うのも書くのも手間だし(写真とかも)、顔写真と実物が結構違ってたら、「え~!」って余分なこと考えちゃうし…(笑)

ただ、服装だけは気にします。普段着でOKなんですけど。
仕事柄、スーツとかじゃなくて全然大丈夫ですが、スーツ(っぽい)服装だとやっぱり印象よく加点しちゃいます。
相手の印象、場の雰囲気のこと考える人だということがわかりますよね。

◆採用基準について
仕事上のスキルや条件が勿論大事な上で、更にみている点としましては、
 ・(根が)真面目で誠実な人か
 ・ポジティブな発言が多いか
 ・よく笑うか(笑えるか)、笑かしてくれるか    
 ・こちらの話をしっかり聞けるか、こちらの様子をよく見ているか

などを見ながら、総合的に「信頼できそうな人か」を判断します。
最終的には、フィーリング(相性)みたいなところで決めます。
そんな決め方ができるのが小規模事業者のよいところ。

3番目の「よく笑うか?笑えるか?笑かしてくれるか?」も、かなり大きなポイントで、面談中、私は笑わせることに結構必死になります(笑)
私達の仕事では笑顔はとっても大事で必要不可欠な要素なので、緊張してても笑えないとダメなんです。笑顔は人の身心を和ませ癒しますから。。。

オフィスセラピストの仕事は、一人で見えないところで、確実に責任を持って業務を遂行してもらわないといけないので、その人の「根っこの人間性(人間力)」そして「信頼関係」が頼りの綱になります。

そんな感じで、好き放題やりたい放題やっている採用面接を経て仲間入りしてくれている我が社のスタッフ達なので素敵に決まっていますし、改めて感謝しないとですね(^^♪

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