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ウエポンカップはエンデューロ入門に最適なのか!?

2020年9月13日にモトクロスヴィレッジにて行われたウエストポイントカップ最終戦に参加してきました。 最初に言ってしまいますが、今エンデューロ、ハードエンデューロ、クロスカントリー等の有名レースを楽しんでいる方には物足りないコース難易度、ボリュームかと思います。 しかし、最初の一歩には丁度良いのではないでしょうか? 以下、参戦記です。

そもそもウエポンカップって?

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ウエストポイントカップ略してウエポンカップはバイクショップのウエストポイントが主催し、同ショップが運営しているオフロードコース、オフロードヴィレッジ及びモトクロスヴィレッジにて開催されているサーキットエンデューロレースです。

なんで出たの?

私自身は年に1回もレースに出ないほどレースの出場に興味がなく、どちらかというと週末のフリー走行を楽しむのが好きでずっとモトクロス を続けてきています。

そんな私ですが、最近モトクロスを復活した友人と話すうちに何かレースに出てみようか、となったのがきっかけでした。

最近復活した友人と楽しく乗れそうなレース、スプリント系も良かったのですがちょうど良い日程でウエポンカップが候補に上がりました。

同時に、レースに興味あるけど、本格的なのはちょっと怖いとか、最初はどのレースに出れば良いのかわからない層にウエポンカップは丁度、刺さりそうと勝手に思い、今回ウエポンカップにエントリーしました。

ちょっと出てみるか、で、簡単に出れるのがウエポンカップ(サーキットエンデューロ)の良い所の一つですね。サスペンションのセッティングも変えず、タイヤもまだ山のあるミディアムだったので替えず、本当にそのまま出場しちゃいました。 ただし、今回のようなマディの時は出来るだけ新しいタイヤを推奨します。

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クラス分けってどんな感じ?

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上記表の通りなんですが、40分クラスは最終戦スペシャル?で50分に延長されていました。

全クラス出場したわけでは無いのであくまでコース脇から見た印象ですが、40分クラス(今回は50分)は初めてのエンデューロレースに丁度良いかと思います。 今回はマディ気味でしたので少し難易度は上がっていましたが、ドライならモトクロスコースを周回出来るなら、なんら問題無い難易度です。 

タイムスケジュール

8:00〜受付、車検、ライダーズミーティング

9:00〜10:30 90分レース

11:00〜11:40 40分レース(今回は50分)

13:00〜15:00 120分レース

コース紹介(フルコース)

今回のコースは大きく分けて3つのセクションに分かれていました。モトビ開催の場合、大体このコース設定の様です。

40分クラスは難しいセクションはカットされていました。

1.本コース脇セクション

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いつも走る本コースのバンクを乗り越え、コースの裏側や脇を走るセクション。 スタートはいつものストレートからですが、すぐに脇にそれて山セクションへ向かいます。

深い轍に半泣き。 前日の雨を呪う。

2.山セクション

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山といってもちょっとした小山です。 しかし、いつものモトビには無い上り坂、下り坂、生い茂った林の中を走る感じは新鮮でした。 意外にグリップも良く、HED界隈のサカではなく、ちょっと斜度がついた道レベルです。

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2本目の上り坂はXR100等のバイクの場合、1度、坂の途中で止まってしまうと、ちょっと大変かも。

3.オーバルコースセクション

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ドライだとアクセル開け開けで楽しめるウッドチップ入りの、なんて事ない平坦なセクション。 しかし、今回は雨の影響でヌタヌタになり、今レースにおいて1番体力を奪われるセクションでした。 泣いた。 

40分クラスではカットされていた模様。40分クラスにすればよかった。。

ウエポンカップinモトビ当日

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朝から雨は降っていないものの、前日の雨の影響が色濃く残っており、マディやだなーと思いながら準備を進めました。

出場するクラスは午後からの120分クラスのカテゴリー:ベテランなので、朝の車検とライダーズミーティング後は午後まで暇です。 午前中のレースを観戦したり、パドックを周って暇つぶしをしてましたが、他のレースと比べピリピリ感は少ないですね、平和です。ピリピリ感が好きな人には物足りないと思いますが、胃が痛くなるので私は平和が良いです。

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そんなわけで、90分レースのスタートです。 当日エントリーが多かった為か、集計システムの設定が間に合わず?30分ほどスタートディレイ。 曇っていたので日は出ていなかったものの、ヘルメットを被ってこの体勢で暫く待たされた出場選手の方々はちょっとかわいそうでしたね。

事前のエントリーリストのスカスカ具合から、本当に週末のフリー走行の日より人が少なかったらどうしようと心配していましたが、当日エントリーも多かった様でそれなりに台数は集まっていました。 運営の方に聞くといつもより多い台数との事でしたので、スタートディレイはちょっとキャパオーバーが原因だったのかもしれませんね。

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Twitterでウエポンカップに参加表明したら賛同して下さり90分クラスに出場のMRPさん。 安定感が凄い、クラス3位お立ち台は流石です。 同時に上位勢はなかなかみんな速い事が判明。ヤバイ、エンデューロ初心者なのに120分ベテランにエントリーしちゃった。

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40分(今回は50分)クラスではキッズも走ります。 子供ってモトクロスコースだけ走ってるとどうしても走行ラインがみんな同じ1本になりがちなので、エンデューロを走り、走行ラインの創造性を磨くのはとても良いと思います。 あと、マシンコントロールもエンデューロだとより丁寧にしないといけない場面も多く練習になります。 私自身も無茶苦茶練習になりました。レースなのに練習になるとは。

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そしてついに午後からは120分クラスです。 ファーストライダーは友人。 午前中のクラスと比べ台数も少なく、レース中の渋滞皆無。 というか我々は遅すぎて前に追いつく事がなかったので比較的ずっとソロツーリングでした。 レースの体裁としてはもっと台数いた方が良いですが、このスカスカのフリー走行感も普通のレースじゃ味わえないので魅力的(笑)

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ベテラン4位(4台中)の私にはレース内容に語る事など何もなく。 ヌタヌタと轍に慣れてきた所でレース終了となりました。なので最終周が自己ベストという体たらく。 この10年ほど、ドライしか乗って来なかった結果です。 この結果を重く受け止めて、次回はドライのウエポンカップに出ようと思います。

まとめ

結果こそビリでしたが、レース自体はとても楽しめました。 1周目の時点で我々チームは順位じゃない、走り続けることに意味があるんだ!とスローガンを掲げ頑張った120分、コース脇では全然知らない人が応援してくれていたり、抜くときに怒鳴り散らす輩もおらず、ハンドルがかすった程度の接触でも「大丈夫?」と声をかけあえる大人の余裕を感じられる大会でした。

ですのではっきり書いておきます。

レースデビューはウエポンカップおすすめ。

ウエポンカップでレースデビューを考えてるあなた!まずは40分クラスで腕試し! トレール車やミニモトでも全然走れます。 出来ればタイヤだけは新しい物をお勧めします。

最後に、素敵なレースを開催してくれたウエストポイント、並びに当日運営をされていたオフィシャルの方々に感謝いたします。ありがとうございました。





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