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2022年Twitterでの今年の私的ベスト日本酒上半期10選ランキング集計
何だかんだでランキング集計も今回で4回目。
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#今年の私的ベスト日本酒上半期10選
をばっくりと銘柄で取りまとめようという記事です。
情報を集めたうえ、色々と文字を編集しないといかんので、かなり手作業なのですがもはやそれが楽しかったりします。
人の個性が見えたり、流行の兆候をつかめたり・・・
そんなわけで2022年もとりまとめてみました。
2019年はこちら
2020年はこちら
2021年はこちら
※同じトップ画
尚、2022/06/01~2022/7/5(AM)までの情報です。大体110人ほどで1116票集計しました。必ずしも10挙げているわけではないのでこのような数字です。
今年も皆さん確り特定名称や酒米だとか細かく商品が記載されていましたが、集計が多岐に渡るので、大ざっぱな銘柄でまとめました。
当然、ものが変われば味も変わるので、あくまでお遊びとして参考にして頂けたら幸いです。
今年も折角なので20位まで発表。一応出典のリンクに飛べば購入できるようにしました。売り切れもあると思いますが・・・
19位(同率10票):田酒/西田酒造(青森)
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出典:Amazon
昨年の青森県三蔵が同じ青森の酒米で醸す、三ッ友恵プロジェクト以降、今年も青森の蔵元さんとコラボしておりまだまだ面白い動きがあります。今年も目が離せません。
19位(同率10票):日日/日日醸造(京都)
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出典:日日醸造公式HP
にちにち、と読みます。松本日出彦氏による武者修行シリーズも終わり、5月よりレギュラー商品。早々に大人気で堂々のランクイン。今後も期待大!
17位(同率11票):鍋島/富久千代酒造(佐賀)
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出典:Amazon
前回14位の鍋島が17位。下がったというよりここら辺の有名銘柄はもはや当たり前に人気です。確り定番でも票を稼ぎました。ワイングラスで是非。
17位(同率11票):ソガペールエフィス /小布施ワイナリー(長野)
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出典:Amazon
前回4位から17位ですが、わっと出た人気から確り定着したととらえた方がよいでしょう。そもそもワイナリーながらも限定で発売される日本酒でのランクインが凄まじい。今年もヌメロシスが特に人気でした。
16位(12票):くどき上手 /亀の井酒造(山形)
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出典:Amazon
元々人気な銘柄ですがランクインは初。くどき上手Jr.が底上げをしたようです。六代目・今井俊典氏が醸す責任醸造酒とのことなので、これからさらに楽しみなお酒です。
15位(同率13票):寫樂(写楽) /宮泉銘醸(福島)
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出典:Amazon
今年もしっかりランクイン。そのバランスの良さはいつ飲んでも安心できます。
15位(13票):吉田蔵u /吉田酒造店(石川)
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出典:Amazon
あの手取川を醸す吉田酒造店のリニューアル銘柄。モダン山廃と名乗る通り、ワイングラスに合うような料理にも合わせやすいお酒。来年はさらに人気が出るであろう銘柄です。
13位(同率13票):あべ/阿部酒造(新潟)
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出典:
2016/07/01スタートの銘柄。そして何と4年連続ランクイン。人気を確実のものにした感じですね。各季節酒は都内では早々に売り切れております。
12位(16票):光栄菊 /光栄菊酒造(佐賀)
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出典:Amazon
2019年12月から発売開始した光栄菊。前回5位から12位。昨年は中々手に入らなかったのが、今年は大分手に入りやすくなってきた印象を受けます。しかし、変わらず人気で納得のランクイン。
11位(17票):仙禽 /株式会社せんきん(栃木)
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例年、季節酒が票を稼いでたイメージですが、今年は仙禽クラシックだったりと仙禽銘柄で票を得ていた印象です。確実に広まってますね。
10位(同率19票):花陽浴(はなあび)/南陽醸造(埼玉)
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出典:Amazon
今年もこの華やかな香りの魅力に取りつかれている方が多かった模様。インフルエンサーしぬこさんが新政と共に良く買ってた気がします。
10位(同率10票):黒龍/黒龍酒造(福井)
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昨年まさかのランク外から返り咲き。自分で20位までの発表にしておいてなんですが、このレベルのお酒になるとランク云々はあまり意味ないかなとも思ってしまいます。
8位(同率20票):総乃寒菊/寒菊銘醸(千葉)
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前回5位から8位。ただし得票数は同じでしたので、今年はより上位銘柄に票が集まったといったところでしょう。とりわけOCEAN99が人気でした。
8位(同率20票):飛鸞/森酒造道(長崎)
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個人的に上半期Twitterでよく見た銘柄です。初ランクイン。よこやまと言い、長崎の日本酒盛り上がってます。
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7位(22票):AKABU/赤武酒蔵(岩手)
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出典:Amazon
票も順位も微増と思わせつつ、今年はAKABU AIRが特に人気でした。順位だけ見ると変わらずの人気にのようですが、その内容は結構違うというパターン。力があるのは間違いないですね。
6位(同率27票):而今/木屋正酒造(三重)
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前回から10票以上伸ばし、まだまだポテンシャルを見せました。何となくですが外食で見かけるようになった気がするのですが、それもあるのでしょうか。
5位(28票):十四代/高木酒造(山形)
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出典:Amazon
前回の6位から5位ですが、票数は減。と言ってもその実力は間違いないのは皆さんご存じのはず。もはやあえて挙げる必要がないって判断も考えられます。
3位(同率39票):信州亀齢 /岡崎酒造(長野)
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前回同様3位。昨年ですでに圧倒的人気とも言えましたがその勢いは衰えず。もうプレミア酒といってもいいかもしれません。
3位(同率39票):産土 /花の香酒造(熊本)
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出典:いまでや
うぶすなと呼びます。代表銘柄、花の香が熊本限定となり、そのタイミングでさらに一部特約店限定で発売された産土。発売日から即売り切れでした。僕も何とか1本買えましたがその日以降全くお目にかかってません。微発泡でモダンな味わい。
2位(41票):天美/岡崎酒造(山口)
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昨年初ランクインでいきなりの2位でしたが今年はさらに票を伸ばして2位。信州亀齢同様人気を確実なものにしました。さらに今年は純米吟醸薄濁り生原酒、通称桃天を挙げる方が多かったです。
1位(55票):新政/新政酒造(秋田県)
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今年も例によって新政です。3年連続1位!とはいえ、今回もNO.6やカラーシリーズ、陽乃鳥なども新政ってくくったわけですが、10選のうち9つ、新政ブランドを上げている熱烈ファンの方もいました。
10周年のイベントが終わり落ち着くかと思えましたが、全くもって何のその。カラーズシリーズも新しいカラーが増え、より一層「新政」を挙げる方は増えてました。
まとめ
コロナの規制もだいぶ解除され色々飲める方も増えたのではないでしょうか。
そんな解放感からかガス感のある日本酒の人気が高まったようにも思えます。産土、飛鸞、吉田蔵uとモダン系の新銘柄が一気に人気が高まりました。
昨年の天美や信州亀齢もそうでしたが、SNSが当たり前の時代故に、人気に火が付くと凄まじい勢いで広がりますね。
Twitter上では、原酒・低アルコール・微発泡がフックになっているように思えました。
あとは個人的にも好きなのですが稲とアガベの中でも稲とホップを挙げている方が多かったので来年さらに期待したいです。
また来年!